Month: May 2025

井上尚弥からダウンを奪った挑戦者カルデナス「私の実力を示せた」/一問一答

【ラスベガス(米ネバダ州)4日(日本時間5日)=藤中栄二】WBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29歳、アメリカ)が、4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32歳、大橋ジム)に8回TKOで敗れました。試合前の予想では不利とされていましたが、第2ラウンドで強烈な左フックを決め、井上からダウンを奪うなど奮闘を見せました。カルデナス選手の一問一答は以下の通りです。-第2ラウンドで左フックが決まったが、その時の感想は?「井上選手のパンチは非常に強力でした。特に6、7、8連打のパンチが印象的でした。最高のボクシングを目指して準備してきましたが、ダウンを奪えたことによって、自分の実力を証明できたと感じています」-井上選手との試合についての手応えは?「素晴らしいテンポで試合を進められたと思います。ファンの皆さん、会場にお越しくださり感謝しています。」

大阪桐蔭・森陽樹、“5回無安打ピッチング”で見事な奪三振ショーを披露し、準々決勝へ進出「夏の最後まで見届けます」とNPBスカウト

2022年以来、3年ぶりの春王者を狙う大阪桐蔭が、プロが注目する右腕の見事な奪三振ショーで準々決勝進出を決めました。ネット裏にNPBスカウトが集まる中、先発した最速153キロ右腕の森陽樹投手(3年)は、5回を投げて無安打8奪三振無失点の"ノーノー"投球を披露し、スコアボードにゼロを刻みました。「秋の近畿大会初戦で敗れて以来、新しいチームでまだ優勝できていない」と悔しさを胸に秘めたピッチングでした。昨年の秋は背番号1を背負っていましたが、今回はプロが注目する中野大虎投手(3年)にエースナンバーを譲り、背番号10で試合に臨みました。巧みに三振を奪い、走者を許したのは初回に与えた四球の1人だけで、二塁を踏ませない完璧な投球を見せました。「春も負けたら、夏の大会はないという気持ちで全力で戦い、必ず勝ちます」と決意を述べました。この日、NPBスカウトのスピードガンで最速147キロを記録しました。視察した広島の鞘師スカウトは、「カーブが特に良かった。素材が元々素晴らしく、中盤からは力みが消えていた。夏の最後まで注視していきます」と評価しました。

大谷翔平と井上尚弥を米国ESPNが同時に特集「見逃せないモンスターマッチアップ」

この日の試合を全米放送しているアメリカのスポーツ専門テレビ局ESPNは、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手(30)と、プロボクシングで4階級制覇を成し遂げた井上尚弥を取り上げ、日本の2大スターに注目しました。 ラスベガスで行われる井上の試合は、ESPNが大谷の試合後、アメリカ東部時間午後10時(日本時間5日午前11時)から放送予定です。ESPNは公式X(旧ツイッター)で大谷と井上の写真を並べ、野球とボクシングの試合を同時にプロモーション。「見逃せないモンスター・マッチアップ。ダイヤモンドとリングの上で最高のスターが今夜、大活躍!」と紹介しました。 野球の試合放送中にも井上の試合の告知が挿入され、元サイ・ヤング賞受賞のピッチャーで野球解説者のデービッド・コーン氏も「モンスター!」と声を上げるなど、楽しみにしている様子が見られました。

【写真特集】井上尚弥のラスベガス防衛戦を盛り上げるラウンドガールたち

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が4日(日本時間5日)、米ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を行なう。 ゴングを前に会場を盛り上げるラウンドガールたちを紹介します。 井上尚弥、5・5防衛戦 カルデナスと米ラスベガスで激突/ライブ速報中 リングを彩るラウンドガール1 リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール2 リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール3 リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏) ラウンドガール3人でアピール リングを彩るラウンドガール(撮影・菅敏)...

【高校野球】大阪桐蔭プロ候補コンビが昨秋から背番号を変更 主将中野大虎7→1、森陽樹1→10

4回戦まで非公開で行われた大阪府予選。一般観客を入れた今春初の試合で、大阪桐蔭のスターティングメンバーが発表されました。プロ注目のコンビの背番号が新しくなりました。昨秋、キャプテンに就任し背番号7を背負っていた中野大虎投手(3年)は、今春から背番号1を付けてベンチ入りしました。また、この日先発の森陽樹投手(3年)は背番号10を着けてマウンドに立ちます。精華高校とのスターティングメンバーは以下の通りです。【精華高校】1番遊撃 門田 背番号6(2年)2番中堅 桑野 背番号16(2年)3番左翼 三井 背番号7(2年)4番一塁 国武※ 背番号1(3年)5番三塁 岩間 背番号5(3年)6番二塁 山下 背番号4(2年)7番捕手 土橋 背番号2(2年)8番投手 陶器 背番号10(3年)9番右翼 住吉 背番号9(3年) 【大阪桐蔭高校】1番遊撃 宮本 背番号6(3年)2番左翼 中西 背番号15(2年)3番中堅 畠中 背番号8(3年)4番一塁 吉野 背番号3(3年)5番右翼 内海 背番号9(2年)6番捕手 増田 背番号2(3年)7番三塁 古門 背番号5(3年)8番二塁 桑元 背番号4(3年)9番投手 森 背番号10(3年)※…主将

渋野日向子、前日の自己ワーストから切り替えられず60位に

渋野日向子(26=サントリー)は3バーディー、4ボギーで73を記録し、通算2アンダーの286で、日本選手7人の中で最下位の60位に終わりました。 第2ラウンドでは今季自己ベストの65を記録しましたが、第3ラウンドでは同ワーストの78とスコアが不安定で、最終日もスコアを落としてしまいました。 「できるだけ上を目指しましたが、なかなか(第3ラウンドの)流れから切り替えることができませんでした」と語る一方で、「2日目のスコアは奇跡的だと思いますけど、それが出たことを前向きに受け止めています」と明るさも忘れていません。 ◆放送&配信 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアーの29大会を放送・同時配信しています。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用のカメラも全大会で視聴可能です。

久保建英、攻撃力低下のレアル・ソシエダードに「試合を支配していた頃のラ・レアルが少し懐かしい」

【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードはビルバオとのホーム戦で0-0の引き分けに終わり、これで4試合連続の勝利なしとなりました。 日本代表のMF久保建英選手(23)は、この試合で右ウイングとして出場し、2本のシュートを放ちました。後半4分には左足で打つかと見せかけた後、フェイントから右足でシュート。しかし、枠内に飛んだボールはGKウナイ・シモンによってセーブされました。また、後半35分にはペナルティエリア内の右から左足でのシュートを試みましたが、相手選手にブロックされました。 久保選手は自身のシュートについて振り返り、「2本目のシュートに関しては、もう少し余裕があった分、遠くを狙っても良かったかもしれませんが、選択肢としてニアを狙った結果、防がれてしまいました」とコメントしました。 チームの現状について、攻撃の鋭さが以前のように見られず、ボールのキープにも苦戦している現状を指摘しました。 この状況に対し、「今シーズン残りの試合だけでなく、来シーズンや将来に向けて変わる必要があります。皆さんが同意して下さるかは分かりませんが、個人的には以前のようにチャンスを次々と作り、試合を優勢に進めていたラ・レアルが少し懐かしいです。最近のラ・レアルにはそれが欠けています」と語りました。

大谷翔平、力強いヒットもドジャースの連勝は7でストップ/ブレーブス戦 詳細

大谷翔平選手(30)は7回に強烈な二塁打を放ち、同点機を演出しましたが、ムーキー・ベッツ内野手(32)らの反撃が及ばず、ドジャースの連勝は7でストップしました。大谷は第4打席まで、見逃し三振、四球、中飛、中二塁打という結果でした。 ドジャースはブレーブスに惜しくも敗れ、連勝は7でストップしました。 チーム123456789計 ド0001011003 ブ20200000×4 【本】ライリー(7号2ラン)、ライリー(8号2ラン)、ロハス(1号ソロ) 大谷翔平第4打席 7回2死走者なし ブレーブス投手は左腕リー カウント2-2からの5球目、高め153キロの直球を叩き、鋭い中前二塁打へ。 ブレーブス対ドジャース 7回表ドジャース2死、大谷は中堅に二塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎) ブレーブス対ドジャース 7回表ドジャース2死、大谷は中堅に二塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第3打席 5回2死走者なし ブレーブス投手は右腕エルダー 1-2からの4球目、内角寄り136キロのスライダーを打ち、中飛。 ブレーブス対ドジャース 5回表ドジャース2死、大谷は中飛に倒れる(撮影・滝沢徹郎)

東洋太平洋フェザー級王者の中野幹士、米国デビュー戦で4回TKO勝利「こんなにうまくいくとは」

【ラスベガス(米ネバダ州)4日(日本時間5日)=藤中栄二】東洋太平洋フェザー級王者でIBF世界フェザー級ランキング8位の中野幹士(29=帝拳)は、米国デビュー戦で堂々たる勝利を収めました。対戦相手は元WBO北米フェザー級王者のペドロ・マルケス(30=プエルトリコ)で、結果はレフェリーストップによる4回TKO勝利。サウスポーのスタイルから放つ左ストレートで2度のダウンを奪い、3回にはさらに追加のダウンを記録。4回には左ボディーストレートでさらに相手を倒し、最後は右のボディーブローで試合を決めました。合計5度のダウンを奪った中野は、勝利後にコーナーによじ登って喜びの雄たけびを上げた理由について「うれしかったから」とコメント。試合直前まで緊張で落ち着かない様子だったことも明かし、「リングでは一生懸命だった。こんなにうまくいくとは思わなかった」と満足げな笑顔を見せました。これでプロ戦績は13勝(12KO)無敗。8連続KO勝利という素晴らしい記録を更新し、「鉄の拳」と称される圧倒的なパンチ力を存分に発揮し、T-モバイルアリーナに集ったファンを圧倒しました。米国のメディアから「また米国で試合をしたいか?」と質問されると、「できるならまたやりたい」と意欲を示しました。現在IBFで8位にランクインしている中野。試合会場にはIBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国)も視察に訪れており、試合後には彼との対面が実現しました。レオは24日に控えるIBFランク1位の亀田和毅(TMK)との初防衛戦について「すごく良い動きでシャープに見えた。IBF8位なので、将来対戦する可能性もあるだろう」と中野に声をかけました。これを受けて中野は「もし世界戦が組まれたら一生懸命やりたい」と新たな決意を示しました。

今永昇太、6回途中2失点で2敗目 左太もも裏の痛みで途中降板「大変ショックです」

カブスの今永昇太投手(31)は、5回2/3を4安打2失点1四球4奪三振で途中降板しました。打線からの援護は得られず、今シーズン2敗目(3勝)を喫しました。試合の立ち上がりは、1回に1死から連打を浴びましたが、その後のバッターを抑えて無失点でスタートしました。2回と3回はいずれも三者凡退で切り抜けました。4回には1死から安打による走者を出しましたが、落ち着いて後続を断ち切りました。さらに5回は再び三者凡退に抑えました。しかし6回1死一、二塁の場面で一塁ベースをカバーする際に、左足の太もも裏の異常を訴え緊急降板しました。救援投手が2走者を返したため、今永に失点がつきました。球数は84球、防御率は2.82でした。今永は前回の登板(4月29日)のパイレーツ戦でも、両足のけいれんで6回途中で降板していました。試合後、地元メディアに対して、今回の痛みが前回のけいれんとは異なる場所であることを説明しました。「初めての箇所なので、明日詳細をチェックする必要があります。今週は体の状態がとても良かったので、このようなケガの前兆はまったくありませんでした。非常にショックです」と語りました。また「普通に歩くことはできているので、症状がどの程度か、初めてのことなのでまだ分からない」と慎重にコメントしました。