Month: May 2025

オリンピック陸上メダリスト逮捕、元交際相手に暴行の疑い パリ五輪で銅メダルのフレッド・カーリー

陸上男子100メートルで、2021年の東京オリンピックで銀メダルを獲得し、2024年のパリオリンピックでは銅メダルを手にしたアメリカのフレッド・カーリー(29歳)が、元交際相手の女性に暴力を振るった疑いで、フロリダ州で1日に逮捕されました。このニュースは、スポーツ専門サイト「アスレチック」が2日に報じました。カーリーは今年1月にも、警官とのトラブルで逮捕されています。また、彼は2022年に地元アメリカで開催された世界選手権オレゴン大会で優勝を果たしました。(共同通信)

山本由伸の4勝目目前、突然の豪雨で試合中断 8回終了でグラウンドにシートがかぶせられる

突然の豪雨によって試合が中断しました。試合が進み、ドジャースが2-1でリードしていた8回に、3番手のタナー・スコット投手(30)がマウンドに上がると、雨が降り始めました。観客たちも屋根がある場所へ移動する姿が見受けられ、8回が終わると雨脚がさらに強まりました。シートがグラウンドにかぶせられ、試合は一時的に中断されました。先発した山本由伸投手(26)は、6回を投げて1安打、2四球、無失点、6奪三振の好投を見せ、4勝目を目前にしてマウンドを降りています。一方、大谷翔平選手(30)は、4打席中空振り三振、空振り三振、二ゴロ、右直と奮闘しました。この日から、ドジャースはブレーブス、マーリンズ、ダイヤモンドバックスとの10連戦に入ります。

井上尚弥、アウェー予測の3度目ベガス「挑発はしないように」過去2度はコロナ禍/一問一答

【ラスベガス(米ネバダ州)2日(日本時間3日)=藤中栄二】プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が3度目のベガス決戦に向け、MGMグランドで公式会見に臨んだ。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、両者そろって登壇。緊張感あふれる17秒間のフェースオフ(にらみ合い)も展開した。なお主な一問一答は次の通り。◇  ◇  ◇  ◇-3度目のベガスは過去2回と違うか井上 前回、前々回はコロナ禍、パンデミックの中での試合だった。今回、このT-モバイルアリーナで試合することが、まず今回1番の違いだと思う。-初めてのT-モバイルアリーナでの試合。あなたにエネルギーを与えるか井上 米国のこれだけの大きな会場で試合ができるのは自分自身、すごくモチベーションもある。当日はシンコ・デ・マヨ(メキシコの国民の祝日)という日で試合するということで、当日の試合の雰囲気というのがちょっと分からず、アウェーになるかもとちょっと予想しているので、当日どんな雰囲気で試合するのか非常に楽しみ。-日曜日はどんな印象的な試合にしたいか井上 1つ望むのであればしっかりとボクシングをみせた上で、中盤にKOというのは自分の中でも1番良い形の試合の終わらせ方と想定している。まず日本でみせているパフォーマンスというものを1番に考えて、米国のお客さんの前でしっかりとボクシングをお届けしたいと思う。-過去の対戦相手でカルデナスと似ている選手はいるか井上 似た選手というのは自分の中では考えにくいが、非常にまとまった選手であると思うので。非常に当日は自分にとっても、すごく良いボクシングができるのではないかと期待している。-カルデナスの前で今後の試合について話することを気にする井上 いいえ。-自分自身の1番の強みは井上 パワーというものをすごく言われがちですけど、デイフェンスだったり、距離感だったり、当て感だったりとかが1番突出しているかなと思う。-1月の金芸俊戦では試合と途中に「こい、こい」と挑発を受けた。倒してやろうと思ったか井上 そうですね、ちょっとイラッとしましたけど。瞬時に倒してやる、と思いましたね。なので挑発はしないように(笑い)【井上尚弥5・5防衛戦】カルデナスと米ラスベガスで激突/試合当日ライブ速報します>>【特集ページ】井上尚弥のコラム、戦歴など>>

大谷翔平、数センチ単位の調整で見事な復調を遂げる ― 直近5試合で打率4割超え

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、再び本来の実力を発揮し始めています。父親のリストから復帰後、4試合で16打数2安打、打率1割2分5厘と苦戦を強いられていましたが、最近の5試合では19打数8安打、打率4割2分1厘という劇的な改善を見せました。MLB公式データ分析サイト「Baseball Savant」によると、昨年に比べ、ボールを捉える位置がピッチャー側にずれていたことが判明。また、右投手に対する打撃スタンスもやや開いていました。打撃コーチとの話し合いを経て微調整が行われ、完全復調に向けて進んでいます。(取材・構成=斎藤庸裕)      ◇     ◇     ◇ V字回復の背景には理由がありました。春先は毎年、本調子には至らないことが多いとされています。4月というシーズン序盤で絶対的なデータは少ないものの、右方向に引っ張ったゴロの割合が今季は32.1%(4月終了時点)と過去7年間の平均を10%上回っています。ゴロに限定すると54.3%で、例年より15%増加。このデータは、大谷選手が不調時に見せる傾向を示しています。 「Baseball Savant」によれば、昨年に比べてボールを捉えるインパクトの位置に変化が生じていました。昨年は3.7インチ(約9.4センチ)で捉えていたのに対し、今季は1.6インチ(約4.1センチ)と約5センチ前に位置しています。ベイツ打撃コーチは、「ライト方向への打球では、ボールを前で捉えるようになります。これは投球に対する動き始めのタイミングに問題があります。早く動こうとすると体が開き、ポイントが前になってしまう」と分析しました。 大谷選手が打撃で最も重視する構えにも誤差がありました。昨年に比べスタンスは2.2インチ(約5.6センチ)広がり、右投手に対して体を開く角度が昨季の7度から今季は8度に。ベイツ打撃コーチは「意図的ではありませんでした。左投手の時のように自然と開くようになっていて、今は元に戻しています」と述べました。事実、約1週間前の時点では対右投手で体の開きの角度は9度でしたが、そこから修正され8度に。昨年の状態に近づいています。 シカゴ遠征(4月22~23日)で大谷選手と話し合ったことを、ベイツ打撃コーチによりますと、「自分を信じずに早く(体を動かして)打とうという感じがあった。詰まってもいい、打ち負けてもいいと思えると、もっと自分を信じて(引きつけて)打てるようになる」と話しました。すると、大谷選手は26日のパイレーツ戦で3安打を記録し、左中間へのライナーで二塁打もマーク。30日のマーリンズ戦では中堅フェンス直撃の三塁打を放ちました。わずかなズレを数度、数センチ単位で調整し、状態を向上させ、前半戦で最初の重要な敵地10連戦に挑みます。

山本由伸、初の月間MVP受賞 ロバーツ監督も「他選手と比べて群を抜いている」と称賛

ロサンゼルス・ドジャースの投手山本由伸(26歳)が、投手部門で月間最優秀選手(MVP)を初めて受賞しました。MLBにより試合前に発表され、対象期間は3月18日の開幕戦から4月までです。山本はこの期間に6試合の登板で3勝2敗を記録し、防御率1.06、43奪三振、WHIP(1イニング当たりに与える平均の走者数)1.00、被打率.190という成績を収めました。防御率はリーグでトップ、奪三振は同7位タイ、WHIPは同8位タイ、被打率はメジャー全体で10位にランクインしています。ドジャースのロバーツ監督はブレーブスとの試合前に、「今年は自信を取り戻し、日本にいたころのような姿以上の投手に成長している。他の選手と比べても群を抜いている。とても嬉しいことだ。今シーズン、もう1度、2度と(月間最優秀投手を)受賞しても不思議ではない」と語りました。チームはこの日より10連戦の遠征が始まります。初戦は山本が先発を務め、調子を上げているブレーブスを相手に敵地でのマウンドに上がります。

井上尚弥、宣言通り「中盤に確実にKO」達成して世界1位に!17秒のにらみ合い

【ラスベガス(米ネバダ州)2日(日本時間3日)=藤中栄二】プロボクシングの4団体統一スーパーバンタム級王者、井上尚弥(32=大橋)は、中盤KOでラスベガスのファンを魅了する意気込みを語りました。4日(日本時間5日)にT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、MGMグランドで行われた公式会見で「しっかりとボクシングを見せつつ、中盤にKOで終えるのが自分にとって最良の試合の終わり方だと考えています」と述べました。 会見に同席したカルデナスとの撮影時には、17秒間のにらみ合いを見せた井上は、「非常に落ち着いてこの試合に臨んでいると感じました。そして同時に、自信を持っている姿勢も感じ取れました」と、戦いへの心構えを整えました。先月23日にロサンゼルスで行われた公開練習でもカルデナスと顔を合わせましたが、今回は試合2日前ということもあり、緊張感が漂っていました。 カルデナスをKOで撃破すれば、世界戦通算KO勝利数で元WBA世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)を越え、23KOで世界単独トップに立ちます。米国のレジェンドの記録をラスベガスで超えることとなりますが、井上は「記録にこだわるわけではなく、この試合は自分のためにKOで終えたいと考えています。記録のためではなく、自分自身のために試合を作り上げたい」と話しました。 試合が行われる2万人収容のT-モバイルアリーナもチェックし、「大きいと感じましたが、東京ドームも経験していますので、特に緊張はしていません」と平常心を保っていました。

山本由伸、顔面直撃の173キロ弾丸ライナーを見事に回避 卓越した反射神経で危機を脱する

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)は、相手の強烈な打球を巧みに回避しました。試合は1回、2アウト一塁の場面でメジャーリーグ通算263本塁打を誇るオルソン選手と対戦。1ボールからの2球目、真ん中付近に投げた速球がオルソン選手に打ち返され、その打球は山本投手を目指して真っ直ぐ飛んできました。球速は107.7マイル(約173キロ)で顔面を直撃する恐れがありましたが、山本投手は冷静にグラブを伸ばして避け、打球はそのままショートを守るベッツ選手に捕球されました。昨シーズン、山本投手は4月25日(現地26日)のワシントン・ナショナルズ戦でも、打球速度168キロのピッチャーライナーを見事に捕球しており、その反射神経の良さは定評があります。

渋野日向子イーグル2連発「自分でもびっくり」通算-9 首位争いへ/ブラックデザート選手権

42位からスタートした渋野日向子選手(26=サントリー)が、驚異的な追い上げを見せました。2つのイーグルに加え、5つのバーディー、2つのボギーを記録し、今季の自己ベストとなる65で回りました。これによりスコアを7つ伸ばし、通算9アンダーで優勝争いに食い込んできました。2019年の全英女子オープンでは初出場で優勝を果たし、2022年には米ツアーへの本格参戦を開始、今年で4年目です。2勝目を視野に入れたところです。最大の話題は2連続イーグル。10番からスタートし、13番のパー5と14番のパー4で連続してイーグルを獲得しました。4つのパー5ホールすべてでバーディー以上を記録し、ショットとパッティングが絶妙にかみ合いました。ここで渋野選手への主なインタビューをご紹介します。-今日を振り返って渋野選手: 「2連続のイーグルは本当に驚きました。その後も集中力を切らさずにプレーできて、ボギーもありましたがすぐに切り替えられたので良かったです。」-前半の12番ホールでのボギーについて渋野選手: 「ボギーになったのは岩に当たって池に入ったからでした。不幸中の幸いで、ボールが見つかって良かったと思っています。ボギーで終わったことで、切り替えも早かったです。」-2連続イーグルの感想渋野選手: 「まさに驚きでした。特に14番のイーグルは見えなくても良い飛びだったので、ギャラリーの皆さんも盛り上がってくれて嬉しかったです。」-ショットについて渋野選手: 「ショットが本当によく決まりました。ラインも素晴らしかったですし、ショットのおかげでイーグルが取れました。」 渋野選手: 「最近ショットが良くなっていると感じていましたが、パットがなかなか決まらず、スコアに結びつかない日々が続いていました。でも今回はラッキーなイーグルやパッティングがうまくいったので、良いスコアを出せました。ショットの精度は昨年よりも高くなっていると思います。」-難しいグリーンでの集中力について渋野選手: 「微妙なラインや外してしまうパットもありましたが、下りのパットや最後の1メートルを切るショートパットなど、しっかりと打ちきることができ、この結果につながりました。」-決勝ラウンドに向けての抱負渋野選手: 「2日間残っているので、しっかり集中して上位で終われるよう頑張ります。少しの緊張もありますが、楽しんで自分らしいプレーができるようにしたいです。」◆放送&配信情報 WOWOWでは、LPGAゴルフツアー29大会を放送・配信中。日本人選手専用カメラも全大会で視聴できます。

大谷翔平「1番DH」で参戦、山本由伸は4勝目狙う/ブレーブス戦ライブ速報

ドジャースの大谷翔平選手が「1番DH」として先発。山本由伸選手が先発投手として出場します。 5月3日から始まる初戦ではブレーブス、続いてマーリンズ、ダイヤモンドバックスとのアウェーでの10連戦となります。 試合は午前8時15分開始予定で、試合が始まり次第、ライブで速報いたします。 チーム123456789計 ド 0 ブ 0 大谷翔平 第1打席 山本由伸 1回目登板 1番   2番   3番   ドジャース大谷翔平(25年4月撮影)

【フットサル】「うわあああ」女子代表バスが危機一髪…アジア杯前、中国で道路陥没…須藤優理亜が投稿

女子フットサル日本代表の一員で、スペイン1部のトレブランカ・メリリャで活躍するGK須藤優理亜(24)が2日、自身のストーリーズを更新しました。AFC女子フットサルアジアカップ(アジア杯)に備えた中国での練習風景を公開しました。「うわああああ」。日本人女性の驚いた声が動画に収められていました。日の丸が描かれたチームバス、恐らく日本代表選手らを送迎する大会公式の赤いバスが、事故になりかけた瞬間の映像が映っていました。道路が突然陥没し、バスの大きな後輪が落ち込みましたが、バスは勢いをつけてその場を脱出。その際、「おおぉ~」という歓声と拍手が湧きました。アスファルトが崩れた現場を目にし、「ヤバくない? ヤバっ」という驚きの声も。日本代表選手らがその場に乗っていたかどうかは、確認されていません。一方、和やかな姿も。須藤選手は白鳥ガチョウをモチーフにした大会公式マスコット「ヤン・リン」との2ショット動画を公開しました。今大会は、今年11月にフィリピンで開催されるFIFAフットサル女子ワールドカップ(W杯)のアジア予選も兼ねています。世界ランキング10位の日本は、W杯初出場とアジア大会初優勝を目指します。上位3カ国にWEリーグ杯の出場権が与えられる中、1次リーグではタイ、インドネシア、バーレーンと同じグループに属しています。優勝候補とされるライバルは、前回の2018年大会で優勝した同ランキング9位のイランです。須藤選手はSNSを通じて日本代表やスペインでのチームメイトの様子を発信しており、私服や水着姿などのプライベートショットも投稿しています。