Month: May 2025

大谷翔平、伝説の球場で今季10盗塁目を達成 フリーマンの2ランホームランで得点

ドジャースの大谷翔平選手(30)は「1番DH」として試合にスタメン出場しました。最初の打席は、無死でアルカンタラ投手と対決し、カウント2-2から内角の98.9マイル(約159キロ)のボールで空振り三振となりました。第2打席では1-0の3回1死から、フルカウントとなり低めのチェンジアップを見極め、四球で出塁。その後、ベッツ選手の初球でスタートを切り、今季10個目の盗塁を成功させました。さらに、2死二塁からフリーマン選手の7号2ランホームランでホームに戻りました。この試合が行われたローンデポパークは、2023年WBCで優勝し、昨季「50-50」を達成した名スタジアムです。今季の大谷選手は試合前時点で、打率.293、8本塁打、11打点、9盗塁と好調を維持しており、OPS(出塁率+長打率)は.965という成績を残しています。

【記者の目】バレーSVリーグ課題浮き彫り 試合数、判定不信…後回しでは遠のく「世界最高峰」

2030年までに「世界最高峰」を目指すSVリーグ。その初年度は、華々しい成果と解決すべき課題が同居した。レギュラーシーズン(RS)の観客動員数はVリーグ最終年の前季比204%増の103万4668人に達し、男子は66万4709人で1試合平均3000人超を記録。イタリアやポーランドのトップリーグに匹敵する数字に、リーグは「順調な滑り出し」と自信を示した一方、数々の問題点が浮き彫りとなった。選手から不満の声が相次いだのが試合数の不均衡。男子RSは10チームによる4回総当たり(36試合)と前シーズン順位に基づく追加8試合で計44試合を戦うが、追加試合の割り振りにより特定チームとの対戦頻度に偏りが生じ、公平性が疑問視された。大阪Bの西田がSNSで「バレーボール以外の部分で納得いかない部分が今シーズンは多すぎる」と運営の見直しを訴え、山内らトップ選手が次々と賛同。リーグは選手の声を「初年度ゆえの当然の反応」と受け止めながらも、来季は現行フォーマットを維持する方針で、早急の改善は見込めない。判定の不透明さも選手の不信を招いた。相次いだ公式記録の得点の誤りと、プレーオフでの誤審騒動。レフェリングの均一化を求める西田らプレーヤーの声は真摯(しんし)に受け取るべきだ。また、昨年度から倍増した44試合のRSに加え、決勝の会場についても選手に大きな負担を強いた。愛知の関田は女子が固定会場でプレーできるのに対し、男子が初戦と第2戦以降は別会場となることについて「(適応は)大変なこと」と指摘。また、第2戦以降は会場で事前の練習ができず、サントリー大宅は「しっかりと考えて欲しい。普通はありえないこと」と声を大にした。男女の人気格差も顕在化した。女子は1試合平均入場者数が前季比31%減と低迷。初代王者が決まった決勝第2戦ですら4300人にとどまった。この現状に大阪M田中は「女子バレーをもっと応援してほしい」と切実な思いを吐露。リーグは「女子はこれから」とするものの、即効性のある方法を探すことは容易ではない。「初年度だから」と言えばそれまで。だが、選手からの声をないがしろにし、課題を後回しにすれば、「世界最高峰」の夢の実現は遠のくだろう。選手との対話強化と迅速な改革が、リーグの未来を切り開く鍵となる。【バレーボール担当=勝部晃多】【バレーSVリーグCS男子決勝第2戦ライブ詳細】こちら>>

【巨人】阿部慎之助監督が今季2度目の試合後会見を回避 10失点の大敗に無言で球場をあとに

巨人の阿部慎之助監督(46)は、今シーズン2度目となる試合後の会見を回避しました。先発投手として登板した戸郷翔征(25)は、中盤に打ち込まれました。4月11日の広島戦(マツダスタジアム)以来、24日ぶりの1軍登板で、6回を投げ5安打3失点でした。その後、2番手の横川凱投手(24)が2回で4失点、3番手の堀田賢慎投手(23)が1回で3失点し、合計10失点という大敗を喫しました。打線は、3回に若林楽人外野手(27)の右犠飛で先制しましたが、それ以降は沈黙しました。通常、試合後には阿部監督が取材に応じますが、今回、広報担当者は報道陣に対し「今日は『お話しすることはありません』」と伝えました。

【中日】途中交代の細川成也が右ハムストリングスの不調で欠場へ

中日ドラゴンズの細川成也選手(26歳)は、右ハムストリングスのコンディション不良により、しばらく試合から離れることになりました。DeNAベイスターズとの試合(バンテリンドーム)で、細川選手は右太ももの裏を痛め、6回の守備から交代しました。5回の打席で深い内野ゴロを放ち、一塁へ向かう途中、右太もも裏を手で押さえスピードが落ちました。試合中に医療機関を受診し、球団は「今後はトレーナーと共に状態を確認し、早期復帰を目指します」とコメントしています。これまで全30試合に出場し、打率は1割9分1厘、2本塁打、7打点を記録しています。2年連続で20本以上のホームランを記録している主力バッターの不在での戦いとなります。

【中日】井上一樹監督、ドラフト1位金丸の一時的な抹消を計画「学びを生かすためにも間隔を空けすぎず」/一問一答

中日は今シーズン3度目となる3連敗を喫し、借金が2となり、5位に転落しました。3回には木下拓哉捕手(33)の2号ソロで先制しましたが、プロ初登板・初先発となったドラフト1位の金丸夢斗投手(22)が4回でつかまりました。1死満塁の場面で山本に左前2点タイムリーを許し、逆転を許しました。金丸は6回を投げて5安打2失点と好投しましたが、打線がDeNAの先発ケイを攻略できませんでした。 試合後に行われた井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通りです。    ◇   ◇   ◇ -先発金丸について 「もっと動揺するかと思いましたが、最初はストレート152キロで良い投球をしていました。ブルペンでは少し動揺しているようでしたが、試合では大丈夫だと思いました。結果的には2失点をしてしまいましたが、オースティンへの四球の場面は少し慎重すぎましたね。もっと大胆に投げて良かった場面でした。これが次の課題になるでしょう。初デビューにしては、良いスタートを切りつつも苦い経験もできたと思います。」 -8奪三振も取りましたが 「彼は多くの変化球を投げることができますが、もっとシンプルに追い込めるように指導していきたいと思います。」 -DeNA先発ケイを相手に8回で1得点に 「ケイ投手は優秀な外国人投手で、今日はロースコアの試合になる覚悟をしていました。前回は彼に勝ちましたが、今日は彼もリベンジを狙っていただろうと思います。打ち勝たなければならなかった試合でした。」 -5回の打席で細川が一塁に走る際に右太ももを痛め、途中交代 「まだ詳しいことはわかりません。明日にならないとわからないですね。」 -無理はさせられない 「ケガが一番怖いです。残り試合がまだ多いので、一人でも多くの選手を欠かせたくありません。」 -病院での検査は 「病院に行っています。」 -金丸投手の次回登板は 「一度抹消を考えています。良いパフォーマンスを見せてくれましたが、間を空けすぎるのも良くないと思います。十分な準備期間を与えたいです。今後の予定はコーチングスタッフと相談して決めます。」

井上尚弥、8回TKOで11連続KO勝ち 通算KO数も世界新 ダウンも鼻血も「楽しかった」

【ラスベガス(米ネバダ州)4日(日本時間5日)=藤中栄二】4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が聖地ラスベガスで11連続KO勝利を挙げ、77年ぶりに世界新記録を更新した。WBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)の挑戦を受け、8回TKO勝ちした。4本のベルトの防衛(WBAスーパー4度目、WBC5度目、IBF4度目、、WBO5度目)に成功。「褐色の爆撃機」と呼ばれた元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)が1948年6月にマークした世界戦通算KO記録(22KO)を抜き、約77年ぶりに世界新記録を樹立した。自身のプロデビュー30連勝という区切り勝利でもあった。4団体統一王者としての4度防衛成功は、現4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(メキシコ)と並ぶ歴代トップタイ記録となる。近年の伝統とも言える数々のビッグマッチが開催されてきたシンコ・デ・マヨ(メキシコ国民の祝日)ウイークの大トリとして勝利。過去には元世界6階級制覇王者となるオスカー・デラホーヤ(米国)やマニー・パッキャオ(フィリピン)、50戦無敗のまま現役引退した元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)、アルバレスらと続いたバトンを、井上がきっちりと勝利で受け継いだ。 4月23日にロサンゼルスで公開練習した時から数多くのメディアが集結した。同日にラスベガスにプライベートジェットで移動して現地調整を開始、練習先のトップランクジムにはサインを求めるファンが殺到し、5月1日のグランドアライバルと呼ばれる到着イベントには約300人、同3日の公開計量には200人を超えるファンが詰め掛けるフィーバーぶりだった。 井上は「いつも通りの試合を。あえてラスベガスだからこういう試合をするではなく、求められているのは日本でやっているパフォーマンス。いつも通り、平常心で戦う。気負いなく、ここは日本だという気持ちで」とリラックスした表情で試合当日を迎えていた。カルデナス戦をクリアしたことで、9月にはWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との団体内統一戦に臨むことが確実だ。さらに12月にはサウジアラビア・リヤドでの世界戦も計画。1階級上となるWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(28=英国)が候補として浮上している。さらに来春にはWBC世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)との日本人対決も約束されており、今後の井上尚弥にも目が離せない。◆井上尚弥 みなさん、今日の試合をみていただければ僕が殴り合いが好きなことが分かっていただけだと思う。すごく楽しかったです。(2回にダウンを喫したが)非常に驚きましたが、冷静に組み立て直すことができました。3回からは絶対にもらわないようにと思った。オッズはかなりの差があった。相手は必死に倒しににくる。ボクシングは甘くないと思った【ラウンドVTR】1回ともに右構えのオーソドックススタイル。開始30秒はともにパンチは繰り出さず。30秒すぎに井上が左ジャブでカルデナスを突き放す。井上は左ジャブを突きながら慎重に様子を見る。カルデナスは高いガードでブロックに必死。井上はかまわずガードの上からジャブをたたきつける。終了間際に井上の右ストレートが浅くヒット【日刊採点】井上10-92回井上が強い左ジャブで突き放す。20秒すぎにボディーブローから右フックを当てる。カルデナスも接近して左右アッパーを繰り出す。1分すぎにカルデナスがパンチを繰り出して前に出る。井上のワンツーもヒット。カルデナスもボディーから右を当てて打ち合いに出る。残り10秒、カルディナスの左フックを浴びて井上がダウン【日刊採点】カルデナス10-83回井上が左ジャブを突いて突き放す。カルデナスはガードをかためて強打を狙う。カルデナスの左フックは大きく空を切る。2分すぎに井上のワンツーが2連発でヒット。カルデナスの大振りの狙い打ちを井上はことごとくかわす。【日刊採点】井上10-94回井上がガードをかためながらワンツーから左ジャブでペースを握る。カルデナスもワンツーを返す。中盤は井上は徹底して左ジャブを突く。2分すぎに井上の左ボディーブロがヒット、終盤は井上がワンツーからの連打でガルデナスをコーナーに追い詰めてラッシュ。【日刊採点】井上10-95回開始からジャブの付き合い。井上の左ボディーブローが決まる。中盤も井上が左ジャブでペース掌握。カルデナスはガードに追われて手数が少ない。カルデナスはカウンター狙いか。残り30秒、井上のワンツーから左ボディーブローがヒット。終了間際に井上のワンツーが浅く決まる【日刊採点】井上10-96回開始からジャブの付き合い。30秒すぎに井上の左ボディーブローでカルデナスが後退。1歩半すぎに井上の右ストレートがヒットしてカルデナスが後退。。井上がカルデナスをロープにつめて猛ラッシュ。カルデナスは何とか耐えて終了ゴング【日刊採点】井上10-97回井上が左ボディーブローでカルデナスをロープにつめて連打。50秒すぎに井上の右ストレートを受けたカルデナスが後退。中盤は井上が一方的に連打で迫るが、カルデナスも反撃して井上をロープに詰めて連打。残り30秒、井上の右ストレートの連打でカルデナスがダウン。【日刊採点】井上10-88回開始早々、井上がワンツーを決める。カルデナスは大振りの左右フックを狙うも空を切る。30秒すぎ井上の連打にカルデナスがコーナーに後退。井上がラッシュしたことろでレフェリーが試合を止めた。井上のTKO勝利◆井上尚弥(いのうえ・なおや)1993年(平5)4月10日、神奈川・座間市生まれ。父真吾氏の影響で小学1年から競技開始。高校時代にアマ7冠。12年7月にプロ転向。14年6月、6戦目でWBC世界ライトフライ級王座を奪取。14年12月、8戦目でWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し2階級制覇。18年5月、WBA世界バンタム級王座を獲得し3階級制覇。19年5月にIBF同級王座、同年11月、WBSS同級制覇。22年12月、史上9人目の4団体統一王者に。23年7月にWBC、WBO世界スーパーバンタム級王座を獲得して4階級制覇。同12月に史上2人目となる2階級での4団体統一に成功。身長164・5センチの右ボクサーファイター。【ライブ速報】井上尚弥、5・5防衛戦 カルデナスと米ラスベガスで激突

井上尚弥、「最も凶暴かつ魅力的なノックアウトアーティスト」としてザ・リング誌に年間最高試合候補に

4団体統一スーパーバンタム級の王者である井上尚弥(32歳=大橋ジム)は、ボクシングの聖地ラスベガスで11連続のKO勝利を飾り、約77年ぶりに世界記録を更新しました。WBA世界同級1位の挑戦者ラモン・カルデナス(29歳=アメリカ)と対戦し、8回TKOで勝利しました。ボクシング界で最も名高いアメリカの老舗ボクシング専門誌『ザ・リング』は、この試合を「年間最高試合候補に値する激闘」として公式ウェブサイトで取り上げました。井上は4階級制覇を達成した王者であり、『ザ・リング』誌が発表する階級を超えた最強ボクサーランキング、最新のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で第2位にランクインしています。同誌は「井上は現在のボクシング界において、最も凶暴かつ魅力的なノックアウトアーティストであることを証明した」と評価しています。さらに同誌は、井上の今後の試合予定についても言及しました。「次戦は9月14日に東京でムロジョン・アフマダリエフと対戦予定であり、12月にはWBAフェザー級王者ニック・ボールとの試合がリヤド・シーズンで行われる可能性があります。また、同じ日本出身で、リング誌PFPランキング8位の強打者、中谷潤人との夢の対決も控えていると予想されています。」2回残り10秒で、井上はカルデナスの左フックを受け、一瞬ダウンを取られる場面もありました。今後について同誌は「カルデナス戦で見せた隙と弱点を考えると、32歳の井上が今後、実力者たちとの戦いでどこまで勝ち進めるかは不透明だ。モンスターは今回は危機を乗り越えた。しかし、強敵たちが次々と立ちはだかるだろう」と述べています。

【バレー】サントリー勝てば初代王者 愛知タイに持ち込めるか/SVリーグCS決勝第2戦ライブ速報中

バレーボールの大同生命SVリーグ男子プレーオフ、チャンピオンシップ(CS)決勝第2戦が本日5日に千葉のLaLaアリーナTOKYO-BAYで行われます。 レギュラーシーズン(RS)2位のサントリーと4位の愛知が初代王者の座をめぐって対決します。2戦先勝方式の第1戦ではサントリーがフルセットの末に劇的な逆転勝利を収めリードしていますが、愛知も反撃の準備を整えています。この試合も見逃せない展開が期待されます。 SVリーグ男子チャンピオンシップファイナル ゲーム1 サントリー対愛知 試合に勝利し記念撮影を行うサントリー(2025年5月3日撮影) サントリー129-273-0 -  -  - 0愛知 ◆試合経過 第1セット 第1戦で3時間30分にわたる激闘を演じたRS2位のサントリーと4位の愛知の第2戦は、第1セットからジュースにもつれた末にサントリーが先に取り切りました。序盤からサイドアウトの応酬が続き、膠着状態が続きました。サーブミスが目立ったサントリーですが、14-15の場面で高橋藍がサービスエースを決めてブレークに成功。ムセルスキーがスパイクとブロックで続き、4連続得点を挙げて17-15としました。その後も点の取り合いが続き、ジュースに突入。3度のセットポイントをしのぎ、ムセルスキーのバックアタックでセットポイントを奪取すると、最後は高橋藍がレフトから決めて29-27で先取しました。 第2セット

【京都】MF安斎悠人との契約を双方合意の上で解除「不適切な行為があった」と公式サイトで発表

J1リーグの京都サンガは5日、MF安斎悠人(20)との契約を双方の合意に基づき解除したと公式に発表しました。「この度、安齋悠人選手の不適切な行為が発覚したため、2025年5月4日付けで双方の同意のもと、契約を解除しました」とクラブの公式サイトにて報告されています。2005年生まれの安斎選手は福島県出身です。尚志高校(福島)からクラブに加入し、1年目の2024年2月25日に行われたリーグ開幕戦である柏レイソル戦で初ゴールを記録しました。この開幕戦でゴールを決めた高卒新人選手は、過去には1994年のFW城彰二選手と1998年のFW高原直泰選手がいましたが、彼に続く3人目として注目を集めました。しかし、今シーズンは未だリーグ戦での出場機会がありませんでした。

カルデナスが井上尚弥に挑んだ試合「彼は世界で最も偉大なファイターの1人だ」PFP評価で称賛

4団体統一スーパーバンタム級王者である井上尚弥選手(32歳、大橋ジム所属)は、聖地ラスベガスで11連続KO勝利を挙げ、約77年ぶりに世界新記録を更新しました。挑戦者として対戦したWBA世界同級1位のラモン・カルデナス選手(29歳、アメリカ)は、8回TKOで破れました。アメリカのラジオ局WTOPによる速報では、「井上が序盤のノックダウンを乗り越えてカルデナスを圧倒」と報じられました。また、カルデナス選手が「彼はパウンド・フォー・パウンド(PFP)で、世界で最も偉大なファイターの1人だ」とのコメントを残しました。PFPは、アメリカの老舗専門誌『ザ・リング』が選ぶ階級を超越した最強ランキングです。勝利については、「日曜日の夜、T-モバイル・アリーナで満員の観客と、ESPCで全国に中継された視聴者の前で、カルデナスを8回TKOで下して4団体統一王座を保持し、無敗を続けた」と報じています。観客8474人が集まった会場では、度々興奮の渦に巻き込まれました。今回の試合で井上選手は、4本のベルトの防衛に成功しました(WBAスーパー4度目、WBC5度目、IBF4度目、WBO5度目)。また、元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(アメリカ)の1948年6月に樹立した世界戦通算KO記録(22KO)を超えて、新たな世界記録を達成しました。プロデビュー以来、30連勝という節目の勝利となりました。