Month: May 2025

【巨人】阿部慎之助監督が吉川尚輝の逆転3ランを大絶賛「スローで見るとすごいボールを打っていた」

巨人は試合終盤の劇的な逆転劇で、4連敗を止めました。1対2で迎えた8回裏、2アウト1、2塁の場面で、吉川尚輝内野手(30)が中日の斉藤から今シーズン第1号となる3ランホームランを右翼ポール際に放ちました。直前の8回表では、4番手投手の大勢(25)が上林に154キロの甘い直球を捉えられ、バックスクリーン左へのソロ本塁打で逆転を許すも、その直後の吉川の一発で試合をひっくり返しました。内角高めのスライダーを完璧に捉えた吉川の打撃に、阿部慎之助監督(46)は「スローで見ると本当にすごいボールを打っていました。あれは尚輝にしか打てないと思います。もう一度打てと言われても多分無理でしょう。それくらい完璧な打撃でした」と絶賛しました。前日にマツダスタジアムで広島に同一カード3連敗を喫した翌日、勢いを巻き返す勝利をあげ、「マツダでの流れを一掃してくれて、本当に助かりました」と述べました。この日はゼラス・ウィーラー巡回打撃コーチがベンチに入り、阿部監督は「通訳として入ってもらったんですが、選手たちの気分転換にもなります。シュンとしてしまう選手もいる中、通訳をしつつバックアップしてもらうために入ってもらいました」と語りました。連敗を回避し、貯金1に戻した巨人。「5割に戻ったので、みんなでもう一度仕切り直して頑張ろうと言いました。明日も勝てるように頑張ります」と力強くコメントしました。

ダービー回避の人気馬にファンから激励コメント「すごい英断」「ゆっくり休んで」「強くなって秋に」

6月1日に東京競馬場で行われるダービー(G1、芝2400メートル)からの回避が決まったピコチャンブラック(牡3、上原佑)。これについて、オーナーのピコレーシング(石部美恵子氏)が16日に公式X(旧ツイッター)アカウントを通じて心境を語りました。 「みなさんにお伝えしなければならないことがあります。ピコチャンブラックは大事をとって、今回のダービーへの出走を見合わせることになりました。 陣営全員で初めて挑む日本ダービーだったため非常に残念ではありますが、スプリングSから皐月賞まで頑張ってくれたピコチャンには我々の想像を超える疲れがあったかもしれません。出走前に異変を見つけてくださった先生方には感謝の念でいっぱいです」と状況を説明し、「次の目標レースはまだ未定ですが、しっかり療養して元気になったピコチャンに皆さまが再び会えることを願っています。ダービーに出走するすべての馬の無事をお祈りし、ファンの一人として応援いたします! ピコチャンブラックはさらに強くなって戻ってくるでしょう」と前向きなメッセージをファンに向けて伝えました。 この発表に対し、ファンからは次々と励ましのメッセージが寄せられました。「ゆっくり休んで、また素晴らしい走りを見せてね」「残念だけど、強くなって秋に戻ってきてください」「わずかでも違和感を感じ取って回避を進言したスタッフの皆さんは、素晴らしい技術力と決断力を持った方々です。応援しています」「陣営の皆さん、すごい英断ですね。一般的には欲が出て出走させたくなるものですが」「この決断は将来に繋がると思います」「残念だけど、若い馬ですからこれからが楽しみです!」「ゆっくり休んで、石橋脩ジョッキーとのさらなる活躍を期待しています」「多くの人にとって一生に一度の夢であるダービーだからこそ、『残念』という言葉では表せないほどの苦渋の決断だったと思いますが、ピコチャンの未来のために今無理をさせないという決断に最大の敬意を」「辛かったとは思いますが、素晴らしい決断です! 父のようにこの秋以降本格化することを願っています!」「本当に残念ですが、ダービーは特別なレースでありながら馬にとってすべてではないと信じています。さらに成長したピコチャンの活躍を楽しみにしています!」と、温かい言葉が集まっています。

40歳の鉄人玉鷲、驚異の結びの一番「今が一番強い。体が張っている。信じられない」と評価する照ノ富士親方

東前頭3枚目の玉鷲(片男波部屋)が40歳という年齢で異例の結びの一番を取った。若い横綱である豊昇龍(25=立浪部屋)に立ち合いから押され押し出されたものの、ベテラン力士に対して見る者は大きな称賛の声を送った。NHKの解説を務めた元横綱の照ノ富士親方(33)は、「今が一番強いです。体が本当に張っていて、年齢を全く感じさせません。40歳で幕内の上位で相撲を取るのは、非常に稀なことです」と絶賛しました。

【DeNA】バウアーがショック…ヤクルト内山に逆転3ランホームランを浴びる 1回に援護点があったが耐えきれず

DeNAの投手、トレバー・バウアー(34歳)は、試合中に打球を呆然と見つめていました。1回に牧選手の先制ソロホームランでチームに援護点をもらったものの、その後は持ちこたえることができませんでした。1アウトからヤクルトの武岡選手に粘られ、最終的には四球で出塁を許しました。次に対戦したのは通算7打数5安打で相性の悪いサンタナ選手。2球目をうまくヒットされ、ピンチが広がりました。続くバッターのオスナ選手はフェンス手前で飛球に打ち取ったものの、内山選手には一振りで仕留められました。2球目の内角151キロのストレートを左翼席に運ばれ、逆転の3ランを浴びました。バウアー選手はその打球が飛んでいくのを呆然と見つめていました。前日には「余計な出塁を防ぎ、特に盗塁を許さないことが重要だと思います」と話していたバウアー選手でしたが、この四球からピンチを広げ、痛恨の一発を喫してしまいました。

【巨人】大勢が2年ぶり被弾、9月21日以来 8回から登板し上林に勝ち越し弾を許す

巨人の大勢投手(25歳)が逆転を許しました。同点となる8回、チームの4番手としてマウンドに上がりました。岡林を一ゴロ、鵜飼を空振り三振に抑え、2アウトを取りましたが、上林に甘く入った154キロのストレートを打たれ、バックスクリーン左へのソロ本塁打を許しました。大勢投手は、この試合前までに15試合に登板し、3勝0敗、11ホールド、防御率1.15の成績を残していました。本塁打を打たれるのは、2023年9月21日の阪神戦(甲子園)でミエセスと佐藤輝に打たれて以来、2年ぶりです。

【阪神タイガース】12日ぶりの首位陥落、一時同点に追いつくも岩崎が打たれ、首位攻防戦の初戦を落とす

阪神タイガースは首位攻防戦の初戦で敗れ、12日ぶりに首位から陥落しました。2試合連続で完封勝利を挙げていた若手エース、村上頌樹投手(25)が、試合の初回に広島東洋カープの秋山にリードオフホームランを打たれ、さらに2死一塁から坂倉に適時二塁打を許して1点を失いました。打線は相手先発の森下によって6回まで2安打無得点に抑えられましたが、7回に無死一、二塁から前川の右前適時打と木浪の中前適時打で同点に追いつきました。しかし、9回にクローザーの岩崎が打たれ、勝ち越しを許しました。これにより、阪神は5月4日以来の首位からの転落となりました。

照ノ富士親方がトークショー 20キロ減の現状明かし、豊昇龍には「出稽古に来い」と要望

1月の初場所中に引退した照ノ富士親方(33=伊勢ケ浜)が、両国国技館内の相撲博物館で連日行われている「親方トークショー」に初めて参加した。熊ケ谷親方(元前頭玉飛鳥)の司会で、一般参加者からの質問に答える形式で進行。引退した初場所前、現役最後の身体測定で176キロだったが体重が「20キロ減った」と、少しすっきりとした印象の顔で話した。それでも、全親方衆に支給される通称「協会ジャンパー」のサイズは6Lで「少し小さい」という。ただ、1サイズだけ上のはずの7Lを注文すると「ものすごいデカい。芝田山親方(元横綱大乃国)と武蔵川親方(元横綱武蔵丸)に合わせているらしくて」と、途端に規格外のビッグサイズになると説明し、参加者の笑いを誘っていた。序盤戦5日間を3勝2敗で通過した横綱豊昇龍について「もっと強くなるには」という質問に、当初は「横綱なので」と話していたが、さらに追及されると「出稽古に来い」と話した。自身が部屋付きとして指導する伊勢ケ浜部屋は、所属力士38人、関取衆7人と、ともに現在最多の勢力を誇る。照ノ富士親方は「いつも同じところに出稽古している印象。慣れている人とばかり稽古していると、相手も慣れてくる。緊張感も足りなくなってくる。普段と違う筋肉を使うことが大事。(豊昇龍は)運動神経もいいし、足腰もいい。まだ体も大きくなる」と、出稽古に来ることを歓迎した。また、伊勢ケ浜部屋所属で全勝の前頭伯桜鵬については、トークショー後、報道陣の取材で「立ち合いの馬力もついてきた。頭をつけて相撲を取っている」と、前に出る姿勢を評価した。伯桜鵬自身が目標に掲げる「年内の三役昇進」についても「頑張り次第で、あるんじゃないかな」と期待した。綱とりの大関大の里にも言及し「よく、前に攻めている」と、積極的な姿勢を褒めた。さらなる成長に必要な部分について問われると「言わない。うちの(部屋の)やつらが勝てなくなっちゃうから」と、冗談半分、本気も半分? で、報道陣の笑いを誘っていた。【高田文太】

前中日監督の立浪和義氏が退任後初の古巣戦解説「なんとか頑張って点が取れれば上を狙える」

前の中日ドラゴンズ監督、立浪和義氏(55)が退任後初めて古巣である中日の試合をテレビで解説しました。彼はCS日テレジータスの解説者として登場し、中日ドラゴンズの注目選手である先発投手の金丸について、「前の試合でも見事な直球でプロの選手たちに対抗する姿勢を見せてくれた。強敵であるジャイアンツに対してどのように通用するか見てみたい」と好意的な評価をしました。シーズン開幕から36試合が終了し5位に位置するチームについては、「連勝することもあれば、連敗もある。ただ、ベテランの大野や涌井といった先発投手たちは頑張っている。もし、なんとか点を取ることができれば、もっと上を狙える」とコメントしました。試合前にはグラウンドで中日の練習を見守り、井上監督をはじめとする関係者とも談笑している場面が見られました。立浪氏は2022年から3年間にわたり中日の監督を務めましたが、3年連続で最下位に終わり退任しました。

【ヤクルト】もしかしたらアクシデント?茂木栄五郎選手がベンチ外、打率2割7分7厘、4本塁打で活躍中

ヤクルトスワローズの内野手、茂木栄五郎選手(31歳)が、試合のベンチ入りメンバーから外れました。試合前のシートノックにも不参加で、何らかのアクシデントがあった可能性があります。茂木選手はこれまで31試合に出場し、打率2割7分7厘、4本塁打、13打点を記録。村上、塩見、長岡といった主力選手の離脱が続く中、打線を支える重要な役割を果たしていました。

大谷翔平、得意の「ボブルヘッド・デー」で今季初の1試合2発「たまたまだと思いますけど…」

ドジャースの大谷翔平投手(30)が、新しいフェーズに突入したかのように2打席連続でホームランを放ち、今季初の1試合2本塁打で合計6打点を叩き出しました。3回、1死一、二塁の場面で迎えた打席では、右腕アレクサンダー投手から逆方向への14号3ランを放ちました。そして、4回1死一塁で再びアレクサンダーから15号2ランを中越えに決めました。打席を振り返りながら大谷選手は「試合を突き放すための大きなホームランだった。低い弾道でしっかりと飛んでいってくれた」とコメントしました。この日4月2日(同3日)以来となる「ボブルヘッド・デー」にあたり、大谷選手は特に輝きを見せます。昨年8月28日(同29日)のオリオールズ戦では飼い犬デコピンが始球式を行った直後に先頭打者ホームランを打ちました。また4月2日のブレーブス戦では9回にサヨナラ本塁打を放って試合を決定づけました。再三の活躍に対して大谷選手は「たまたまかもしれませんが、こうしてお客さんが入ってくれる中で勝てるのは、選手として嬉しいこと」と話しました。