ブライトン所属のMF三笘薫が、今季10ゴール目を決めました。ホームで行われたリバプール戦において、1-2で迎えた後半20分から出場、同24分にこぼれ球を左足で見事に決めました。今シーズン、ドイツやフランスのリーグでは日本選手3名が二桁得点を記録していましたが、世界最高峰といえるプレミアリーグにおいて、日本人選手としては初のこの偉業を三笘が成し遂げました。同リーグでの通算得点も20ゴールに達し、日本サッカー界に新たな歴史を刻みました。本日20日は三笘の28歳の誕生日でもあり、「バースデーゴール」となりました。1-2とリードされる状況で後半20分に投入された三笘は、4分後に左サイドでパスを受け、積極的に攻め込みます。相手選手2名を引きつけ、右足アウトサイドで絶妙なパスを渡します。これを受けたFWウェルベックが左足で狙うも、相手GKアリソンに阻まれました。しかし、三笘はそのこぼれ球にすぐさま反応し、左足でゴールを決めました。試合が2-2と同点に追いついた後半40分には、三笘の縦パスを起点として、最後はMFヒンシェルウッドが決勝点を挙げ、ブライトンが3-2で逆転勝ちを収めました。◆日本選手による欧州5大リーグでのシーズン2桁得点一覧15点 岡崎慎司(マインツ=ドイツ)13-14年 33試合13点 香川真司(ドルトムント=ドイツ)11-12年 31試合12点 岡崎慎司(マインツ=ドイツ)14-15年 32試合11点 高原直泰(Eフランクフルト=ドイツ)06-07年 30試合11点 中村敬斗(スタッド・ランス=フランス)24-25年 32試合11点 町野修斗(キール=ドイツ)24-25年 32試合10点 中田英寿(ペルージャ=イタリア)98-99年 33試合10点 堂安律(フライブルク=ドイツ)24-25年 34試合10点 三笘薫(ブライトン=イングランド)24-25年 35試合