【阪神】小幡竜平が転倒&走者追う間に決勝点献上…4連敗に藤川監督「今はそういう時期」
阪神タイガースは今季初の同一カード3連敗で、連敗が4に伸び、球際での勝負に敗れました。中日に1点差で惜敗し、藤川球児監督(44)は、「ペナントレースですから、今はそういう時期に差しかかっていると」と冷静にコメントしました。 事件<1> 1対1の同点に追いつかれた4回、無死二、三塁の場面で、遊撃手の小幡選手が一塁送球の際に転倒し、1点を献上しました。 事件<2> 佐藤輝選手の10号ソロで2対2に追いついた直後の5回、ランナーが積極的に動く中、小幡選手の好プレーでアウトにするも、三塁走者がホームイン。この1点が決勝点になりました。藤川監督は「5回ですから、まだまだこれから」と冷静に述べ、小幡選手を責めることはありませんでした。 事件<3> 打線もあと一歩及ばず、4回の攻撃で無死満塁の好機を活かせず、6回も得点に繋がりませんでした。左腕対策が今後の課題として浮上しました。 シーズン最長の6連勝の後に、最長の4連敗。それでも藤川監督は力強く「来たな、という感じですね。やっていきます」と前を向いています。5月2日からは甲子園でのヤクルト3連戦。毎年恒例の「ゴールデンウイーク こどもまつり」では、スコアボードに選手名がひらがなで表示されます。ホームグラウンドでの活躍で、子どもたちを喜ばせたいところです。【磯綾乃】 ▷阪神の田中内野守備走塁コーチは、「試合中に起こることなので、作戦の選択として間違ってはいません。小幡は役割を果たしているだけ」とコメントしました。 ▷藤本総合コーチは、「試合状況によって異なる判断もあるので、警戒しながらの行動だった」と述べました。 ▷小幡選手は、「私から言えることはありません」とだけ答えました。