Month: May 2025

【阪神】小幡竜平が転倒&走者追う間に決勝点献上…4連敗に藤川監督「今はそういう時期」

阪神タイガースは今季初の同一カード3連敗で、連敗が4に伸び、球際での勝負に敗れました。中日に1点差で惜敗し、藤川球児監督(44)は、「ペナントレースですから、今はそういう時期に差しかかっていると」と冷静にコメントしました。 事件<1> 1対1の同点に追いつかれた4回、無死二、三塁の場面で、遊撃手の小幡選手が一塁送球の際に転倒し、1点を献上しました。 事件<2> 佐藤輝選手の10号ソロで2対2に追いついた直後の5回、ランナーが積極的に動く中、小幡選手の好プレーでアウトにするも、三塁走者がホームイン。この1点が決勝点になりました。藤川監督は「5回ですから、まだまだこれから」と冷静に述べ、小幡選手を責めることはありませんでした。 事件<3> 打線もあと一歩及ばず、4回の攻撃で無死満塁の好機を活かせず、6回も得点に繋がりませんでした。左腕対策が今後の課題として浮上しました。 シーズン最長の6連勝の後に、最長の4連敗。それでも藤川監督は力強く「来たな、という感じですね。やっていきます」と前を向いています。5月2日からは甲子園でのヤクルト3連戦。毎年恒例の「ゴールデンウイーク こどもまつり」では、スコアボードに選手名がひらがなで表示されます。ホームグラウンドでの活躍で、子どもたちを喜ばせたいところです。【磯綾乃】 ▷阪神の田中内野守備走塁コーチは、「試合中に起こることなので、作戦の選択として間違ってはいません。小幡は役割を果たしているだけ」とコメントしました。 ▷藤本総合コーチは、「試合状況によって異なる判断もあるので、警戒しながらの行動だった」と述べました。 ▷小幡選手は、「私から言えることはありません」とだけ答えました。

【楽天】予期せぬ結末にベンチ呆然 痛恨の連係ミス 内野でボールが転々と…サヨナラ負け

思いもよらない結末だった。楽天は、延長10回無死二塁の場面で、右前打と失策が絡み、サヨナラ負けを喫した。この敗戦で3連敗となり、借金生活に突入した。 前進守備で右翼を守っていた小郷選手は、西武の平沼選手の打球を捕球し、カットマンとして中継に入っていた一塁手の阿部選手へワンバウンドの送球を試みた。しかし、阿部選手が送球をはじいてしまい、通常なら送球のバックアップに入るべき投手の藤平選手もプレーに集中していなかった。その間にボールは内野で転々とし、西武の二塁走者・仲田選手がサヨナラのホームを踏んだ。 小郷選手にはタイムリーエラーが記録された。この悔しいプレーに小郷選手はしゃがみ込み、阿部選手もベンチも呆然としていた。チームにとって痛恨の連係ミスだった。 サヨナラ負けを招いた守備の乱れについて、三木肇監督(48)は「あの場面は絶対に改善が必要です。選手ができなかったことは私の責任でもあるので、しっかりと話し合い、同じことを二度と起こさないようにしたいと思います」と語った。

【RIZIN】「男祭り」の試合スケジュールと中止されたヘビー級の対戦について。メインイベントは朝倉未来VS鈴木千裕ではなく、王座戦が取り行われます。

日本の格闘技イベントの中で最も注目されている「RIZIN男祭り」(12月4日、東京ドーム)の試合スケジュールが1日に発表されました。メインイベントでは、フェザー級の王座戦が行われます。現在の王者クレベル・コイケ(35歳、ブラジル)が、挑戦者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24歳、キルギス)を迎え撃ちます。 しかし、大会で予定されていたヘビー級トーナメントの1回戦「イズラムベック・ベクティベック・ウルーVSアレクサンダー・ソルダトキン」は、イズラムベックがトレーニング中に膝を負傷し、半月板を損傷して全治2ヶ月と診断されたため中止となりました。この対戦については、イズラムベックの代役を用意し、「RIZINランドマーク11札幌大会」(6月14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で開催する方向で調整中とのことです。 <RIZIN男祭り試合順> ▼メインイベント(第16試合)フェザー級(66キロ)MMA王座戦5分3回 王者クレベル・コイケ VS 挑戦者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ▼セミファイナル(第15試合)フェザー級MMA5分3回 朝倉未来 VS 鈴木千裕 ▼第14試合 フェザー級MMA5分3回 高木凌 VS 秋元強真 ▼第13試合 フェザー級MMA5分3回 萩原京平 VS 西谷大成 ▼第12試合 RIZINワールドGP2025ヘビー級(120キロ)トーナメント1回戦(MMA5分3回) 上田幹雄 VS シビサイ頌真 ▼第11試合 RIZINワールドGP2025ヘビー級(120キロ)トーナメント1回戦(MMA5分3回) スダリオ剛 VS ジョゼ・アウグスト ▼第10試合 RIZINワールドGP2025ヘビー級(120キロ)トーナメント1回戦(MMA5分3回) マレク・サモチュク VS ダニエル・ジェームス ▼第9試合 RIZINスタンディングバウト特別ルール3分3回(98キロ契約) 皇治 VS シナ・カリミアン ※皇治は8オンス、シナ・カリミアンは12オンスグローブを使用...

【日本ハム】古林睿煬が来日初勝利「5三振ぐらいの感覚」も10Kで「火球男」の真価を発揮!

日本ハムの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24歳)が、来日後初の勝利を挙げました。試合の初回に3本のヒットを許し2失点したものの、2回以降は立ち直りました。最速155キロの速球を中心にカーブも決定球として使い、7回を103球で投げ抜き、2失点しながらも10奪三振を記録しました。彼が初めて登板し先発したのは4月23日の楽天戦でした。この試合では6回途中までに7失点(自責5)して初黒星を喫しましたが、試合後のインタビューで「ピンチの時にどう自分と向き合って切り抜けるか」という課題を語っていました。今回、その課題を克服したのが5回のピンチです。1死二塁の危機を迎えたものの、1番打者野村をカーブで、2番打者笹川を速球で三振に切り、果敢にストライクゾーンを使って危機を脱しました。打線も古林の力投に応える形で、5回に同点に追いつき、7回には万波が決勝点となる6号ソロホームランを放ちました。7回を投げ終えた後、新庄監督とハイタッチした古林は「初回に点を取られた後、気持ちを切り替えて投げられて良かったです。(10奪三振も)5三振くらいの感覚でした。チームの勝利のために一生懸命投げた結果です。今はホッとしています」と語りました。◆古林睿煬(グーリン・ルェヤン)について:2000年(平成12年)6月12日、台湾・台中市生まれ。平鎮高校から2018年のドラフト1位で台湾・統一に入団。2019年に1軍デビューし、2021年には史上最年少で開幕投手を務めました。2023年には台湾代表としてアジアプロ野球チャンピオンシップに出場し、侍ジャパン戦で先発し6回1死まで完全投球を披露しました。台湾プロ野球での昨季は21試合に登板し、10勝2敗、防御率1.66で最優秀防御率と年間MVPを獲得しました。台湾では「火球男」として知られ、大の祖母好きなことから愛称は「金孫」。「金孫」の刺繍が入ったグラブを使用しています。憧れの投手は球団OBでもあるパドレスのダルビッシュ有選手です。184センチ、81キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は6000万円。

【西武】楽天にサヨナラ勝ちで2年ぶりの5連勝!平沼翔太のヒットで楽天にミス、二塁走者が生還

西武が劇的なサヨナラ勝利で、2年ぶりに5連勝を達成しました。楽天を相手に今シーズン初の同一カード3連戦を制し、さらに勢いをつけました。試合の初回、タイラー・ネビン(27歳)が先制のタイムリーヒットを打ちましたが、その後の満塁のチャンスでは追加点を奪えませんでした。今シーズン初登板だった先発の与座海人(29歳)をはじめとする投手陣も粘りを見せていましたが、9回にはトレイ・ウィンゲンター(31歳)が二塁打でピンチを招き、その後内野ゴロの間に同点に追いつかれました。1-1で迎えた延長10回裏、タイラー・ネビンが再び左翼線に二塁打を放ち出塁。平沼翔太(27歳)が右前ヒットを打ち、その送球ミスを誘発。二塁走者の仲田がホームインし、サヨナラ勝ちとなりました。西武は昨シーズン、91敗を喫した歴史的な最下位に終わっていましたが、現在は2ゲームの貯金を作り出しています。これは昨年の開幕10試合目以来のことです。

【日本ハム】上沢直之を攻略して今季3度目の同一カード3連勝!古林睿煬が7回10Kで来日初勝利

日本ハムは注目の対戦に勝利し、今季3度目の同一カード3連勝を達成しました。元日本ハムの選手である上沢に対し、4回まで無安打と苦しんでいた打線は、2点を追う5回に清宮幸がチームの初安打となる二塁内野安打を放ちました。続けて万波が中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、無死二、三塁の好機を作り出しました。ここで郡司が今季チーム初の犠牲フライを放ち1点を返し、更に捕逸によって同点に追い付きました。7回には、万波がフルカウントから上沢のスライダーを捉え、決勝の6号ソロホームランを放ちました。投手では、来日2度目の先発となった古林睿煬が初回に2失点するも、2回以降は安定した投球を見せました。最終的には7回を投げきり、許したヒットは5本、2失点、10奪三振という堂々たる投球内容で、見事に来日初勝利を収めました。

【ソフトバンク】今季ワーストタイ5連敗 同一カード3連敗はすべて本拠地

ソフトバンクが今季ワーストタイ5連敗を喫した。GWが絡む9連戦は3連敗スタートと苦しい発進となった。1回に1番野村、2番笹川の連打で無死一、三塁の好機をつくった。栗原の犠飛とベテラン中村に右前打が飛び出し2点先制。幸先良く序盤はリードしていたが、先発の上沢が5回に2失点。無死二、三塁で郡司に犠飛、2死三塁でバッテリーミス(捕逸)が出てしまった。同点に追いつかれ、2-2の7回1死では万波に勝ち越しソロを献上した。同一カード3連敗は今季3度目でいずれも本拠地みずほペイペイドーム。試合前には主力の今宮が登録抹消され、さらに故障者が増えた。5月反攻を誓ったはずが、黒星スタートとなってしまった。

【巨人】田中将大、2試合連続で初回に困難 3回で降板し勝利ならず

巨人の田中将大投手(36)は、2試合連続で初回に失点を喫しました。彼は3回までに8安打、3失点を記録し、その後代打が送られました。初回、2死から野間、末包、坂倉に3者連続で中前打を浴び、1点を先制されました。さらに2死一、三塁からファビアンにも中前適時打を許し、続けて菊池には左中間への適時二塁打を許し、この回で3失点となりました。3回には2死満塁のピンチを迎えましたが、なんとか無失点で切り抜けました。前回4月17日のDeNA戦(東京ドーム)でも、初回に3本の長短打を浴びて2失点し、さらに2回には7安打6失点で降板しました。13日間あけての今季3度目の先発でしたが、再び立ち上がりで相手の猛攻を受けました。試合前には「今回はファームでの投球を含め、打者相手にしっかりと投げ込んできました。試合でもその成果を試すことができ、明日はこのマウンドでしっかりと成果を出し、相手を抑えたいと思っています」と述べていました。日米通算198勝と大台まであと2勝に迫りましたが、この日もその壁は越えられませんでした。来週8日は試合が予定されておらず、選手登録から一時抹消される見通しです。

【阪神】佐藤輝明が両リーグで最速の10号本塁打!藤村富、田淵、岡田、浜中に続く記録達成

阪神タイガースの佐藤輝明内野手(26歳)が、プロ野球両リーグ内で最速となる自身の今シーズン10号本塁打を記録しました。試合は1対2と逆転された直後の5回に、佐藤選手が同点ソロホームランを放ちました。   ◇   ◇   ◇佐藤輝明選手は5回に両リーグでのトップとなる10号を達成しました。阪神の選手で両リーグ最速10号に到達したのは、1950年の藤村富選手、1972年から74年の田淵選手、1990年の岡田選手、2006年の浜中選手に続き、5人目の快挙です。チームの今シーズン27試合目での10号達成は、2021年の33試合目を上回り、自己最速記録となりました。また、阪神の選手が27試合以内に10号に到達したのは、2006年の浜中選手(19試合目)以来、19年ぶりとなりました。過去に阪神で両リーグ最速10号を達成した4人(計6回)は、最終的に本塁打王にはなれませんでしたが、佐藤選手はどうなるでしょうか。

【阪神】藤川球児監督、重要なリクエスト成功!中日・高橋周平の3ランが適時二塁打に修正

阪神の藤川球児監督(44)がリクエストで成功を収めました。1点差で迎えた無死一、二塁の場面、中日・高橋周平の打球は阪神の大竹が投じた直球を捉え、右翼フェンスギリギリへ一直線に向かいました。当初、審判はこの打球をホームランと判定し、ランナー全員がホームに戻りました。しかし、ここで藤川監督がリクエストを要求しました。数分後、二塁塁審の嶋田審判員から「ただいまの打球についてリクエストがありました。検証の結果、フェンスで跳ね返ったため、ランナーは二塁三塁の状態で再開とし、得点は1点とします」と発表がありました。これにより判定が覆り、試合は1-1の無死二、三塁で再開されました。このリクエスト成功により、大逆転を防ぐことができました。