Month: May 2025

フリーマンがアクシデントに紳士対応 死球の激痛に苦笑いDバックス25歳外野手の肩に手を置く

ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が、死球を受けた相手選手へ紳士な対応を見せた。0-1の5回1死、ドジャース先発ダスティン・メイ投手(27)が、Dバックスのアレク・トーマス外野手(25)の左膝付近に死球を与えた。トーマスは立ち上がることができなかったが、トレーナーに付き添われて一塁まで歩いて向かった。一塁手フリーマンは、苦笑いを見せるトーマスの肩に両手を置き、にこやかな表情で言葉を交わした。試合中のアクシデントにも、不穏な空気になることなく試合が続行された。フリーマンは打撃が絶好調。試合前時点で打率3割7分1厘、9本塁打、34打点。OPS(出塁率+長打率)は1.103としている。この日もDバックス先発コービン・バーンズ投手(30)から、4回2死にチーム初安打となる右前打を放った。【ライブ速報】ドジャース-ダイヤモンドバックス

大谷翔平、第2打席で球速175キロの強烈なゴロも運に恵まれず…Dバックスの名エースと対戦

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、「1番指名打者」として試合に臨みました。試合の1回、無死の場面でアリゾナ・ダイヤモンドバックスのエース右腕、コービン・バーンズ投手(30)と対戦。カウント2-2からワンバウンドのカーブにバットを振らされ、三振に倒れました。第2打席は試合の4回、無死0-1の状況で、カウント2-2から低めに投げられたカットボールをとらえたものの、二塁手マルテの正面を突く痛烈なゴロとなりました。打球の速度は109マイル(約175キロ)でした。この日は、投手としての復帰を目指しブルペンで21球を投げる練習を行いました。前日20日(日本時間21日)に行ったキャッチボールで解禁したスライダーを4球投じました。デーブ・ロバーツ監督(52)は試合前のインタビューで大谷の投球について、「ボールに少し回転をかけて、その感触を確かめたようだ。今後の経過は分からないが、順調にいくことを祈っている」と述べました。また「(ニューヨーク・)メッツ戦が行われる)24日(同25日)のシティフィールドでも、さらなる進展を期待している」と、今後の投球計画について明かしました。今季、試合前の時点で打率3割1分1厘、メジャー最多タイの17本塁打、31打点、11盗塁を記録。OPS(出塁率+長打率)も1.073という成績をマークしています。

ダルビッシュ有、右肘の炎症が続いていると米国報道 アトランタ遠征には参加せず本拠地待機

サンディエゴ・パドレスに所属するダルビッシュ有投手(38)は、右肘の炎症による負傷者リスト(IL)入りが続いており、復帰の時期はまだ不明のままだと21日(日本時間22日)のサンディエゴ・ユニオン・トリビューン電子版が報じました。現時点で痛みはないものの、23日(同24日)から始まるアトランタでの遠征には同行せず、本拠地に留まることが予定されています。今シーズンでメジャーリーグ14年目を迎えるダルビッシュ選手は、春のキャンプ中に疲労による調整中断がありました。その後、右肘に軽度の炎症が確認され開幕からIL入り。4月12日には故障後初のブルペン入りし、今月8日には打者相手に初めて投球を行いました。14日には傘下3Aエルパソでの実戦復帰を果たし、4回で51球を投げ、2安打2失点、1四球4奪三振、最速96.8マイル(約155.8キロ)をマークしました。

横綱豊昇龍、日本国籍取得へ 夏場所後にモンゴルに帰国し手続き進める

大相撲の横綱豊昇龍(26)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=が日本国籍取得の準備に入っていることが22日、関係者の話で分かった。現役引退後、親方として日本相撲協会に残るためには日本国籍が必要。師匠の立浪親方(元小結旭豊)によると、豊昇龍は2023年名古屋場所後に大関昇進を果たす前から、将来的には指導者になる希望を持っていた。「思いはずっと聞いていた。準備を始めたのは最近」と説明した。夏場所後の6月にモンゴルに帰国し、日本国籍を得るための手続きを進めるという。外国出身の歴代横綱では米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)、モンゴル出身の白鵬(現宮城野親方)、鶴竜(現音羽山親方)、照ノ富士(現照ノ富士親方)が日本国籍を取得した。(共同)

大谷翔平「1番DH」過去8打数4安打のCY賞右腕と対戦、キム・ヘソンは3試合ぶりベンチ

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、本拠地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦において「1番指名打者(DH)」として出場します。今シーズン、大谷選手の打率は3割1分1厘、ホームラン数17本、打点31、盗塁11、OPS1.073という優れた成績を記録しています。特に5月に入ってからは、両リーグ最多の10本のホームランを放ち、次の試合で18号ホームランが期待されています。アリゾナ・ダイヤモンドバックスの先発投手は、以前ミルウォーキー・ブルワーズで2021年のサイ・ヤング賞を受賞した右腕コービン・バーンズ(30歳)です。ブルワーズ時代からオリオールズに移籍した昨年まで、4年連続で2桁勝利を達成し、オールスターにも選ばれています。今シーズンは8試合で3勝1敗、防御率2.56の成績を残しています。大谷選手とは、先日の10日の対戦を含めてこれまでに3度対戦しており、通算で8打数4安打、1四球を許しています。昨年8月28日の試合では、彼からリードオフホームランを打たれたこともあります。一方、ドジャースの先発投手はダスティン・メイ(27歳)で、今シーズンは1勝4敗、防御率4.43の成績です。現在3連敗中で、4月14日のロッキーズ戦以来の勝利を目指しています。なお、2試合連続で先発出場していたキム・ヘソン選手は、今日はベンチスタートとなっています。ドジャースのスターティングラインナップは以下の通りです。1番DH 大谷翔平2番遊撃 ムーキー・ベッツ3番一塁 フレディ・フリーマン4番右翼 テオスカー・ヘルナンデス5番左翼 アンディ・パヘス6番三塁 マックス・マンシー7番中堅 トミー・エドマン8番捕手 ダルトン・ラッシング9番二塁 ミゲル・ロハス先発投手 ダスティン・メイ

** 【バスケ】富永啓生、Bリーグへ進む 北海道が有力候補 NBAを目指すパリ五輪代表、今季は米Gリーグに所属 **

** 2024年のパリ五輪で日本代表に選ばれているバスケットボールプレイヤーの富永啓生(24)が、Bリーグ入りする可能性が高いことが21日に明らかになりました。複数のクラブが彼の獲得に意欲を示していますが、今季B1東地区で5位に終わった北海道が最有力候補とされています。3ポイントシュートが得意なシューティングガードの富永選手は、愛知の桜丘高からアメリカのレンジャー短期大学に進学し、2021年にネブラスカ大学に編入しました。今季はNBAの下部連盟であるGリーグのマッドアンツに所属し、来季は日本のBリーグでさらに成長し、NBAプレーヤーの夢を追いかけます。    ◇   ◇   ◇ 富永選手は世界最高峰のNBAを夢見て、日本からの新たな挑戦を開始します。大学卒業1年目の今季はGリーグのマッドアンツでプレーし、14試合に出場して1試合あたり平均5.4得点を記録しました。出場機会は限られていましたが、帰国直後の今月1日には「最終的な目標はNBAです。どの道が一番良いのかを考えています。日本のリーグが大きく成長しているのを実感しており、いつかプレーしたい」とBリーグへの興味を語りました。 富永選手の意向を踏まえ、複数のBリーグクラブが獲得に動いています。複数の関係者によれば、北海道が最有力候補に挙がっています。13日にはドイツ人のトーステン・ロイブル氏(53)が新ヘッドコーチに就任することが発表されました。ロイブル氏は21年の東京五輪に向けた3人制男女日本代表ディレクターコーチ兼ヘッドコーチを務めており、富永選手とはその時に師弟関係にあたります。26年秋から始まる「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」への参入が決まっている北海道にとって、富永選手の加入は大きな起爆剤となりそうです。 目標であるNBAには、名門レイカーズでプレーする八村塁(27)をはじめ、これまでに4人の日本人選手が在籍してきました。2024年10月には河村勇輝(24)がグリズリーズでデビューし、Bリーグ経由で初めてNBAプレーヤーとなりました。富永選手は河村選手と同じ2001年生まれで、今シーズンはGリーグオールスターで共演しました。米国に滞在中は毎日のように連絡を取り合い、河村選手が日本から成功への道を切り開いたことを踏まえ、「Bリーグのレベルアップを感じており、毎年進化している。河村選手がやってきたこともあり選択肢の一つに入れていた」と語っていました。 2023年W杯フィンランド戦では、3ポイントシュートを決め、日本における世界大会での17年ぶりの歴史的勝利に貢献しました。世界的選手ステフィン・カリー(ウォリアーズ)にちなんで「和製カリー」との異名も持っています。日本屈指のシューターである富永選手が、新たなステージに一歩踏み出します。 ◆富永啓生(とみなが・けいせい)2001年(平成13)2月1日、名古屋市生まれ。桜丘高時代には3年生で全国高校選手権3位。レンジャー短期大学を経て2021年にネブラスカ大学に編入。2024年には全米の大学有力選手が参加する3ポイントシュートコンテストで優勝。2024年9月にNBAペーサーズと開幕前キャンプ参加の「エキシビット10」契約を結ぶも、その後解除され、傘下のGリーグ・マッドアンツに在籍。日本代表としては、23年W杯、24年パリ五輪、21年東京五輪(3人制)に出場。身長188センチ、体重80キロ。 ◆レバンガ北海道 2011年に北海道を拠点に創設。前身は2007年誕生のレラカムイ北海道。チーム名は「がんばれ」の逆さ言葉。今季は21勝39敗でB1東地区8チーム中5位。2024年12月にはプロ野球・日本ハムの本拠地「エスコンフィールド」で初めて公式戦を開催し、28日の三河戦ではBリーグ歴代最多の1万9462人が来場。社長はクラブのレジェンドである折茂武彦氏(55)。 <米国でのプレーを経て、現在Bリーグ所属の主な選手> ◆田臥勇太 2004年にサンズで日本人初のNBAプレーヤーとなる。2008年に日本リーグ(JBL)のリンク栃木(現宇都宮)に加入。Bリーグ初シーズンの2016-17年シーズンには、主将として初代王者に押し上げる。今季も3シーズンぶり4度目のチャンピオンシップ決勝に進出した宇都宮に在籍。 ◆富樫勇樹 日本でキャリアを積み、2014年に渡米。NBAマーベリックス傘下でGリーグのレジェンズに在籍。翌2015-16年シーズンに千葉Jへ加入した。今季も主将としてチームをけん引。 ◆渡辺雄太 2018年にグリズリーズで日本人2人目のNBA選手となる。2024年7月に千葉J加入を発表。今季は故障を抱えつつも、宇都宮とのチャンピオンシップ準決勝などに出場。 ◆馬場雄大 BリーグA東京から、2019年に渡米。Gリーグ・レジェンズでプレー。オーストラリアでのプレーも経て、2023年に長崎に加入。今季も48試合に出場。

今季3冠を達成したバルセロナ、フリック監督との契約を2027年6月30日まで延長発表

バルセロナは21日、60歳フリック監督の契約を1年延長し、2027年6月30日までとすることを発表しました。フリック監督は昨夏に就任し、下部組織の若手選手を積極的に起用する一方で、ハイラインの戦術とレバンドフスキ、ラフィーニャ、ヤマルを軸にした高い攻撃力を活かしました。これにより、前シーズン無冠に終わったチームを見事に再建しました。レアル・マドリードに対して4連勝を果たし、スペインリーグ、国王杯、スペイン・スーパーカップの3冠制覇に成功。この業績が高評価を受け、ラポルタ会長がスペインリーグ優勝決定後のエスパニョール戦後に契約延長を表明し、今回現実のものとなりました。フリック監督の元で、バルセロナは今季ここまで公式戦59試合を戦い、43勝7分け9敗、172得点72失点、勝率73%という素晴らしい戦績を収めています。25日のアウェーで行われるスペインリーグ最終節、ビルバオ戦で素晴らしいシーズンを締めくくることでしょう。(高橋智行通信員)

大谷翔平がナ・リーグ本塁打トップ/MLB打撃上位一覧(米20日現在)

「1番DH」として出場したドジャースの大谷翔平選手が、試合を決定づけるランを決め、チームは4連敗を脱しました。試合は終盤まで1-0という投手戦が続きました。8回には左腕ピッチャーのビークスから左中間に美しい流し打ちで二塁打を放ちましたが、得点には結びつきませんでした。延長10回には、1点差まで詰め寄り、無死二塁の場面で申告敬遠で出塁。その後、1死一、三塁から今季11個目の盗塁に成功しました。このプレーでチャンスを広げ、満塁となり押し出しのデッドボールで同点に追いつきました。最後はマンシー選手のセンターへの犠牲フライで、大谷選手がタッグアップして生還しました。この日の試合前、大谷選手は投球プログラムで一歩前進しました。キャッチボールでの調整を行い、2月の春季キャンプ以来となるスライダーを解禁しました。これまで直球やツーシーム、カットボールなどの速球系とスプリットを中心に練習しており、肘に負担のかかりやすいスライダーは控えていました。カーブも含めて投球し、ロバーツ監督も大谷選手のリハビリの進展を「前進」と評価しました。早ければ今週末にも打者を相手に投球練習を行う可能性があり、二刀流復帰に向けて着実に進んでいます。

46歳のパッキャオ、4年ぶりの世界戦を自ら発表「歴史を作ろう」7月19日にWBC王者バリオスと対戦

元プロボクシング世界6階級制覇王者であるマニー・パッキャオ(46歳、フィリピン出身)が、21日(日本時間22日)に自らの公式インスタグラムで重大発表を行いました。7月19日(同20日)にアメリカ・ネバダ州ラスベガスにあるMGMグランドで、WBC世界ウェルター級の現王者マリオ・バリオス(30歳、アメリカ出身)に挑戦すると発表しました。 最新のWBCウェルター級ランキングで5位に位置するパッキャオは、「バリオスと対戦するためにリングに戻ります。歴史を作ろう!」と熱い意気込みを述べました。 パッキャオにとって、この試合は2021年8月に行われたWBC世界ウェルター級王座統一戦でキューバのヨルデニス・ウガスに敗れて以来、約4年ぶりのボクシング復帰戦となります。彼はボクサーとして活動する一方で、2010年からフィリピンの議会で下院議員や上院議員としても活躍し、政治の舞台にも進出してきました。2022年にはフィリピン大統領選にも出馬しましたが、惜しくも落選しました。また、パリ・オリンピックへの参加意欲を示し、特別枠での出場を目指しましたが、年齢制限により叶いませんでした。 さらに、2024年7月には日本の総合格闘技団体RIZINに参戦し、RIZINの大会で元K-1王者の安保瑠輝也と特別ルールの下でのエキシビションマッチに挑戦しました。この特別ルールではキックや裏拳が禁止されていました。

【阪神】ビーズリー、4回途中2失点に藤川監督「見ての通り」不敗神話途切れ、次回先発は未定

止むことのない激しい雨の中、阪神の連勝は3でストップしました。最後まで巨人を追い詰めたものの、わずか1点差で惜しくも敗北。藤川球児監督(44)は「常に、一試合一試合を地道に集中して戦っている」と述べました。助っ人の2つの不敗神話もここで途絶えました。4月17日のヤクルト戦(神宮)以来の先発となったジェレミー・ビーズリー投手(29)は、4回途中で6安打2失点し、今季2敗目を喫しました。3回までは毎回得点圏にランナーを背負いながらも抑えていたが、4回の先頭打者・中山に四球を与え、無死一、二塁のピンチから浅野に先制の適時二塁打を打ち込まれました。さらに交代した富田も流れを止められず、3連打を浴び、この回に一気に4点を失いました。ビーズリーは「悪天候を言い訳にはできない。出だしは良かったが、その後安定した投球ができなかった。これを今後修正し、もっと安定した投球を目指さなければならない」と振り返りました。この日まで甲子園では通算16試合の登板で5勝0敗、巨人戦も7試合で4勝無敗でしたが、どちらの記録も初の敗戦となりました。藤川監督はビーズリーの粘りについて問われると「そうですね。見ての通りですね」と控えめにコメントし、次回の先発は未定としました。2位の広島は試合が雨で中止となり、ゲーム差は1に縮まりました。それでも最後まで粘りを見せた打線は巨人にとって脅威となりました。4点のビハインドを抱えながらも集中力を切らさず、4回に大山が1点を返し、6回には再び差を詰め寄ろうと奮闘。7回には7番梅野からのつなぎで1点差まで迫りました。悪条件の中で腕を振ったリリーフ陣にも、監督は感謝の意を示しました。「今日のマウンドは、途中から登板した選手にとって両チームとも厳しいものでした。しかし、最後までしっかり腕を振ってアウトを取ってくれたので、良かったと思います」。プラス材料を得て、次のカード連続の勝ち越しを目指します。【磯綾乃】