Month: May 2025

大谷翔平が全身ホワイトスタイルでニューヨークへ「カッコイイ!」—MVPトリオのビッグショットを球団公式が公開

ロサンゼルス・ドジャースの公式Xが23日(日本時間24日)に更新され、大谷翔平投手(30)を含む「MVPトリオ」が敵地のニューヨーク、メッツ戦(シティフィールド)に姿を見せるシーンが公開されました。 「ビッグ3がニューヨークへ」と題され、大谷選手に加えて、ムーキー・ベッツ内野手(32)とフレディ・フリーマン内野手(35)の写真が掲載されました。 大谷選手は全身白のスタイルで登場。白いTシャツに白いジャケットを羽織り、パンツもホワイトを選びました。左肩にはショルダーバッグを掛け、鋭い目つきで球場入りしました。 ベッツ選手はネイビーのアウターを、フリーマン選手は金フレームのサングラスとベージュのタイトな半袖シャツを着用していました。 SNS上では「いつもカッコいい!」「大谷のジャケットが素敵」「フリーマンもカッコいい!」と多くのコメントが寄せられています。 また、球団公式のインスタグラムでは、サングラス姿の山本由伸投手(26)を白黒写真で紹介。クレイトン・カーショー投手(37)、ミゲル・ロハス内野手(35)、キケ・ヘルナンデス内野手(33)などの選手の球場入り写真も続々とアップされました。 この試合では、延長13回、合計5時間46分に及ぶ激闘を7-5で制しました。

【阪神】後味の悪いゲームセット 中野拓夢、ストライク判定に納得いかず 試合後も沈黙

阪神にとって残念な形で試合が終わった。9回、1点差まで追い上げ、なお2死二塁のチャンスが続く場面。打席に立った中野拓夢内野手(28)は、フルカウントからの7球目に、中日投手の松山晋也(24)が内角に投じた155キロの速球を見送りましたが、球審の判定はストライク。見逃し三振で試合が終了しました。中野は最初は信じられないという様子で苦笑いを見せたものの、その後は険しい表情を浮かべました。中日チームが勝利の喜びを分かち合う中、中野は30秒以上も打席に留まりました。ベンチにいる藤川球児監督(44)も、納得がいかないような表情をしていました。試合後、中野はインタビューに応じることなく、静かにバスに乗り込みました。

熊目撃で女子ゴルフ最終日が中止に 選手と観客の安全確保できず、ルーキー前田羚菜が優勝

日本の女子ゴルフステップアップツアー、ツインフィールズ・レディースは24日に石川県のツインフィールズ(6481ヤード、パー72)で最終ラウンドを予定していましたが、コース内で熊の目撃情報があったため、安全を考慮して競技が中止となりました。 優勝がかかった最終日に、予想外のアクシデントが発生しました。コース内に熊が現れ、午後12時34分に競技が一時的に中断されました。警察や地元行政の指示のもと協議が行われた結果、選手と観客の安全が確保できないと判断され、16分後の12時50分に中止が決定されました。 第2ラウンド終了時点で、トータル6アンダーの138でリーダーボードのトップに立っていた前田羚菜選手(19歳、ミロク情報サービス所属)が初優勝を飾ることになりました。

【阪神】藤川球児監督が9回の中野見逃し三振に「正直納得いかない」—直前には中日井上監督が抗議

阪神タイガースの監督である藤川球児(44歳)は、試合後に自身の不満を隠さなかった。2点を追う9回表、藤川監督は代打として渡辺を送り出し、カウント3-2まで粘らせた。中日のクローザー松山が投じた156キロの直球は、微妙な低めの位置だったが、小林球審は腕を少し上げたものの、最終的にはボールと判定。これに対して中日ドラゴンズの井上監督がベンチを飛び出し、球審にジェスチャーの確認を求めた。 藤川監督はこれをストライク・ボールの判定への抗議とみなし、「ストライク・ボールへの抗議は基本的に禁止されているはずです。それが行われた上で最後の中野の1球というのは、正直納得できませんね」と批判を述べた。 9回1死二、三塁の場面で近本の内野ゴロにより1点を返し、2死二塁という状況に持ち込んだ。しかし、中野はカウント3-2から内角の厳しい155キロのストレートをストライクと判定され、見逃し三振に終わった。試合終了直後、中野は立ち尽くして呆然とするばかりだった。 藤川監督は「タイガースの視点から見れば、抗議と最後の結果は明らかに変に映るので、改善の余地があるのではないか」と述べた。

【ボクシング】重岡銀次朗、2連敗で救急搬送 12ラウンド戦った末に意識を失ったか 目を閉じて担架で運ばれる

IBF世界ミニマム級で第4位の重岡銀次朗(25歳、ワタナベジム)が王座への復帰を果たせなかった。同級王者のペドロ・タドゥラン(28歳、フィリピン)に対し、ダイレクトリマッチで挑戦したが、1-2で判定負けを喫した。昨年7月に初の黒星を与えられたタドゥランにリベンジを果たすことができず、連敗を喫した。試合はフルラウンド戦われ、判定が発表されたとき、重岡はコーナーに戻り椅子に座ると同時に目を閉じ、意識を失ったかのように肩の力が抜けた。セコンドにいた前WBC世界同級王者で兄の優大が声をかけるも反応がなく、担架で運ばれることになった。その後、運ばれている途中に優大らセコンドの声に反応し、右拳で顔を拭うような動作を見せたため、すぐに意識は戻った様子だった。しかし、試合後の記者会見は行わず、そのまま重岡は病院に搬送された。昨年7月の初対戦時には、2回に右眼窩底骨折を負った上でTKO負けを喫し、苦しい展開が続いた。前回もリングから担架で運ばれ、病院に行かなければならないほどのダメージを受けていた。

島田紳助氏のサプライズ登壇「最後まで感動を!」リング上で亀田家を応援 ボクシング世界戦

主要タイトルマッチ直前に、プロモーターの亀田興毅氏(38)が驚きの演出を披露しました。「亀田家が批判され苦しい時期に支えてくださった恩人2人を紹介したい」と何度も涙で声を詰まらせながら語る興毅氏。元タレントの島田紳助氏とABEMAを運営するサイバーエージェント社長の藤田晋氏がリングに姿を現しました。島田氏は「絶対に(リングには)上がれないと思っていたが、興毅の言葉を聞いてもらい泣きしてしまった。亀田家の最終章を見届けさせてもらいます。最後まで感動を!」と情熱的なメッセージを贈りました。藤田社長も「和毅選手には是非とも頑張ってほしい」とエールを送ります。それに応える興毅氏は「最後に兄として。和毅、気合入れろ!」と力強く叫びました。

【ボクシング】亀田和毅、王者レオに敗北し3階級制覇ならず/ライブ詳細

挑戦者で同級1位の亀田和毅(33歳=TMK)は、3階級制覇の夢を叶えることができませんでした。 亀田和毅●0判定2○アンジェロ・レオ ◆試合経過(採点はニッカン独自) 1回 両選手ともに右のオーソドックススタイルでスタート。レオは左ジャブを繰り出し、亀田も左ジャブでプレッシャーをかける。中盤は慎重な戦いでパンチの交換はほとんどなく、レオの右ボディーブローが少し当たる程度。ほぼ互角の展開です。【日刊採点】レオ10-9 2回 レオの左ボディーブローからスタート。亀田は距離をとり様子を見るが、左ジャブが到達せず。中盤はレオのストレートがボディに命中し、亀田のワンツーはしっかりガードされる。終盤にはバッティングにより、レオが頭を押さえる場面も。【日刊採点】レオ10-9 3回 序盤はジャブの応酬。30秒過ぎにレオの右が亀田の側頭部を捉える。ボディーブローも決まり、再びバッティングも見られる。レオが強めに攻勢をかけるラウンドです。【日刊採点】レオ10-9 4回 レオが左ジャブを打ちながらペースを握り、亀田も左ボディーブローで応戦。中盤はレオのペースです。終盤の接近戦では亀田の右がヒットし、両者とも互角に近い内容です。【日刊採点】レオ10-9 5回 レオが左ジャブを打ちながらサイドへ回り、亀田は前に出てプレッシャーをかけます。接近戦ではほぼ互角ですが、亀田のカウンターが決まります。【日刊採点】亀田10-9 6回 スタートからジャブの応酬。初めの打ち合いはほぼ互角も、レオがアッパーを繰り出します。終盤には亀田の連打が有効に働いたラウンドです。【日刊採点】亀田10-9 7回 有効なクリーンヒットは少ないラウンドです。亀田の右フックがヒットし、レオも連打で応戦。終盤には両者決め手を欠いたラウンドです。【日刊採点】亀田10-9 8回 亀田が序盤から前進しますが、レオの距離管理がうまく、接触はほとんど発生しませんでした。ラウンドは無難に進行しました。【日刊採点】レオ10-9 9回...

元横綱白鵬の宮城野親方の視点から見た大の里「連続優勝し、全勝なら、直すところはないかも?」

史上最多45回の優勝を誇る元横綱白鵬こと宮城野親方が報道陣に応じ、大の里について語りました。 -今場所の大の里についてどう感じましたか? 「以前から型が重要だと話してきました。(大の里は)左の使い方に弱い部分もありますが、右の差し手や下手の使い方が非常に上手で、その強さと光り方が際立ちました。これが連続優勝につながったと思います。」 -あと2日間、14勝と全勝は違うものですか? 「優勝額を見た時に、単に優勝と全勝優勝では印象が違いますね。全勝優勝を果たすと、『次も全勝しなきゃ』という気持ちになります。そうして30連勝、また全勝すれば45連勝で大鵬さんに並ぶといった物語があります。1回できれば、もう1回できるものですね。」 -宮城野親方も綱取りの土俵で全勝しました。違うプレッシャーは感じましたか? 「14日目に優勝が決まったことを覚えていますね。(大の里は)昨日決まったので、今日がその日ですね。おそらく全力で挑むとは思いますが、冷静に取り組んでほしいです。」 -全勝は難しいと思いますか? 「関脇までは相撲を楽しんでいましたが、大関になってからはその楽しさが薄れ、横綱になった時は達成感がありました。そして大鵬さんや千代の富士さんに出会い、少しずつ意識を変えました。全勝優勝は非常に嬉しいものです。」 -大の里が初の綱取りで優勝しましたが、その精神的な強さはどう感じますか? 「これで優勝は4回目ですね。3回目の優勝では様々なことを感じ、多く負けて悩んだ場所もあったでしょう。その時期を経て自分を見つめ直す機会があったはずです。そして先場所の決定戦です。以前は高安にうまく勝てなかったですからね。春の巡業で成長し、夏場所に挑んだのではないですか。」 -大の里の課題についてはどう思いますか? 「連続優勝し、ここで全勝すれば直すところはないでしょうね。ただ負けて壁にぶつかった時には考えるでしょう。私だったら右が来たら左を取ります。今は左前みつや左上手を取る力士が少ないですからね。」 -現役だったら大の里にどう挑みますか? 「自分では分かっているんですが(笑)。でもこれは、左と右の展開になるでしょうね。左上手を取れば勝つと思いますが、取らなければいい勝負になるのではないでしょうか。」 -先場所までの課題は減ってきていますか? 「そうですね。豊昇龍の存在も大きかったと思いますよ。」 -大の里は将来的に何回優勝できると思いますか? 「今の状態なら、全部優勝できるのではないでしょうか。2場所連続優勝ですし、このような高い目標を持つべきでしょう。」 -大の里は白鵬杯優勝から成長しました...

【ボクシング】重岡銀次朗は王座返り咲き失敗 昨年初黒星のタドゥランに連敗でリベンジならず

挑戦者の同級4位重岡銀次朗(25=ワタナベ)が王座返り咲きに失敗した。同級王者ペドロ・タドュラン(28=フィリピン)にダイレクトリマッチで挑戦し、12回判定2―1負け。昨年7月にキャリア初黒星をつけられたタドゥランに連敗を喫し、リベンジできなかった、約10カ月でつかんだ雪辱のチャンスだった。初対決では2回に右眼窩(がんか)底骨折を負った。苦しい展開のままのTKO負けし、担架で運ばれ病院に搬送されるダメージだった。重岡は「(骨折時は)一瞬で視界が変わって焦ったことを覚えている。骨折なければ勝てた? そういうことはないですね」と一切、言い訳しなかったものの、キャリア初黒星の借りは必ず返す。その意気込みは強かった。手術から1カ月後からロードワークを再開したものの「慎重に少しずつ実戦を始めた」と本格的な実戦トレーニングを始めたのは今年1月。「真っ向勝負ではなく、うまく戦う」と掲げ、軽めの内容も含めれば、タドゥラン戦に向けたスパーリング数は通常の2倍近くとなる計200ラウンドに到達。満を持して臨んだタドゥランとのリマッチだった。今年3月には兄優大(28=ワタナベ)がWBC世界同級王者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)との再戦に敗れて王座返り咲きはならなかった。重岡は「僕が次に勝つことで、流れを持ってきてまた2人で上がっていきたい。僕が先に世界王者に返り咲く姿をみせたい」と気合。重岡兄弟としてのプライドも胸に秘めてリングに立っていた。中学時代まで約40戦無敗、高校時代は通算56勝1敗で、高校1年時の総体県大会決勝で兄優大との対戦が実現した際、兄弟対決を回避したセコンドのタオル投入による棄権負けが唯一の黒星。実に100戦以上のキャリアで事実上の「人生無敗」を継続していたが、プロ13戦目でタドゥランにキャリア初の黒星を喫していた。その借りを返すことはできなかった。「抵抗感があった」とタドゥラン戦の試合動画をチェックしたのは今年3月だった。「より練習の質と量、気持ちを上げるため、ヒントをもらうために見た」。自身のアマチュア時代までさかのぼって自身の映像をチェック。「忘れていたものを取り戻し、足りないところを補うため。より自分のボクシングが完成してきた」と自信を胸に秘めて挑んだ背水の陣だったが、ベルトを取り戻すことはできなかった。

【楽天】浅村栄斗、平成生まれ初の2000本安打達成 大阪桐蔭初の名球会資格

楽天の浅村栄斗選手(34)が平成生まれ初の選手として、史上56人目となる通算2000本安打を達成しました。チームでは2015年の松井稼頭央選手以来、2人目の偉業達成となります。大阪桐蔭高校出身者としては初めて名球会入りの資格を取得しました。 この日は「3番一塁」でスタメン出場し、マジック「1」の中、1回に先制の右前適時打を放ち、その後も着実にヒットを重ね、通算2000本の大台に乗せました。前日の日本ハム戦でもヒットを記録し、2試合連続で安打をマークしました。 本拠地のスタンドから大きな歓声が送られる中、一塁上で阿部選手から花束を受け取った浅村選手は、試合前に「普通にやるだけです。2000本目だから特別な意識はせず、まだこれが最後とは思っていません。まだまだ高い目標を持ち続けたいです」と語っていました。 浅村選手はチームにとって優しい兄貴分としても知られており、藤井選手は「日頃から優しくしてもらっています」と語り、内選手も「食事に連れていってくれたり、いろんなお祝いをしてくれたり、本当に面倒見が良い」と、その素顔を明かしました。本拠地での大記録達成に、ファンからの大きな声援が贈られました。   ◆浅村栄斗(あさむら・ひでと)1990年11月12日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭高校で3年時に甲子園で6試合16安打を放ち、優勝を果たしました。同年、ドラフト3位で西武ライオンズに入団。3年目に一軍に定着し、規定打席を初めて到達。2018年オフにFAで楽天に移籍。ホームラン王、打点王をそれぞれ2度獲得。ベストナイン8回、ゴールデングラブ賞2回。オールスターにも8回出場しています。16年から昨シーズンまで9年連続で全試合に出場。2019年プレミア12、2021年東京五輪で日本代表。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。2023年の推定年俸は5億円。妻はタレントでフリーアナウンサーの淡輪ゆきさんです。   ◆日本プロ野球名球会 浅村選手は通算2000本安打を達成し、名球会入りの資格を得ました。名球会は1978年に設立され、野球振興と社会貢献を目的とする団体です。入会資格は日米通算で投手なら200勝または250セーブ、打者なら2000本安打以上が必要です。記録に応じた特例での入会制度も存在します。会長は古田敦也氏です。