Month: May 2025

カタール代表監督にロペテギ氏が就任、スペイン代表やレアル・マドリードなど指揮経験あり

カタール・サッカー協会は1日、フレン・ロペテギ氏(58)が新たに代表監督に就任することを発表しました。ロペテギ氏は過去に母国スペインの代表チームや名門クラブであるレアル・マドリードの指揮を執った経験があります。契約期間は2027年までとなります。現在、カタールは2026年ワールドカップ(W杯)の最終予選A組で4位となっており、苦戦を強いられています。新体制の初戦は6月5日にイランとの試合となります。

【ビーチサッカー】日本がW杯初戦でグアテマラに6-2で圧勝

ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)がセーシェルで開幕し、1日にビクトリアで行われた試合で日本代表は1次リーグA組の初戦でグアテマラを相手に6-2で見事な勝利を収めました。この大会には16チームが参加し、4つのグループに分かれて1次リーグを戦います。各グループの上位2チームが準々決勝に進出します。

【西武】長谷川信哉 ファウルフライを華麗にキャッチ「グラブから出そうになったけどアウトにできた」

西武ライオンズの外野手、長谷川信哉選手(22)が見事なファインプレーを披露しました。試合の7回で無死、楽天イーグルスの浅村選手が右翼へのファウルを放つ。一塁側ブルペンの横に位置する防球ネットぎりぎりにボールが落下しそうになりましたが、右翼を守る長谷川選手がこれをジャンプしてキャッチ。ネットに飛び込むような体勢でしたが、ボールをグラブから離さずにアウトにしました。このプレーにより、マウンド上に立ったばかりの2番手投手甲斐野選手を救いました。ビッグプレーについて長谷川選手は「浅村さんは広角に遠くに飛ばせるので準備をしていました。ボールがグラブから一度出そうになったのですが、最後は落とさずにアウトにできて良かったです」と振り返りました。9回には右中間への打球に対しても豪快に飛びつきましたが、惜しくも間に合わず、結果的に同点の走者となってしまいました。それでも長谷川選手は「取れそうなアウトはみんなで取りに行く姿勢を示すことができたかなと思います」と述べ、チームスピリットを見せました。チームの5連勝については「最高です」とコメントを締めくくりました。

【日本ハム】新庄監督がソフトバンクの現状に言及し「昨日、申し訳なかった」と謝罪

日本ハムの新庄剛志監督(53)は、故障者が続出しているソフトバンクの状況に触れました。昨季終盤、ソフトバンクの近藤選手が故障離脱した際、「ベストメンバーで戦いたいという気持ちはありますね」とコメントしていた新庄監督は、今回も柳川選手が今宮選手に死球を与えたことで「昨日、申し訳なかったですね」と謝罪しました。そして、「ソフトバンクが本来の力を発揮するにはまだ時間がかかるでしょう。どのチームにもこういう時期があります。私の2年目だった23年シーズン、日本ハムでも多くのケガ人が出ましたね」と、自身の経験を例に挙げて答えました。さらに、「主力がケガをした時こそ、チームの層が厚くなるチャンスだと思います。若い選手たちが結果を出し、主力が戻ってきた時もポジションを譲らない。日替わりで選手が活躍することで、チームはより強くなるのです」と、自らの経験を踏まえて話しました。

【阪神】佐藤輝明が“恩返し弾”で最速10号 バース以来タテジマ39年ぶりキングへ一直線

トンネルのまぶしい光だ! 阪神佐藤輝明内野手(26)が両リーグ最速の2桁弾を放った。1点を追う5回に中日先発三浦から左翼へ一時同点ソロ。左打者の両リーグ最速10号は球団初の快挙だ。阪神右打者の過去4人はその後逆転されて誰も本塁打王にはなれなかったが、昨年より3カ月も早いペースで量産する背番号8は覚醒の予感たっぷり。チームは今季最長の4連敗を喫したが、バース以来タテジマ39年ぶりのキングへ一直線だ。   ◇   ◇   ◇球場の広さも、打球方向も佐藤輝には関係ない。「いいスイングができた」。振り抜いた打球は、右打者のように左翼方向に伸びた。着弾はバンテリンドームのフェンスギリギリ。両リーグ最速の今季10号にも、表情は引き締まったままだった。「よかったんじゃないですかね。まだ先は長いので。頑張ります」。敵地で鳴りやまない大歓声を浴びながら、淡々とダイヤモンドを一周した。1点を追う5回2死、中日先発三浦の142キロ直球を捉えた。中堅から左方向への1発は、10発中7本目だ。直前のイニングでは中日高橋周の放った右翼フェンス上部への打球が、リクエスト検証で本塁打から二塁打に修正された。改めてドームの広さを感じた直後、逆方向でも関係なく規格外のパワーで持っていった。自身最速、27試合目でのシーズン2桁本塁打到達。球団で両リーグ最速を記録したのは06年の浜中治以来、19年ぶり7度目で5人目だ。左打者ではあのバースや掛布らも成し遂げられなかった球団初の快挙だ。さらにこれまで両リーグ最速10号を放った右打者の先輩たちは、その後逆転され、本塁打王を逃している。阪神選手では86年バースを最後に遠ざかる本塁打王へ。そんな期待が大きくふくらむパワーだ。 強烈な“恩返し弾”だった。1発の瞬間、中日井上監督はベンチから苦笑いで見つめていた。佐藤輝にとって新人時代の21年から2年間、阪神ヘッドコーチとして師事した存在だった。2軍再調整を命じられていた昨年5月の2軍中日戦。ナゴヤ球場の三塁側ベンチへあいさつに行くと、当時中日2軍監督だった恩師から言葉をかけられた。「もったいないぞ!」。野球に取り組む姿勢の部分で成長の余地を感じていた敵将から、思わぬ言葉をかけられた。ポテンシャルも純粋な性格も知るからこそ、プレー以外のふるまいで損をするのが歯がゆかったようだ。「テルアキ」と呼ばれてかわがいがられた佐藤輝も、そんな恩師の言葉にじっくり耳を傾けた。あれから約1年。たくましく、頼もしい虎の4番に成長した。最終回には中前打を放ち、2年ぶりの盗塁もマーク。好機を広げ、虎の意地を体現した。今季初の4連敗を喫した中で見せた希望の光。5月もテルが元気だ。【波部俊之介】▼佐藤輝のチーム27試合目での到達は新人年の21年33試合目を抜いて自己最速。4年目の昨季は試合数と到達日ともに自己最遅でチーム113試合目の8月21日に到達しており、約3カ月半も早まった。今季は143試合で52発ペース。【関連記事】阪神ニュース一覧

【巨人】3連戦で2度目のサヨナラ勝ち!延長12回で8人の投手を投入し激戦を制す、貯金は今季最多の5に

巨人が3連戦で2度目のサヨナラ勝ちを収め、見事に4連勝を達成して首位を守りました。試合は6回、先頭打者のキャベッジが左中間に第5号ソロホームランを放って同点に。守備では、9回無死満塁のピンチを迎えたが、田中瑛斗が遊撃から捕手、一塁へのダブルプレーを達成し、続く打者菊池を三ゴロに仕留めて、ピンチを脱しました。そして、4月29日の第1戦に続く延長戦、12回2死一塁の場面で吉川が劇的なサヨナラヒットを放ちました。今回の試合は、9連戦の3戦目として開催され、巨人は8人の投手を巧みに使い分け、激戦を制しました。これにより、チームの貯金を今季最高の5に増やしました。

【巨人】田中将大が再び2軍で調整へ、3回3失点で悔しさに唇をかむ

大台への道が足踏み状態です。巨人の田中将大投手が早々とマウンドを降りることとなりました。彼は初回、1番の小園選手と2番の矢野選手を打ち取り、2アウトを獲得しましたが、続く3番野間選手から5連打を浴びて3失点してしまいました。甘く入ったボールが痛打される結果に終わり、2回以降は追加点を与えなかったものの、3回で交代を告げられました。結果は3回8安打3失点。彼はまたしても日米通算200勝に手が届かず、「チームに迷惑をかけた形で降板することとなり、非常に悔しいです」と悔しさをにじませていました。田中投手は繊細なコントロールに磨きをかけてきたはずでした。4月17日のDeNA戦では2回6失点でノックアウトされ、その翌日には登録を抹消されました。2週間の調整期間には、主に外角低めのストライクゾーンを意識して練習してきたものの、満足のいく形には成りませんでした。「9連戦を行う中で、このような投球しかできずに悔しいです。結局、そこに尽きます」と肩を落としていました。今後は再び1軍登録を抹消され、2軍での再調整が決まりました。

【ソフトバンク】上沢直之、緊急事態に貢献できず古巣日本ハムに7回3失点で2敗目「次は雪辱を誓う」

ソフトバンクの上沢直之投手(31歳)が古巣日本ハム戦において初めての先発登板を果たし、7回を投げて3安打3失点(自責2)で今シーズン2度目の敗戦を喫しました。2-2で迎えた7回1アウトの場面で、万波に決勝ソロホームランを打たれ、上沢はマウンドで悔しさをにじませ膝をつきました。主力選手の相次ぐ故障で打線に力強さを欠き、今季ワーストタイ記録の5連敗をしました。ワースト更新の貯金「7」は最下位に沈んだ2008年の王ホークス最終年以来の屈辱で、小久保ホークスは勝利を収められない状況です。   ◇   ◇   ◇このシーンは、上沢が投じた114球目でした。フルカウントからの6球目、スライダーが真ん中に入ってしまいました。新庄監督の下で躍進する若手の万波はその球を逃しませんでした。打球が上がり、上沢はすぐに視線で追いました。白球は左翼テラスに飛び込み、日本ハムファンは歓喜の指を天に突き上げました。歓声と悲鳴がミズホペイペイドームを包み、上沢はがっくりと膝をつきました。「ホームランだけは避けなければならない場面だった」。警戒しながらも一発を浴びてしまいました。昨オフ、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を諦め、日本ハムではなくソフトバンクに移籍を選びましたが、古巣とのレギュラーシーズン初対決で洗礼を受ける形となりました。試合前には日本ハムファンからブーイングを浴びましたが、異様な雰囲気の中で4回まで無安打に抑えました。しかし、7回3安打3失点(自責2)の結果は、主力がいないチームにとって痛手となりました。「7回の投球が本当に悔しい。次回は雪辱を誓いたい」と、上沢は今シーズン2敗目の悔しさをにじませました。“緊急事態”に応えられませんでした。試合前に遊撃のレギュラーである今宮が「右前腕屈筋群の筋挫傷」で登録抹消され、常にスタメンで活躍していた周東は「右腓骨骨折」と診断されました。柳田、近藤、正木に加え、昨シーズンのリーグ優勝に貢献した主力選手たちが次々と離脱し、異常な事態に新加入の右腕を頼みましたが結果は奮いませんでした。同一カード3連敗は今季3回目で、いずれも本拠地での結果です。ミズホペイペイドームでは2勝11敗1分、勝率1割5分4厘という悲惨な成績です。貯金「7」というワースト記録は、最下位に沈んだ2008年の王ホークス最終年以来の屈辱です。小久保監督は「何度も言いますが、今いるメンバーで戦うしかない」と語気を強めてコメントしました。故障者が多くても、ミズホペイペイドームには多くのファンが勝利を期待して訪れるのです。勝利がどうしても欲しい。【只松憲】

【日本ハム】万波中正、初対戦の“先輩”上沢から決勝ソロホームラン 古林睿煬に嬉しい初勝利

日本ハムは、かつてのチームメイトを相手に今シーズン3度目の同一カード3連勝を決めた。2-2の同点で迎えた7回、万波中正外野手(25)がソフトバンク先発の上沢から、リーグトップとなる今季6号のソロホームランで勝負を決めた。開幕前から元エース右腕を意識してきた新庄剛志監督(53)は「相手が誰であれ」と語り、新戦力の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24)に見事な初勝利をプレゼントした打線を称賛した。   ◇   ◇   ◇新庄監督は笑顔を浮かべながらベンチ裏へと戻ると、大きな声で「シャー!」と喜びを表現した。それは単に上沢に勝ったことに対する嬉しさではなかった。「本当に嬉しいね、グーリン。彼は性格も素晴らしい。試合前からみんなで彼を勝たせようという強い思いが、この1点差の勝利に繋がった」。古林睿煬の初勝利に貢献した打線の頑張りに、監督の笑顔が絶えなかった。開幕前のような上沢に対する特別な意識は一切見せず、1番打者にはドラフト同期の松本剛を起用。その理由について新庄監督は「相手ピッチャーよりも、今の松本剛の調子が良いから出塁率を重視して1番を任せた」と説明した。「ファイターズ時代は全くやらなかったクイックを多用してきた」と驚きながらも、そんなことより「今日はチーム全体でグーリンに勝ちを贈ることができて本当に嬉しい」と語った。公式戦で上沢と初対戦し決勝弾を放った万波は、相手の実力に敬意を表した。「練習を含めて対戦経験はほとんどなく、全くイメージがなかった。しかし、2回の第1打席でフルカウントまで行けて、球質を見極めることができた」と話し、「伸びのあるストレートや多彩な球種に、本当に器用だと感じた」と振り返った。第1打席で球を見極めた後、5回には二塁打、そして7回の6号ソロに繋げた。「2回から立て直して素晴らしい投球をしたので、なんとか勝ち越したいと思っていた」と、右翼で守りながら古林睿煬の力投を見守っていた。怪我で手薄となったソフトバンクではあるが、敵地での3連勝は見事だった。新庄監督は「大きな勝利ですよ」と笑顔で球場を後にした。【木下大輔】

【阪神】小幡竜平が転倒&走者追う間に決勝点献上…4連敗に藤川監督「今はそういう時期」

阪神タイガースは今季初の同一カード3連敗で、連敗が4に伸び、球際での勝負に敗れました。中日に1点差で惜敗し、藤川球児監督(44)は、「ペナントレースですから、今はそういう時期に差しかかっていると」と冷静にコメントしました。 事件<1> 1対1の同点に追いつかれた4回、無死二、三塁の場面で、遊撃手の小幡選手が一塁送球の際に転倒し、1点を献上しました。 事件<2> 佐藤輝選手の10号ソロで2対2に追いついた直後の5回、ランナーが積極的に動く中、小幡選手の好プレーでアウトにするも、三塁走者がホームイン。この1点が決勝点になりました。藤川監督は「5回ですから、まだまだこれから」と冷静に述べ、小幡選手を責めることはありませんでした。 事件<3> 打線もあと一歩及ばず、4回の攻撃で無死満塁の好機を活かせず、6回も得点に繋がりませんでした。左腕対策が今後の課題として浮上しました。 シーズン最長の6連勝の後に、最長の4連敗。それでも藤川監督は力強く「来たな、という感じですね。やっていきます」と前を向いています。5月2日からは甲子園でのヤクルト3連戦。毎年恒例の「ゴールデンウイーク こどもまつり」では、スコアボードに選手名がひらがなで表示されます。ホームグラウンドでの活躍で、子どもたちを喜ばせたいところです。【磯綾乃】 ▷阪神の田中内野守備走塁コーチは、「試合中に起こることなので、作戦の選択として間違ってはいません。小幡は役割を果たしているだけ」とコメントしました。 ▷藤本総合コーチは、「試合状況によって異なる判断もあるので、警戒しながらの行動だった」と述べました。 ▷小幡選手は、「私から言えることはありません」とだけ答えました。