Month: May 2025

アメリカ行きを控えて岩井姉妹が語ったこと 姉妹で挑戦する意義と持って行くもの…

岩井千怜(ちさと)はツアーで初優勝し、双子の姉である明愛(あきえ、共に22歳=Honda)は今シーズン、すでに2度の2位入賞を果たしています。彼女の初優勝もすぐそこに迫っています。今シーズンからアメリカのツアーに挑戦する新人として、岩井姉妹が2月に日本を出発する際の空港でのインタビューをご紹介します。不安と期待が入り混じる中で、自然体で目標を追いかける姉妹の姿が見て取れます。-現在の心境は明愛: 少しワクワクしていますが、不安も同じくらいあります。不安の方が少し勝っているかもしれません。千怜: 私も不安の方が少し大きいですね。-アメリカでゴルフ以外の楽しみは明愛: 2人でハンバーガー巡りをするのが楽しみです。-二人で挑む意義について明愛: 他の方は一人かもしれませんが、二人で行けることにより楽しさも倍になります。その分大変さも2倍になるかもしれませんが、それ以上に楽しみが増えると思います。千怜: 日本のツアーでも一人だと寂しい時があります。ゴルフは孤独に感じることが多いので、二人で行けることは非常に心強いです。-二人で目標について話すことはある?明愛: あまり話しません。千怜: 全然話してないですね。-日本のファンにどんなゴルフを見せたいですか明愛: 見ていて楽しんでもらえるように、どんどん自分らしい攻めるゴルフをしていきたいです。まずはどの試合でも良いので、優勝したいという目標があります。千怜: 日本でプレーしている時と変わらず、ワクワクするようなプレーを見せたいです。今年の目標としては、シード権を取ってどの試合でもいいので1勝を目指します。-アメリカに持っていくものは明愛: トランプを持っていきます。それに、音楽を夜も朝も聴きたいのでスピーカーも持参します。はい、Mrs. GREEN APPLEが好きです。千怜: 私はBE:FIRSTですね。

大の里が一夜明け会見 全勝優勝を阻んだ豊昇龍は「越えなければならない壁」“大豊時代”が幕開け

大相撲夏場所で2場所連続4度目の優勝を果たした大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が、千秋楽の翌日、茨城県阿見町にある自身の部屋で会見を開きました。「4度目の優勝ですが、やはり何度やっても嬉しいですね」と、彼の声は明るく弾んでいました。 2場所連続で優勝した大関が昇進を見送られた例はなく、28日の番付編成会議と臨時理事会を経て正式に「第75代横綱 大の里」が誕生することは間違いないでしょう。にもかかわらず、大の里は「全く実感が湧きません」と述べ、昇進伝達式の口上もまだ未定であるとしています。 今場所を振り返り「手の使い方が完璧でした。右も左も」と自己分析しました。得意の右差しや左おっつけ、さらにそれができない時の対応にも満足できた取り組みが多かったそうです。 しかし、初の全勝優勝がかかった千秋楽では、横綱・豊昇龍に上手ひねりで敗れ、14勝1敗で終わったことに悔しさを滲ませました。「豊昇龍についてどう思うか」と問われた彼は、素直な気持ちを次のように話しました。 大の里 彼が先に横綱に昇進したことには考えさせられる部分があります。やはり自分が一番になりたい思いがありますね。横綱昇進を先に果たした彼のニュースを、新潟で見て「自分は何をしているんだろう」と、とても悔しかったのを覚えています。それが自分に火を付けたというか、まさにエンジンがかかった瞬間でした。 -ライバル視する存在ですか? 大の里 ライバルというより、本当に越えなければならない壁だと思っています。今回の悔しい敗北を契機に、次の機会に向けて全力を尽くしていきます。 横綱昇進の正式発表を前に、豊昇龍へのリベンジを強く語った大の里。次の名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)から始まる「大豊時代」に向けて、燃える闘志を抱き、豊昇龍打倒を目指しています。【高田文太】

千賀滉大、審判の指摘でグラブを交換 色に関するルールも「今までは指摘されなかった」** **

** メッツの千賀滉大投手(32)が、試合中にグラブを交換した経緯を説明しました。千賀投手は、グレー基調のユニフォームに合わせた紫色のグラブを使っていましたが、2回からは黒いグラブに変更しました。彼は「グラブの色がグレーだとボールに近すぎるというルールがあることは知っていました。しかし、これまで問題にされたことはなかったので、今回の指摘を機に考えたいと思います」と話しました。この日の試合では、大谷翔平選手(30)に先頭打者ホームランを許したものの、その後は得点を防ぎました。結果は、5回1/3を投げ101球、5安打4四球1失点5奪三振で、今シーズン5勝目を挙げました。また、防御率も1.46でリーグトップを維持しています。2位はドジャースの山本由伸投手(26)で、防御率は1.86と、日本人投手2人がリーグの最優秀防御率を争っています。

大谷翔平18号ホームランも及ばず…メッツの千賀滉大が今季5勝目、防御率1.46でナショナルリーグ首位を維持/詳細

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が「1番DH」として先発出場し、試合開始直後に5試合ぶりの18号本塁打を放ちましたが、その後逆転され試合をひっくり返すことはできず、ドジャースは2連敗となりました。 ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32歳)は、6回途中1失点で今季5勝目を挙げました。5回1/3を投げ、101球、5安打4四球1失点5奪三振の内容で、最速球は96.8マイル(約156キロ)を記録しました。防御率は1.46で、ナショナルリーグの首位を維持しています。2位はドジャースの山本由伸投手(26歳)で、防御率1.86、日本人投手たちが防御率争いを繰り広げています。 大谷選手は、この試合前に、2023年の右肘の手術後初めて打者を相手に投球練習を行いました。金慧成(キム・ヘソン)選手やラッシング選手を含め計5人の打者に対して22球を投げ、1安打、2奪三振、1四球と好調な内容でした。 チーム123456789計 ド1000000001 メ20100000×3 【本】大谷18号(ド)、アロンソ10号(メ) 7回 大谷翔平第4打席 メッツ投手は右腕クラニック 2死走者なし カウント1-1から内角低め129キロのカーブを打って中飛 メッツ対ドジャース 7回表ドジャース2死、バックスクリーンに映し出された大谷は中飛に倒れる(撮影・滝沢徹郎) 6回 千賀はTヘルナンデスを三振後、マンシーに四球を出し101球で交代。5安打4四球1失点5奪三振、勝ち投手の権利を持ってスタニクにマウンドを譲った メッツ対ドジャース 6回表、力投するメッツ先発の千賀(撮影・滝沢徹郎) メッツ対ドジャース 6回表、降板するメッツ先発の千賀にファンから拍手が送られる(撮影・滝沢徹郎) 5回 大谷翔平第3打席 メッツ投手は右腕千賀滉大 1死一塁 カウント2-2から外角やや高め135キロのフォークを打って中飛...

ロバーツ監督、休養中の佐々木朗希に対する本音を明かす「何か言ってくれれば良かったのに」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が出演したABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ」が26日午前8時に放映されました。 このインタビューで、ロバーツ監督は佐々木朗希投手(23)の右肩のインピンジメントによる15日間の負傷者リスト(IL)入りについての本音と、彼の復帰時期について語りました。 佐々木選手は今シーズン8試合に登板し、1勝1敗という成績を残しています。彼は9日(日本時間10日)にアリゾナでのダイヤモンドバックス戦に先発しましたが、4回5失点と本来の力を発揮できませんでした。そして、中5日で15日(同16日)のアスレチックス戦に先発予定でしたが、13日(同14日)に自身初の負傷者リスト入りとなり登板が見送られました。 ロバーツ監督は、彼を故障者リスト入りさせる前日に佐々木と面談して身体の状態を確認しました。佐々木選手は「少し痛みがある」と述べたものの、監督は「正直に今の状態を話してほしい」と促しました。佐々木選手が「違和感がある」と述べたことで、MRI検査を行い、トレーナーの判断に基づき負傷者リスト入りを決定しました。 ロバーツ監督は以前から肩の違和感を知っていたのかとの問いに対して、「彼は数週間前から肩に違和感があると話していたが、私はそのことを知らなかった。彼のアリゾナでの登板後に初めて知った」と述べました。佐々木選手自身は、痛みを重大なものと捉えずに投げ続けていましたが、ロバーツ監督はピッチング内容から違和感を感じていました。 結局、ロバーツ監督は「球速が落ちてきたし、コントロールも少し乱れ始めていた」ことに気づき、彼が「腕に違和感がある」と言った時に納得がいったと話しています。その時点から佐々木選手の投球練習を中止し、休養を専念させることにしました。 佐々木選手が以前から肩を痛めていたという報道について、ロバーツ監督は「本当だと思います。彼には競争心があり、チームメートを助けたかったのです。一方で、何か言ってくれれば良かったのにとも思います。そうすれば彼を守れたので。でも、朗希の気持ちは理解しています」とコメントしました。 今後は1~2週間の完全休養を経て段階的に投球を再開し、6月末に復帰する見込みです。

引退48歳最古参力士 変化のきっかけは改名「桃智桜」 式秀親方が語る特別なエピソード

最古参力士である澤勇(48=式秀)は、夏場所の千秋楽でついに現役を終えました。所属する式秀部屋では、千秋楽翌日の26日に後援者を招いて打ち上げを行い、澤勇の断髪式も同時に執り行われました。 澤勇は1992年の名古屋場所で初土俵を踏みました。約33年間の力士人生の中で、彼の最高位は東序二段53枚目で、決して強豪力士というわけではありませんでした。 それでも、師匠である式秀親方(元幕内北桜)は、澤勇の人間性の成長に意義を見出しています。 式秀親方が先代から部屋を継いだのは2013年1月のことでした。澤勇は力士として20年目に入り、当時のしこ名は「式乃川」で、ちょうど35歳でした。 式秀親方は「彼は本当に明るいのに、ちょっと地味で内向的だった。だから、彼がもっと活発になれるようにと『桃智桜(ももちざくら)』にしこ名を変えました」と語っています。何よりも、彼がアイドルグループBerryz工房の嗣永桃子さん、通称「ももち」のファンだったことが、その理由です。 改名は2013年の秋場所からで、ユニークなしこ名として新聞記事になり、その切り抜きを常に財布に入れて持ち歩いていたといいます。 同年の九州場所が終わると、式秀親方に桃智桜から相談がありました。 「先に帰っていいですか」 Berryz工房の武道館ライブのチケットを手に入れたためでした。 式秀親方はその時を振り返り、「『みんなで片付けをするんだから、先に帰るなんてできないだろう』と言いました。でも、そんなお願いをするような力士ではなかったので、特別に認めて『(相撲も)しっかり頑張れよ』と伝えました」と話します。 桃智桜は武道館で他の観客から声をかけられ、ライブ後に関係者入り口で新聞記事を見せて嗣永桃子さんに会いたい旨を伝えたところ、関係者の助けで実現しました。 式秀親方は「三段目に上がったらももちに会えるかもしれないと彼に言ってたのに、先にチャンスを掴んだ(笑)。そんな大胆な行動ができるとは思わなかったけど、それがきっかけで自分の殻を破ったんだな」と驚いています。 引退後、澤勇は千葉県茂原市の介護施設で働き始めます。 断髪式に向けて、式秀親方からの贈る言葉があります。「相撲では強くなかったけど、引退後も失敗を恐れずに自分はできると信じて頑張れよ」と。人を育てて社会に送り出す、相撲部屋の意義を示すエピソードです。【佐々木一郎】

鈴木誠也の14号ホームランが勝利を決定、メジャーリーグで49打点の単独トップに

シカゴ・カブスの外野手である鈴木誠也(30歳)は、2試合ぶりに14号の決勝3ランホームランを打ちました。これにより、今シーズン49打点を記録し、メジャーリーグの単独トップに立ちました。彼は敵地であるシンシナティ・レッズとの試合に「3番指名打者」として出場し、8-8の同点で迎えた8回、無死一、二塁の場面で第5打席に立ちました。3ボール1ストライクのカウントから、5番手投手メイの内角97.2マイル(約156.4キロ)のシンカーを引っ張り、左翼ポール際へ打ち込みました。打球速度は116.2マイル(約187.0キロ)、飛距離は399フィート(約122メートル)でした。チームメイトからベンチで盛大に祝福され、今永投手ともハイタッチで喜びを分かち合いました。初回には右前打、3回の打席では四球を選び、5回には右中間への二塁打を放ち、4打数2安打3打点で最大5点差からの逆転勝利に貢献しました。今シーズンの打率は.273、ホームラン数14本、打点49、OPSは.906で、打点部門ではメジャーの単独トップ、本塁打はリーグ4位タイ、OPSはリーグ9位につけています。カブスは同じ地区のレッズに対してカード勝ち越しを決め、今シーズン32勝21敗で貯金11となっています。ナ・リーグ中地区では2位のカージナルスに2ゲーム差をつけ首位に立っています。

千賀滉大「とにかく仕事をしなくちゃいけない」大谷翔平に先頭打者弾浴びるも5勝目/一問一答

メッツ千賀滉大投手(32)が、6回途中1失点で5勝目をマークした。1回は大谷翔平投手(30)に18号先頭打者アーチを浴びるも、その後の無死二、三塁のピンチを無失点。その直後に味方打線が逆転に成功すると、3回まで3者凡退に封じた。4回は2死一、三塁、5回は2死満塁とピンチを背負ったが、ホームを踏ませなかった。5回1/3を101球、5安打4四球1失点5奪三振。最速は96・8マイル(約156キロ)だった。1回に使用していた白と紫色のグラブが審判団に注意され、2回からグラブを交換するハプニングもあったが、強力ドジャース打線を相手に粘りのピッチングだった。 大谷との対戦は右越え本塁打、空振り三振、中飛だった。これで防御率は1・46となり、ナ・リーグトップをキープ。2位はドジャース山本由伸投手(26)の1・86で、日本人投手がリーグ最優秀防御率争いを繰り広げている。【千賀の一問一答】-走者を出している時はどう抑えたか「うーん、本当にいろいろ、いろいろなことを駆使しながら、いろいろな球を使いながらやれたかなと思います」-グラブを交換したのは「(グラブの)色がグレーでボールに近いからダメっていうルールで。もちろん知ってはいたんですけど、前回もそうですし、その前も言われたことはなかったので、これで考えようかなと思います」-監督はフォークがイマイチというコメント「(ドジャースが)チームとしてすごい対策を練ってきてる感はすごくありましたし、ドジャースっぽいなっていうふうにも思いましたけど。でもそこを完全に消さずにコントロールしたのは、(捕手の)トレンスがいい、グッジョブ(なリード)だったなと思います」-ドジャースらしいというのは「フォークがあるから低めは捨ててとか、いろいろしてくるっていう賢さがあるチームだなというふうに思ってます」 -大谷のホームランの後に言い聞かせたことは「いや、別に特にないですし、彼はすごい選手のうちの1人なので。別にそんなに」-大谷との対戦は楽しかったか「楽しくはないですね」-キャリアで最も長い8試合連続無被弾が大谷のホームランで途切れた「彼だけじゃなくて、他のバッターもすごい選手がたくさんいますし。たまたま彼だったっていうだけであって、それに近いものは今までたくさん打たれてきているので。本当にこれからまた、そういうものを伸ばしていって。いい当たりをなるべく少なくして、いい仕事ができればなと思います」-何どんなピッチャーでも初回の先頭大谷は嫌。今日の試合の入り方は「そうですね。僕が今年に関しては、やっぱり立ち上がりから点を取られてるっていうのは、立ち上がりにランナーをためやすいっていうのはデータで出てるので。そこに関してはうまく、その後もランナー出ましたし、球数を投げちゃったなっていうふうに思います」-大谷にホームランを打たれたボールは投げミスか「いや、どうですかね。彼がすごい選手なのはわかってますし、彼じゃなくても打たれていた球でもあるのかなというふうにも思いますし」-その後の切り替えは「切り替えっていうか、別に何も響いてないので、そんなに。なんて言うんですかね。切り替えも何も、とにかく仕事をしなくちゃいけないという、それで忙しいので。マウンド上ではそんなに、だからどうとかは全然思うことはないです」 -投手陣の防御率がメジャートップ「本当にみんなでいい成績出してると、すごいリズムもいいですし。みんなが頑張ってるから自分も頑張らなきゃっていう、すごいいいチームの雰囲気ができてると思うので。僕も含めて、みんなでまた盛り上げていけたらなと思ってます」-フォークが注目されがちだが、速球の手応えは「満足はいってないですし、なかなか探り探りの中で、自分のものを探してる状態なので。そんなに手放しで喜べる状態ではないですし、まだまだちゃんとしないとケガだったり、成績も悪くなったり、いろいろなことが起きると思うので。自分の中で丁寧に見つめ直していけたらなと思ってます」-数週間前に体調を崩したが、ストレートの状態は上がってきたか「いや、でもまだまだ、その全体的にっていうところに関しては、もう昨年から響いてるものがあるので。それに関して自分でどうヒットするかって。もう(開幕から)2ヶ月経っちゃいましたけど。ここから合わせていけたらなっていうふうに思いながらやってます」-体調が完璧じゃない中でもこの成績を残せているのは楽しみも「楽しみが残ってるのは自分の中で思ってるだけで、それがもう本当に自分がいいピッチングしたからといって、打たれるのがまたこの(メジャー)リーグだと思ってるので。それは結果はわからないですけど、自分の中で納得する、これだったら大丈夫、1年間ケガせずにやれるなっていうものを早く見つけたいなというふうに思ってます」-立ち上がりの修正は「それは話さなくていいかなと思います。細かすぎるので」 -調子自体は「普通だったかなと思いますけど、やっぱり自分が定まってないっていうので。ああいう中盤だったり、あとが乗り切れない部分が今そのまま出てるので。自分が今良くないっていうものが、そのまま出てるのかなっていうふうに思います」-3回の大谷の3球三振の組み立ては「いや、どうなんですかね。誰もが打つし、誰もが空振りするし。何の感情もないです」-相手が誰であれ、ホームランを打たれた相手には意識が「自分のやるべきことをやって打たれたら仕方ないな、それ以外だったら、自分がどういうふうにやれたかっていうところに関して考えてマウンドに上がってるので。前回打たれたからとか、このバッターは相性かいいからとかってそんなに考えてる暇はあんまりないかなと思います」-山本と長い時間話していたが、刺激になるか「刺激というか、やっぱり僕自身、彼のメカニクスが日本のピッチャーで一番すごいと思ってますし。彼のすごさを分かってるからこそ、いろいろ野球の話ができるというか。すごいレベルの高い話を聞けるので、今回もうまく聞いたんですけど、ちょっといい答えが返ってきたんですけど、僕はできなかったんで。これからまた練習かなと思います」

大谷翔平、術後初のライブBPで確かな手応え「投手としての自分を少し思い出した」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、2023年の右肘手術後、初めてのライブバッティング練習(BP)に挑み、好感触を得ました。 この日は、キム・へソン内野手(26)やダルトン・ラッシング捕手(24)など5人の打者に対して22球を投げ込み、結果は1安打2奪三振1四球と上々。大谷選手は「一歩前進できたと感じています。内容にも満足できる部分があり、次のライブBPに向けてさらに調整していきたいと思います」とコメントしました。 このライブBPでは、速球に加え、ツーシーム、カットボール、スイーパー、スプリットを使い分け、最速は97マイル(約156キロ)に達しました。「バッターがいることで球速が上がるのは予想していましたが、今回はあまり飛ばしすぎずにやろうと意識しました。1回目のライブBPだったので、なるべく96~97マイルは投げないようにしていましたが、最後は少し出ていましたね。いいところもあり、次はもっと制御しながらできればと思います。ピッチャーとしての感覚を少し思い出すことができました」と語りました。 その後のゲームでは、ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32)から第18号の先頭打者ホームランを打ちました。

千賀滉大、年下の山本由伸への敬意「彼の投球メカニクスは日本最高」

メッツの千賀滉大投手(32歳)は、ドジャースの山本由伸投手(26歳)との野球談義を振り返り、笑いながら話しました。ドジャースが遠征で彼のホームスタジアムにやって来た際、千賀投手は山本投手と外野でジェスチャーを交えながら意見を交わしました。千賀投手は「刺激的です。彼のメカニクスは、日本のピッチャーの中で特に優れていると感じます。だから彼の実力を理解しているからこそ、様々な野球の話ができるんです。とても高いレベルの話を聞くことができます」と、年下の山本投手に対する敬意を示しました。野球談義の成果について千賀投手は、「今回も色々と良い質問をしましたが、少しは良い答えが返ってきたものの、自分ではまだ実行に移せない状態です。これからもっと練習が必要だと思います」と述べ、ほほ笑みを浮かべました。この試合で千賀投手は5回1/3を1失点に抑え、防御率1.46を維持し、ナ・リーグのトップをキープしています。2位には防御率1.86の山本投手が続き、日本人投手がリーグの最優秀防御率を競っています。