Month: May 2025

【パ入れ替え&2軍情報】オリックス太田椋が抹消、ソフトバンク前田悠伍は2軍戦で5回無失点

先週の入れ替え&ファーム情報を、球団別に振り返ります。パ・リーグ編です。   ◇   ◇   ◇【日本ハム】田宮が19日に1軍登録から外れました。5月の打撃成績が7試合出場で25打数2安打、打率.080、ホームラン0本、打点0で、新庄監督からは「2軍で打席に立たせて調子を取り戻してもらう。打撃に“しなり”を感じないから」とコメントがありました。2軍からは孫易磊が22日に支配下登録され、その日のソフトバンク戦でデビュー。2回無失点で、来日初のホールドを記録しました。【西武】育成捕手の是沢がイースタン・リーグで目覚ましい活躍を見せています。21日のロッテ戦で三塁打を含む2安打を記録し、24日の巨人戦では田中将から内野安打を3本も打ち、“マー君キラー”としての才能を発揮。また、法大時代には東京6大学リーグで3打数0安打でしたが、オープン戦では良いリードを見せ、守備面も安定してきた彼の支配下登録を強くアピールしています。【オリックス】打率3割を超え、首位打者を争っていた太田が、18日に右手首に死球を受け、21日に登録を抹消されました。打撲の診断で、彼は最短復帰を目指して舞洲で調整中です。代わりに西野と大里が昇格しました。大里は25日のソフトバンク戦に先発出場し、9回には左前適時打を決めました。中継ぎの山崎と川瀬は23日に抹消され、代わって博志が登板し、9回を3者凡退に仕留めました。 【ソフトバンク】高卒3年目の期待の若手、大野は成長を遂げています。5月から中継ぎとして2軍戦に出場し、先週は20日の中日戦と25日の阪神戦で計2回1/3を無失点に抑えました。通算成績は5試合で1勝0敗、防御率1.17。鹿児島・奄美大島出身の左腕が頭角を現しています。また、右のホープ、前田悠は23日の2軍阪神戦で先発し、5回無失点の好投を見せました。【楽天】堀内は背中の張りで19日に出場選手登録を抹消されました。16日のソフトバンク戦でプロ初本塁打を放つなど、4月12日に初めて1軍登録後、26試合で打率.323を記録していました。20日には島内が今季初昇格。ここまで4試合で9打数無安打苦しんでいますが、その復調が期待されます。また、24日に出場選手登録された荘司は同日の日本ハム戦で約1年ぶりの勝利を挙げました。【ロッテ】22日に、横山が先発転向後初めて1軍でのマウンドを踏みました。5回2安打無失点で好投し、先発として初勝利を飾りました。「まさか先発で1軍の試合に投げると思わなかった。自分でも5回投げられるとは思っていなかった」と予想外の展開に驚きを見せました。今後も2軍で先発調整を続ける方針です。2軍では愛斗が打率.336と好調で、アピールを続けています。

【セ・リーグ入れ替え&2軍情報】阪神の大規模な入れ替え、小林誠司が巨人の1軍入りを果たす

先週のセ・リーグにおける選手入れ替えとファーム情報を球団別に振り返ります。     ◇     ◇     ◇【阪神】22日に10人もの大規模な選手入れ替えを実施しました。昇格したヘルナンデスは25日の中日戦(バンテリンドーム)で6番・三塁手として初スタメン出場。来日後初となる長打も記録し、交流戦に向けたオーダーの選択肢を広げました。5月の月間打率が0.093と低迷している前川は2軍で再調整となりました。また、勝利の方程式を担っていた桐敷が左腕の筋疲労でリハビリ組に合流。一方、2軍戦で14回を投げ、防御率1.29を記録している門別が1軍に合流しました。【巨人】小林が今季初めて1軍に昇格しました。24日のヤクルト戦(東京ドーム)からチームに合流し、精神的支柱としての役割にも期待されています。これに伴い、大城卓が2軍に降格しました。今季1軍で23試合に出場し、打率0.149と低調でしたが、最近は23打席連続無安打に終わっていました。田中将は24日の西武との2軍戦(Gタウン)で先発し、6回6安打1失点。坂本も2軍で「2番・DH」として実戦復帰しました。【広島】先発投手ドミンゲスが23日に選手登録を抹消され、夫人の出産に立ち会うため一時帰国しました。31日に再来日する予定ですが、来週の登板は見送られる見込みです。空いた枠には2軍から選手を昇格させる予定ですが、先週はアドゥワや高橋、常広らの候補が失点を重ねました。先発転向後に好投している遠藤を含め、27日からのソフトバンクとのウエスタン・リーグ3連戦が注目です。 【DeNA】ファームで調整中の筒香の1軍復帰が近づいています。24日のイースタン・リーグではヤクルト戦で2安打を放ち、5試合で打率0.385を記録。打撃の調子も上向きで、桑原2軍監督は「交流戦などで本人のコンディションが整い、1軍に貢献できる段階で昇格させたい」とコメントし、DH制のある交流戦前後の復帰を目指しています。【中日】2023年ドラフト1位の草加が23日の2軍広島戦(由宇)でプロ初先発。3回を投げて3安打1失点、52球の投球内容でした。右肘の再建手術から復帰後3試合目で順調な回復を見せており、今後も登板を重ねて1軍デビューに備えます。1軍では25日に川越が代打で右前ヒットを放ち、今季初安打となりました。バンテリンドームにて今季も登場曲「青雲」を多く流したいところです。【ヤクルト】トレードで新加入した山野辺が、20日の広島戦から移籍後初めて1軍昇格しました。イースタン・リーグでは、上半身のコンディション不良から復帰を目指している高橋が23日のDeNA戦で4回途中1安打3奪三振の無失点。実戦復帰2戦目で53球を投じました。また、同戦では川端が今季初本塁打を放ちました。ドラフト1位の右腕中村優は25日のDeNA戦で先発し、6回7安打2失点という内容でした。

** もしどこかで別の決断ができていたら:リバティアイランドの安楽死について吉田俊介氏が語る **

** 有限会社サンデーレーシングは、今年の日本ダービー(G1、芝2400メートル、6月1日=東京)に、皐月賞馬のミュージアムマイルを含む4頭を送り出す。その中には、皐月賞で2着になったクロワデュノール、10着のカラマティアノス、そして青葉賞で2着だったファイアンクランツが含まれる。   ◇   ◇   ◇香港で行われたクイーンエリザベス2世Cのレース中、左前肢を故障し競走を中止し、安楽死となった3冠牝馬リバティアイランドについて、同馬のオーナーである有限会社サンデーレーシングの吉田俊介代表(51)は心中の葛藤を明かした。「競馬場でリバティのレース映像が流れることがありますが、正直なところ見ることができません。競馬は血統や馬の名前を通じて思い出を呼び起こすスポーツですが、リバティアイランドのことを思い出すことが、もう叶わないと思うと…。私はオーナーとして何らかの判断ができる立場にあったので、どこかで違う判断を下していれば、結果が変わったのではないかと後悔しています。これまでにも仕事の中で多くの悲しいことがありましたが、その中でも比較にならないほど重い喪失感です。どうにかできたのではないかと、自責の念が拭えませんし、多くの人を悲しませてしまったことがとても悔しいです。」 日本では安楽死の判断をする際に所有者や調教師に連絡が入るが、香港では“事後報告”となった。「馬運車に乗せられてすぐの判断だったと聞きました。日本の手順と同じでもショックですが、納得するためのプロセスが全くなく、思った以上にあっという間に決まってしまいました。少しでも馬の苦しみを短くするため、国によって方法が異なることは理解していますが、気持ちに整理がつきませんでした。」帰国数日後、リバティアイランドの遺灰が北海道の牧場に届けられ、中内田調教師や川田騎手が訪れました。「香港では土葬が主流ですが、こちらから火葬をお願いし、遺灰とたてがみを持ち帰ってくれました。中内田調教師も川田騎手も大変だったと思いますし、牧場で関係者たちとも話をしてくれました。川田騎手は涙を流し続けていましたね。」4月29日にはノーザンホースパーク内、5月3日からは全国の競馬場やウインズ・エクセルで献花台が設置されました。「こんなにも早く対応していただけるとは思っていませんでした。私も翌週には京都を訪れましたが、本当に多くの方が花を捧げてくれたことに感謝していますが、それでも何かできなかったかと考えていました。」 リバティアイランドの母、ヤンキーローズは今年2月にイクイノックスの牝馬を出産し、現在はキタサンブラックの子を身ごもっています。将来的にはノーザンホースパークにリバティアイランドの墓を設ける計画を立てています。「これまでは牧場内に墓を設けていましたが、今回は人目にもつく場所に作らなければと考えています。この2、3年、多くのファンの方々がリバティアイランドを応援してくれたと思いますし、献花台を見ながら、リバティの血を引く馬を残せなかったことや、何ができただろうかと、日々考え続けています。」多くの人に愛されたリバティアイランド、5歳でその生涯を閉じた牝馬。その死はこれからも向き合い続ける課題となるだろう。【桑原幹久】

大相撲の行司が力士会の積立金を横領か 数千万円ギャンブルなどに…コンプラ委員会が事情聴取

大相撲の行司が力士会のために積み立てていた資金を横領した疑いで、日本相撲協会のコンプライアンス委員会から事情を聴かれていることが26日に明らかになりました。力士会は、関取衆70人による親睦会として、2011年の東日本大震災で被災した子どもたちを支援する目的で、1場所ごとに各自が1万円を積み立てることを決定していました。この力士会は、本場所前に年6回開催され、少なくとも10年間続いてきました。これまでにも複数の場所に土俵を寄贈してきましたが、積立金を管理していた行司が残額を使い込んだ疑いがあります。昨年以降、力士会はこの行司に対し、資金の残高と通帳の公開を求めていました。しかし、この行司は「次回は必ず持ってくる」と繰り返し、具体的な残額を明らかにすることができませんでした。今年の夏場所前の力士会でも、同様の状況が続き、関取衆の不満が高まり、協会による調査が開始されました。関係者の話によると、コンプライアンス委員会の聴取に対し、この行司は数千万円をギャンブルなどに使ったと語ったそうです。日本相撲協会はさらに調査を進めており、6月には理事会での承認を経た処分が科される見通しです。被災者支援のために関取衆が築き上げた貴重な積立金に手を付けた罪は重く、厳しい処分が予想されています。ある協会関係者は「大の里の慶事の時期に、非常に残念な出来事だ」と話しています。

大谷翔平プレーボール弾!2試合連続19号先頭打者アーチ メジャー通算600打点達成

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。2試合連続の先頭打者アーチを放った。1回無死で右腕ウィリアムズと対戦。初球の内角直球を完璧に捉え、右翼席に飛び込む19号先頭打者アーチとした。打った瞬間に確信する一打は、打球速度115マイル(約185キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)、角度28度だった。これで本塁打数はメジャー単独トップ。メジャー通算600打点も記録した。今季は試合前時点で、打率2割9分5厘、メジャートップタイの18本塁打、32打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.026としている。25日(同26日)には、23年9月の右肘手術後初のライブBPに登板。打者5人を相手に22球、1安打2奪三振1四球と上々の内容で、最速は97マイル(約156キロ)だった。【実際の動画はこちら】ーー>>【動画】大谷翔平、初球を先頭打者本塁打!打った瞬間に確信歩き【大谷翔平プレーボール弾!】山本由伸が先発、ガーディアンズ戦ライブ速報はこちら>>

【ノア】“天才”丸藤正道の逆水平で染まった佐藤光留が「全然痛くありません」

第6試合では、“天才”丸藤正道(45)と、“変態”佐藤光留(44)による注目の一戦が行われました。レスリングや格闘技の経験を持つ両者は、序盤からグラウンドで関節技を互いに繰り出し、徐々にヒートアップしていきました。その後、丸藤は佐藤の胸部に逆水平チョップを何度も見舞いました。 佐藤の胸が赤く腫れ上がる中、「光留コール」に応えるように「全然痛くありません」と強がり、反撃として得意のキックを丸藤に炸裂させました。さらに、アンクルホールドや延髄斬り、そして腕ひしぎ逆十字固めを駆使して丸藤を攻め立てました。 丸藤も負けじと逆水平チョップにこだわり続け、佐藤にダメージを与え続けます。佐藤は胸に血を滲ませながらも反撃し、ジャンピング延髄斬りからブレーンバスターへ。しかし、投げられた丸藤がブリッジで逆に押さえ込み、3カウントを奪い勝利。天才の実力を見せつけました。試合後、互いを称え合い抱擁しましたが、佐藤がなかなか離さなかったため、丸藤が再度逆水平を放ってリングを去りました。 丸藤は試合後、「言うなれば、俺がこの世界で最も試合をしたくなかった男、佐藤光留。でも今日の試合で、また戦いたいと思える相手になった。最高に楽しめました。またやりましょう」と笑顔で語りかけ、一方の佐藤は「話すことはない。でも全然痛くありませんでした」と言い残し、控室へと消えていきました。 <この日の全成績> ▼第1試合 シングルマッチ △ドラゴン・ベイン (10分、時間切れ引き分け) △アルファ・ウルフ ▼第2試合 6人タッグ ○征矢学&サクソン・ハックスリー&HAYTA (9分30秒、弾道→片エビ固め) 石川修司&×モハメドヨネ&Eita ▼第3試合 シングルマッチ ○アーチャー・コール (9分22秒、スワントーンボム→片エビ固め) ×小田嶋大樹 ▼第4試合 3WAYマッチ ○AMAKUSA (6分31秒、開国→片エビ固め) ×アレハンドロ ※もう1人はYO-HEY ▼第5試合 タッグマッチ ○岩谷麻優&天麗皇希 (9分12秒、ドラゴンスープレックスホールド) ×セイディ・ギブス&愚零闘咲夜 ▼第6試合 シングルマッチ ○丸藤正道 (13分1秒、ブレーンバスター返し) ×佐藤光留 ▼第7試合 タッグマッチ ○清宮海斗&タイタス・アレクサンダー (14分6秒、スカイウォークエルボー→片エビ固め) 鈴木みのる&×ライアン・クランシー

【卓球】“みまひな”再結成へ「熱がすごすぎて…」全日本V5伊藤美誠&早田ひなが復活へ意欲

卓球の世界選手権で、女子シングルスの個人戦で自身初の銅メダルを獲得した伊藤美誠(24歳、所属:スターツ)が、“みまひな”の再結成に向けて意欲を示しました。カタール・ドーハでの大会から帰国した伊藤は、千葉県成田市で行われた記者会見で、メダル獲得に対する喜びを「幸せな瞬間でした」と振り返り、「今後は女子ダブルスを再開したり、新しい挑戦をしていきたいと考えています」と、一層幅広い目標に向かう意向を語りました。その一環として注目されているのが、同い年の早田ひな(24歳、所属:日本生命)とのダブルス再結成です。二人は2023年まで全日本選手権で前人未到の5連覇を達成し、日本を代表するペアとして知られています。すでに出場する大会を調整中で、早田は「美誠に引っ張られてここまで来たと思っていますが、ダブルスを組んでいると結果にあまりこだわっていない感じです。もちろん勝ちたいのですが、『卓球は楽しいな』と感じられます。2人ともダブルスが好きで、その楽しさをもってこれからの4年間頑張っていきたい」と明かしました。28年のロサンゼルスオリンピックでは女子ダブルスが新たに実施されます。24年のパリオリンピックで左腕を痛めた早田は「左手の状況ですぐにダブルスで最高のパフォーマンスを発揮するのは難しいかもしれませんが、『ひなと組みたい!』という思いが非常に強くて」と、情熱を露わにしました。「もちろん私も熱はありましたが、それ以上に美誠の熱がすごかったので、『彼女ならこの状況も受け入れてくれるかな』と思い、今後、機会があれば挑戦したい」と展望を語りました。【松本航】

【全仏オープン】大坂なおみ、逆転負けで1回戦敗退 西岡良仁は腰痛により途中棄権

全仏オープンテニスのシングルス1回戦で、女子世界ランキング49位の大坂なおみ(フリー)は、第10シードのパウラ・バドサ(スペイン)に7-6、1-6、4-6で逆転負けを喫しました。また、男子では世界77位の西岡良仁(ミキハウス)が第25シードのアレクセイ・ポピリン(オーストラリア)と対戦し、5-7、4-6のスコアで迎えた第3セット途中で腰痛のため試合を棄権しました。前回のチャンピオンであるカルロス・アルカラス(スペイン)や、女子4連覇を狙うイガ・シフィオンテク(ポーランド)は順当に2回戦へ進出しています。(共同)◆放送&配信情報 全仏オープンテニスはWOWOWとWOWOWオンデマンドにて、毎日生中継でお届けしています。グランドスラムの試合を全て視聴できるのはWOWOWだけです。

【ダービー】「この快挙は続くのか」「未曾有の状況に」短期免許ジョッキーがクラシック3連勝中

今年のクラシック競走において、桜花賞と皐月賞をジョアン・モレイラ騎手(41)、オークスをアンドレアシュ・シュタルケ騎手(51)が勝利しました。これまでの3レースすべてを短期免許を持つ外国人騎手が制したのは、競馬史上初めてのことです。残るクラシック競走はダービーと菊花賞の2レースとなっています。X(旧ツイッター)では競馬ファンたちが「今のところクラシックを短期免許の外国人が全て制しているのか」「今年のクラシックは短期免許で総なめになるか」「もし短期免許の外国人騎手が日本ダービーで勝ったら、クラシック史上初の事態になるのでは?」と注目しています。短期免許の外国人騎手による連勝記録は続くのか、それともダービーでストップするのか。今週のダービーでは、ダミアン・レーン騎手が皐月賞馬ミュージアムマイルに、シュタルケ騎手が抽選対象のマイユニバースに騎乗する予定です。