Month: May 2025

【データ】楽天宗山塁がプロ初サヨナラ打 パ3新人が記録するのは68年ぶり

楽天のドラフト1位ルーキー宗山塁内野手(22)が、プロ初のサヨナラ打で熱戦に終止符を打った。同点の9回1死三塁、西武の長身右腕ウィンゲンターから、中堅へ勝ち越しの犠牲フライ。殊勲打に、チームメートから手荒い祝福を受けた。新人のサヨナラ打は今年の麦谷(オリックス)と西川(ロッテ)がいるが、楽天では12年岡島(2度)19年の辰己、渡辺佳に次ぎ4人、5度目。今年の3人はすべてパ・リーグの新人だ。同一リーグの新人3人がサヨナラ打を記録するのは、23年のセ・リーグ(阪神森下、中日村松、巨人門脇)以来で、パ・リーグでは57年(毎日平井と衆樹、近鉄伊香)以来68年ぶり。

【阪神】巨人戦で初のカード負け越しとなる…ネルソンが延長戦で決勝打を浴びる

阪神タイガースは今季5度目の延長戦で敗れ、巨人との対戦で開幕以来4カード目にして初の負け越しとなった。 試合は2-2で迎えた延長11回、投手ニック・ネルソン(29)が登板したが、先頭打者の笹原に内野安打を許し、暴投も重なり2死二塁とされた後、門脇が右翼へ決勝の適時三塁打を放った。 阪神は一時リードを奪い返す場面もあった。1点を先制された直後の2回、佐藤輝は相手のエラーで出塁し、無死一塁で大山悠輔内野手(30)が左翼へ逆転の2ランを放った。この本塁打は4月23日のDeNA戦(横浜)以来の甲子園での本塁打となった。 しかし、2-1で迎えた7回、先発のジョン・デュプランティエ(30)から継投した及川雅貴投手(24)が先頭の代打ヘルナンデスに同点ソロ本塁打を打たれ、一時同点に追いつかれた。 その後の8回、先頭の代打ヘルナンデスが初出場で初安打を記録し、続く近本の四球と犠打野選で無死満塁の絶好のチャンス。だが、森下が三塁ゴロ併殺、佐藤輝の申告敬遠後に大山が空振り三振を喫し、好機を逃した。 今季の巨人戦は12試合を終えて8勝4敗と優位に進めていたが、このカードでは初の負け越しとなった。試合前には桐敷拓馬投手(25)が左上肢の筋疲労で登録を抹消されるなど、大幅な選手入れ替えが行われたが、チーム一丸での勝利にはつながらなかった。

豊昇龍が日本国籍取得へ 情報漏れに立浪親方は「あまり騒いでほしくない」

横綱豊昇龍(26=立浪)が日本国籍取得の準備に入っていることを、師匠の立浪親方(元小結旭豊)が認めた。一部報道で情報が出たものの、立浪親方は「まだ(豊昇龍は)言って欲しくないらしい。あまり公表してほしくない。場所中だし、あまり騒いで欲しくない」とくぎを刺した。力士が現役引退後、親方として日本相撲協会に残るためには日本国籍が必要になる。立浪親方は「前から決まっていたし、そういうふうに聞いていた」と話した。夏場所後の6月にモンゴルに帰国し、日本国籍を取得するための手続きを進めていく。外国出身の歴代横綱では米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)、モンゴル出身の白鵬(現宮城野親方)、鶴竜(現音羽山親方)、照ノ富士(現照ノ富士親方)が日本国籍を取得している。【大相撲夏場所全取組結果】はこちら>>

【阪神タイガース】ドラフト2位の期待のルーキー、今朝丸裕喜投手がプロ初先発で好投!3回無失点

18歳の期待の若手、阪神タイガースのドラフト2位指名の今朝丸裕喜投手が22日、ウエスタン・リーグのオリックス戦でプロ初の先発を果たしました。そして彼は3回を無失点に抑える素晴らしい投球を見せました。 試合後、今朝丸投手は「捕手の栄枝さんとインコースを攻めようと話していて、ストレートでしっかり押せたので良かったです」とコメントしました。 2回のピンチ、二死一塁の場面では、報徳学園時代にバッテリーを組んだことがある1学年上の先輩、堀柊那捕手と対決し、見事二ゴロに打ち取りました。走者を置きながらも冷静沈着な投球を続け、61球を投げて3安打2奪三振1四球という内容でした。 また、平田勝男2軍監督(65歳)も「報徳学園時代から場数をこなしている。新しいコンビである栄枝と組みながら、緩急をつけたピッチングができている。落ち着いていて慌てることがないね」と高く評価しました。 試合は延長10回タイブレークの末、2試合連続で6-6の引き分けとなりました。

【DeNA】石田裕太郎が準ノーノー、圧巻の1安打完封劇 8カード連続負け越しなし

投打がかみあったDeNAが中日相手に盤石の試合運びで勝ちきった。これで8カード連続負け越しなしで、今季最多タイの貯金3とした。様変わりした下位打線でも、打線の好調ぶりは変わらなかった。前日までスタメン出場を続けていた度会、宮崎、石上に変わって、蝦名達夫、三森、京田が先発に名を連ねた。1回1死一、三塁、オースティンの打席で相手先発マラーの悪送球で幸先よく先制に成功。2死一、二塁からは13試合ぶりにスタメンの蝦名が初球を捉えて左前適時打で2点を先取した。蝦名は右翼守備でもスーパープレーを連発した。2回先頭、カリステのライト線への飛球を背走しながら好捕し、そのままフェンス激突。ボールはつかんだまま、気迫あふれるプレーに球場からは拍手で包まれた。4回先頭でも田中の右中間への飛球にダイビングキャッチ。躍動感あふれるプレーで先発の2年目・石田裕太郎をもり立てた。6回には好調の20歳松尾のヒットで口火を切り、蝦名が3安打猛打賞となる左前打。1死一、二塁とされてから、三森が左前への適時打。「良いところに落ちてくれて良かったです!」という一打でリードを広げると、2死二、三塁から桑原が遊撃への適時内野安打。ヘッドスライディングでもぎとり「気合です!とにかく気合でセーフをもぎ取りました!」とガッツあふれるプレーを見せた。今季2度目の先発マウンドとなった石田裕も打線の踏ん張りと味方の好守に応えた。4回までノーヒットピッチングを継続。5回先頭でカリステに左前打を浴びるも、以降は1安打も許さず。準ノーヒットノーランという圧巻の投球で今季初白星をマークした。【関連記事】DeNAニュース一覧

【DeNA】蝦名達夫、涙のヒーローインタビュー「先日、兄を亡くしてしまって…」切迫したプレーで攻守に輝く

突然の兄の死を乗り越え、気迫のプレーで躍動する姿を見せた。DeNAの外野手、蝦名達夫選手(27)は攻守で存在感を示し、ヒーローインタビューで涙をこらえきれなかった。「先日、兄貴を亡くしてしまい、それがとても突然のことだったので…。チームを一時離れることになってしまいました。兄の分まで頑張らなければいけないと思っています。思い切ってプレーしました」と、言葉を詰まらせながらも兄への思いを語った。5月5日の中日戦(バンテリンドーム)以来、13試合ぶりのスタメン復帰で、気持ちはプレーに表れた。1回表2アウト1,2塁の場面で、中日・マラーの初球149キロに積極果敢にスイングし、三遊間を鋭い当たりで抜ける適時打を放ち、約1か月ぶりの打点を記録した。4回表先頭打者として、そして6回無死一塁でも安打を放ち、今季2度目の猛打賞を達成。外野手としての厳しい競争の中で強烈なアピールを見せた。さらに、右翼守備でもスーパープレーを連発。2回表先頭では、カリステのライト線への飛球を追いかけながら好捕、そのままフェンスに激突しながらもボールをつかみ取るという気迫のプレーで球場は拍手に包まれた。4回表先頭でも田中の右中間への飛球にダイビングキャッチを決め、躍動感あふれるプレーで2年目の先発・石田裕投手をバックアップした。

メッツの千賀滉大、次回登板で大谷翔平と今季初対決へ

メッツの千賀滉大投手(32)は、次回の登板が25日午後7時10分(日本時間26日午前8時10分)に本拠地で行われるドジャース戦に決まったことが、21日に発表されました。これにより、ドジャースの大谷翔平選手との今シーズン初の対決が実現します。公式戦では2023年に2四球と右二塁打を許し、ポストシーズンでは昨年、2試合で二ゴロ、右安、四球を記録しました。また、日本時代には22打数5安打、2本塁打、4打点をマークしています。今シーズンの千賀選手は、4勝3敗、防御率がナ・リーグ1位の1.43と絶好調です。

【ロッテ】新本拠地は2034年ごろの開業目指す「365日楽しめるスタジアム」商業機能拡張

老朽化が進むロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアムに関して、施設を所有する千葉市の神谷俊一市長は22日、近隣の幕張メッセ駐車場に移転して新設する基本構想の骨子を発表した。従来と同じ屋外型スタジアムとして、2034年ごろの開業を目指す。骨子には、民間の投資やノウハウを活用して商業機能を拡張し「365日楽しめるスタジアム」を掲げる。ロッテの高坂俊介社長は球団を通じて「現時点ではまだ具体的なお話はできませんが、千葉ロッテマリーンズは千葉市と連携し、魅力的なスタジアムづくりをとおして地域の未来に貢献できますよう、協議・検討を重ねてまいります」とコメントした。建設予定地はJR幕張豊砂駅側のメッセ駐車場の敷地約11ヘクタール。同程度の機能や利便性を持つ代替駐車場の確保も必要で、土地を持つ県との調整を進める。【関連記事】ロッテニュース一覧

【日本ハム】新庄剛志監督「最低でも15勝は勝てる」孫易磊、支配下登録の舞台裏/会見一問一答

日本ハムファイターズは22日、「台湾の至宝」と呼ばれる、育成2年目で最速157キロを誇る右腕、孫易磊(スン・イーレイ)投手(20)と支配下選手契約を結んだことを発表しました。これにより、背番号は196から96に変更されました。会見の冒頭で、彼は日本語で「みなさん、こんにちは。私は日本ハムファイターズ、背番号96番の孫易磊です。これからよろしくお願いします」と挨拶しました。 以下は記者会見での一問一答です。 -日本語はいつから練習していますか 日本に来てから、練習を始めました。(日本語で回答) -日本語でチームメートとコミュニケーションを取ることはありますか はい。(日本語で回答) -支配下選手となった心境を教えてください。 最初は少し緊張しましたが、その後とても嬉しく思いました。早くこのステージに立ちたかったです。 -どのようにして知らせを受けましたか (鎌ケ谷で)ウエートトレーニングの途中、休憩時間に言われました。 -何日前のことですか おとといです。 -その知らせを受けた時の気持ちは はい、非常に嬉しかったです。(日本語で回答) -ご家族がいらっしゃいますが、何か言葉をかけられましたか 家族は、実は僕よりも先に知っていました(笑い)。北海道に来ていたことも、家族が先に知っていました。 -2軍で防御率1点台の結果を残していますが、その感覚は 全試合で自分のリズムとテンポで投げられました。データはあまり意識していません。 -新庄監督、以前から「すぐにでも支配下登録をしたい」と話していましたが、このタイミングになった理由は 新庄監督 次の登板でイーレイがどのようなピッチングをするかを楽しみにしながらファームの試合を見ていました。(同14日のイースタン・リーグ巨人戦で先発し)5回2/3、3安打無失点で抑えた後に「プレゼントがあるから待っていてくれ」と通訳さんに伝え、球団の吉村さんに「イーレイを支配下にしたい」と相談しました。吉村さんから「選手の人生を変えるタイミングを間違えることはありませんよ。よろしくお願いします」と言っていただき、「よし」と思いましたね。...

大の里が4度目の優勝に王手!横綱昇進も視野に、豊昇龍が敗れ3差に** **

** 24歳の大関、大の里(二所ノ関部屋)が、東前頭7枚目の伯桜鵬(21歳、伊勢ケ浜部屋)をはたき込みで下し、4度目の優勝に近づきました。自己ベストの初日から12連勝を記録した大の里は、結びの一番で2敗の横綱豊昇龍が関脇霧島に敗れたことで、全勝のままで後続に3勝のリードを得ました。13日目に大関琴桜との対戦で勝利すれば、優勝が決定します。同時に、大関で2場所連続優勝を達成し、横綱昇進の可能性が高まります。取組後の支度部屋で、大の里は「落ち着いて取組めました。しっかり集中して、相手を捉えられました」と冷静なコメントを残しました。また、3勝差については「自分のことだけを考え、明日以降も頑張ります」と気を引き締めていました。