照ノ富士親方、「宮城野親方の退職の可能性」に関して「何も聞いていない」とコメント 二人の不仲報道には苦笑

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大相撲の元横綱、白鵬(現・宮城野親方)の日本相撲協会からの退職の可能性が濃厚になっている件で、同じ伊勢ケ浜部屋に所属している照ノ富士親方(33歳、元横綱)は、「何も聞いていない」とコメントしました。彼は31日に東京の両国国技館で行われた尾車親方(元前頭琴恵光)の引退相撲に警備担当として来場し、その際にこの件について語りました。

宮城野親方に関連しては、昨年宮城野部屋で師匠を務めていた際に、弟子の元前頭北青鵬による暴行が発覚しました。そのことから、宮城野親方は監督責任を問われ、2階級降格などの処分を受けました。部屋も事実上閉鎖され、昨年4月に宮城野親方は弟子とともに伊勢ケ浜部屋に移籍しました。その後は、伊勢ケ浜部屋に所属し、後進の指導に当たってきました。

このような中、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は今月の本場所を最後に定年を迎えます。部屋は照ノ富士親方が継承する予定で、6月2日の臨時理事会で承認される見込みです。両者ともにモンゴル出身という背景があり、照ノ富士親方のもとで、宮城野親方は部屋付き親方として指導を続ける予定です。

しかし、二人の関係は以前から良好ではなく、関係者によれば「互いに嫌悪感を抱いている」という報道もあります。そのため、宮城野親方が退職を意識している原因の一つとして、二人の不仲が挙げられています。この件について、照ノ富士親方は顔なじみの報道陣に対し、「何か、変なことが書かれていたな」と苦笑交じりに話しました。宮城野親方や宮城野部屋の今後については、6月2日の臨時理事会で協議される見通しです。

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