大谷翔平、ジャッジの前で21号、22号 5月15本目で月間最多タイ、シーズン62発ペース

アメリカ・メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手(30歳)が、ドジャースの一員として、1試合で2本の本塁打を記録しました。これは今シーズンにおいて2度目の快挙です。
本拠地、ドジャースタジアムで行われたヤンキース戦に「1番指名打者」として出場した大谷は、1回表にヤンキースのジャッジ選手が19号ソロ本塁打を放った後、その裏に同点とする先頭打者本塁打を放ちました。そして、6回には第3打席で22号ソロを放っています。
大谷選手の本塁打は4月末のマーリンズ戦から10カード連続で続いており、5月だけで15本もの本塁打を記録しました。大谷選手は例年6月から活躍するスロースターターとして知られていますが、5月までに月間15本の本塁打を記録するのは彼にとって初めてのことです。ちなみに昨年までの5月最多本塁打は2023年の8本でした。一方、大谷選手の月間最多本塁打は2023年6月の15本で、今回の記録でそれに並びました。
今シーズンは57試合で22本の本塁打を記録しており、シーズンペースで自己最高の62本に達しています。昨シーズンは自己最多の54本で本塁打王になりましたが、その年の20号到達はチームの77試合目(6月20日)であり、今シーズンは20試合も早い到達となりました。5月に22本の本塁打を放つのは初めてのことです。6月に例年通りの活躍を見せれば、日本人選手として、またドジャースの選手としても球団初となる60本の大台の達成も夢ではありません。
ヤンキース戦での通算本塁打は11本目で、対戦相手として10本以上を放ったのは今回で11球団目になります。昨年のワールドシリーズでヤンキースと対戦しましたが、シリーズ中は本塁打がありませんでした。ドジャーススタジアムで放った通算本塁打は41本目となります。
<大谷の年度別本塁打>
2018年=22本
2019年=18本
2020年=7本
2021年=46本
2022年=34本
2023年=★44本
2024年=★54本
【★は本塁打王。2023年まではエンゼルス】