ヤンキース・ブーン監督、大谷翔平の2本塁打を絶賛「圧倒的なパワー、全方向に打てる」

ヤンキースはドジャースに逆転負けを喫しました。昨年のワールドシリーズで対戦して以来の注目カード初戦を落としてしまいました。
初回に主砲アーロン・ジャッジ外野手(33)の19号ソロ本塁打で先制しましたが、直後に大谷翔平選手の21号ソロで同点に。その後もヤンキースはゴンソリン投手を攻め、3回までに5点をリードしました。
しかし、5-2の6回に今シーズン無敗の左腕フリード投手がこの日2本目となる大谷の22号ソロ本塁打を許し、その後も連打を浴びて1点差に迫られる展開に。続いてロアイシガ投手がパヘス選手に同点打を浴び、さらに1死満塁でヒル投手が押し出し四球を与えて逆転されました。
打線は4回以降わずか3安打で無得点。リリーフ陣も踏ん張り切れませんでした。
アーロン・ブーン監督(52)は、フリード投手の投球について「変化球にキレがなかった。逆転されたイニングでは、良い打者に甘い球を投げてしまった。ショウヘイにはカウントを不利にしてしまったし、テオスカーにはチェンジアップをうまく逆方向に打たれた。スミスには二遊間を突破され、フレディにはシンカーが低め中央に行ってしまった。良い打線相手に厳しかった」とコメントしました。
地元メディアから大谷のすごさについて問われると「圧倒的なパワーがあり、ストライクゾーンをしっかりとコントロールできている。身体能力が高く、全方向に球を飛ばす力がある」と称賛しました。また、ジャッジと大谷が初回に本塁打を打ったことについて「2本とも似たようなホームランだったね。どちらも初回からいきなり本塁打を放ちました」と振り返りました。