【ダービー】タフな馬場で浮上?“あのドゥラメンテ産駒”は半兄が今年のフェブラリーS覇者

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東京競馬場の芝コースは土曜の重馬場からダービー当日の日曜はどこまで回復するのか。回復が遅れた場合や、良馬場でも時計のかかるタフな馬場だったときに浮上するのは…。パフォーマンスを上げてくる可能性を感じるのは、青葉賞2着から参戦するファイアンクランツ(牡、堀)だ。「堀厩舎のドゥラメンテ産駒」ということで、素晴らしい素質、血統馬なのは間違いない。父ドゥラメンテ、母の父ハーツクライという血統から芝のクラシックディスタンスもぴったり合う。ただ、快速馬ロードカナロアを父に持つ2歳上の半兄コスタノヴァは今年2月のダートG1、フェブラリーSを制覇。近親にもダートグレード競走で活躍したピイラニハイウェイがいて、ダート適性を秘めた牝系の出身でもある。自身は札幌の新馬戦が重馬場での勝利。2戦目の札幌2歳Sも重馬場で3着に好走した。札幌2歳Sは1着マジックサンズがNHKマイルCで2着。2着アルマヴェローチェは2歳女王に輝き、桜花賞、オークスで連続2着と、ハイレベルな一戦だった。日曜の回復次第では時計のかかる馬場で行われる可能性もあるダービー。ファイアンクランツと若武者、佐々木大輔騎手の大駆けに託す手もある。

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