新横綱・大の里、奉納土俵入りの一般観覧は雨天で中止 これも「唯一無二」の門出?

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第75代横綱に昇進した大の里(24=二所ノ関)の横綱推挙状授与式と奉納土俵入りが、明治神宮で30日午後3時から予定されていたが、雨天のため一般観覧は中止となりました。

東京では29日深夜から雨が降っており、雨の場合は社殿内での奉納となります。収容人数の制限から、日本相撲協会の役員や関係者のみの参加となるため、一般観覧は不可能となりました。

29日の綱打ち後、大の里は奉納土俵入りの天気が降雨予報であることを聞かれ、「せっかくなので、みんなの前でやりたいですね。晴れるといいですね」と苦笑いを浮かべました。二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「雨だね(笑)。でも『雨降って地固まる』という言葉もありますし」と受け止めていました。

奉納土俵入りの一般観覧は人気のある行事です。過去には貴乃花が記録的な2万人(94年11月26日土曜日)を集め、師匠である二所ノ関親方も稀勢の里として1万8000人(17年1月27日金曜日)を平日に集めたことがあります。

コロナ禍では無観客で開催され、約3000人がオンラインで視聴した照ノ富士の例もありましたが、通常は好天に恵まれることが多かったのです。「唯一無二」の言葉を口上で用いた大の里らしい門出となりました。

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