菊池雄星が5敗目、ジャッジを2度の敬遠も打線援護なく完封負けで借金5

エンゼルスの先発投手、菊池雄星(33歳)はヤンキース打線を5回4安打1失点に抑えるも、5敗目(1勝)を喫しました。
試合の序盤から球数が増えました。1回、1死二塁の場面でヤンキースの3番、アーロン・ジャッジ外野手(33歳)を迎え、エンゼルスのワシントン監督は申告敬遠を指示しました。しかし、続く4番ベリンジャーを四球で歩かせて1死満塁となり、5番ボルピの犠牲フライで先制点を許しました。
2回も2死二、三塁のピンチでジャッジを再び敬遠し、本拠地でブーイングを浴びましたが、続くベリンジャーを左飛に抑え、追加点を防ぎました。
3回以降はスライダーを中心に低めへの丁寧な投球でリズムを作り、無安打無失点で切り抜けました。一方で5四球を与える場面もあり、5イニングで93球の球数を要し、5回を終えたところで2番手の右腕スティーブンソンに交代しました。
1回に先制されたチームは5安打で得点することができず、スミイチの完封負けとなりました。今季30敗目で、借金は5となりました。