元白鵬に関する話し合いは未定 伊勢ケ浜部屋の継承については臨時理事会で検討予定

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日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で定例理事会を開催しました。昨年4月から閉鎖され、親方や力士たちが伊勢ケ浜部屋へと移籍した宮城野部屋について、またその師匠である宮城野親方(元横綱白鵬)に関する討議は行われませんでした。理事会終了後、広報担当の佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)が報道陣に対し、「この件については、後日、臨時理事会を開いて話し合う予定です」と説明しました。臨時理事会の日程はまだ決まっていません。

宮城野親方の動向については、退職を考えているという報道が複数の週刊誌で相次いでいます。しかし、佐渡ケ嶽部長は「その件は何も話し合われていません」と述べ、この日は議題にならなかったことを明らかにしました。今回の理事会は約1時間で終了しました。

旧宮城野部屋の力士たちが移籍した伊勢ケ浜部屋は、師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が今月の夏場所をもって定年を迎え、弟子の照ノ富士親方(元横綱)に継承する流れがあります。この継承については理事会での議論が必要ですが、佐渡ケ嶽部長は「後の理事会で詳細を話していきます」と述べ、この日の理事会では取り上げられなかったことを説明しました。

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