【中日】新外国人選手マラーが来日初勝利「時間はかかったけど」アメリカに預けた愛犬に嬉しい報告

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中日の新外国人選手、カイル・マラー投手(27歳)は、6試合目でついに来日初勝利を手にしました。7回を投げ、6安打無失点という見事な内容でした。

彼は、アスレチックスで開幕投手を務めた経験を持つ元メジャーリーガーですが、大塚晶則投手コーチ(53歳)の教えのもとで、日本の野球スタイルを学んできました。右肩の開きや右足を上げるフォームを一度止める動作など、ブルペンで練習を重ね、体に染み込ませてきました。「アメリカではこんなに投げ込みはしなかった」と話しましたが、彼は懸命に取り組んできました。

この試合では、序盤の3回までに野手陣が6点の援護を与えてくれました。「感覚がとても良かったです。野手の皆さんが早い段階で得点を取ってくれて、素晴らしい守備もありました」と感謝の意を示しました。

高橋宏斗投手(22歳)とのダブルエースとして大きな期待を受けての開幕でしたが、5試合で勝利を得ることができませんでした。初勝利に2か月かかりましたが、「時間はかかったけど、みんなの助けを借りて勝つことができた」と喜びを語りました。彼を支えてくれた妻は、スタンドで観戦していました。この喜びをアメリカに預けてきた愛犬アストロちゃんに伝えたいそうです。「会いたいです。向こうに預けてきたんです」と話し、顔写真が入った特製マグカップを常に使い、愛犬の存在を忘れることはありませんでした。ようやく嬉しい報告ができましたが、アメリカに帰るまでにさらに勝利を積み重ねたいと意気込んでいます。

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