【中日】NPBに抗議文提出へ 27日ヤクルト戦でファウル判定、幻の逆転2ラン

中日ドラゴンズは28日、前日開催されたヤクルトとの9回戦において、8回に起きた川越誠司外野手(31)の打球に関するファウル判定について抗議文を提出することを決定しました。
1点ビハインドで迎えた8回、1アウト1塁の場面で、川越選手の打球は右翼ポール際に飛んで行きました。ファウルと判定されたため、ポールを打球が巻いたとリクエストしましたが、判定は覆りませんでした。
中日の朝田憲祐球団本部長は、東京都内のNPBを訪れ、森健次郎審判長から判定の経緯について説明を受けました。リクエストに対する公式な意見書の提出は認められていないものの、形として抗議文書を提出します。
朝田球団本部長は「森審判長もこの件を重大に捉えており、今日試合が行われる6球場において様々な角度からカメラを用いて検討するように通達があるとのことでした」と述べました。
今回の抗議文書は、特定の打球判定に焦点を当てたものであり、井上一樹監督(53)からのMLBのような専門部署を設けるという要望は含まれていません。