【カーリング】ロコ・ソラーレ藤沢五月「私たち史上最高のチームを目指して」五輪シーズン始動

カーリング女子で2度のオリンピック連続メダルを誇るロコ・ソラーレが28日、北海道北見市でシーズン開始の記者会見を行いました。当日、チームは氷上での練習を始め、2026年ミラノ・コルティナオリンピックのシーズンをスタートさせました。まずは9月に行われるオリンピック日本代表候補決定戦(北海道稚内市)での3チームの競争に勝つ必要があります。スキップ藤沢五月(34)は「9月の稚内に向けて、私たち史上最高のチームを作り上げていきたい」と意気込みを語りました。
9月にピークを迎えるために、例年より1か月ほど早くシーズンを開始しました。日本女子チームはまだオリンピック出場権を獲得しておらず、代表の座を手に入れたとしても、12月の世界最終予選(カナダ)で出場権を勝ち取る必要があります。藤沢は「これまで以上に過酷で、注目度の高いシーズンになると考えているけれど、自分たちはカーリングに真剣に取り組んできました。その成果を発揮する機会がたくさんいただける」と前向きに話しました。
オフシーズンには家族で温泉に行ってリフレッシュしました。最近の趣味は、イベント出演で東京都内を訪れた際の大福店巡りです。「東京には美味しい大福屋さんがたくさんあると聞いて」と少し照れながら、「この間は1時間以上並ぶことになったけれど、すごく美味しかった」と嬉しそうに語りました。
十分に英気を養い、重要なシーズンに臨みます。「チーム全員でしっかりと乗り越えたい」と誓いました。今季の初戦は7月31日に開幕する北海道カーリングツアー稚内大会に出場する予定です。【保坂果那】