Day: May 27, 2025

【セ・リーグ入れ替え&2軍情報】阪神の大規模な入れ替え、小林誠司が巨人の1軍入りを果たす

先週のセ・リーグにおける選手入れ替えとファーム情報を球団別に振り返ります。     ◇     ◇     ◇【阪神】22日に10人もの大規模な選手入れ替えを実施しました。昇格したヘルナンデスは25日の中日戦(バンテリンドーム)で6番・三塁手として初スタメン出場。来日後初となる長打も記録し、交流戦に向けたオーダーの選択肢を広げました。5月の月間打率が0.093と低迷している前川は2軍で再調整となりました。また、勝利の方程式を担っていた桐敷が左腕の筋疲労でリハビリ組に合流。一方、2軍戦で14回を投げ、防御率1.29を記録している門別が1軍に合流しました。【巨人】小林が今季初めて1軍に昇格しました。24日のヤクルト戦(東京ドーム)からチームに合流し、精神的支柱としての役割にも期待されています。これに伴い、大城卓が2軍に降格しました。今季1軍で23試合に出場し、打率0.149と低調でしたが、最近は23打席連続無安打に終わっていました。田中将は24日の西武との2軍戦(Gタウン)で先発し、6回6安打1失点。坂本も2軍で「2番・DH」として実戦復帰しました。【広島】先発投手ドミンゲスが23日に選手登録を抹消され、夫人の出産に立ち会うため一時帰国しました。31日に再来日する予定ですが、来週の登板は見送られる見込みです。空いた枠には2軍から選手を昇格させる予定ですが、先週はアドゥワや高橋、常広らの候補が失点を重ねました。先発転向後に好投している遠藤を含め、27日からのソフトバンクとのウエスタン・リーグ3連戦が注目です。 【DeNA】ファームで調整中の筒香の1軍復帰が近づいています。24日のイースタン・リーグではヤクルト戦で2安打を放ち、5試合で打率0.385を記録。打撃の調子も上向きで、桑原2軍監督は「交流戦などで本人のコンディションが整い、1軍に貢献できる段階で昇格させたい」とコメントし、DH制のある交流戦前後の復帰を目指しています。【中日】2023年ドラフト1位の草加が23日の2軍広島戦(由宇)でプロ初先発。3回を投げて3安打1失点、52球の投球内容でした。右肘の再建手術から復帰後3試合目で順調な回復を見せており、今後も登板を重ねて1軍デビューに備えます。1軍では25日に川越が代打で右前ヒットを放ち、今季初安打となりました。バンテリンドームにて今季も登場曲「青雲」を多く流したいところです。【ヤクルト】トレードで新加入した山野辺が、20日の広島戦から移籍後初めて1軍昇格しました。イースタン・リーグでは、上半身のコンディション不良から復帰を目指している高橋が23日のDeNA戦で4回途中1安打3奪三振の無失点。実戦復帰2戦目で53球を投じました。また、同戦では川端が今季初本塁打を放ちました。ドラフト1位の右腕中村優は25日のDeNA戦で先発し、6回7安打2失点という内容でした。

** もしどこかで別の決断ができていたら:リバティアイランドの安楽死について吉田俊介氏が語る **

** 有限会社サンデーレーシングは、今年の日本ダービー(G1、芝2400メートル、6月1日=東京)に、皐月賞馬のミュージアムマイルを含む4頭を送り出す。その中には、皐月賞で2着になったクロワデュノール、10着のカラマティアノス、そして青葉賞で2着だったファイアンクランツが含まれる。   ◇   ◇   ◇香港で行われたクイーンエリザベス2世Cのレース中、左前肢を故障し競走を中止し、安楽死となった3冠牝馬リバティアイランドについて、同馬のオーナーである有限会社サンデーレーシングの吉田俊介代表(51)は心中の葛藤を明かした。「競馬場でリバティのレース映像が流れることがありますが、正直なところ見ることができません。競馬は血統や馬の名前を通じて思い出を呼び起こすスポーツですが、リバティアイランドのことを思い出すことが、もう叶わないと思うと…。私はオーナーとして何らかの判断ができる立場にあったので、どこかで違う判断を下していれば、結果が変わったのではないかと後悔しています。これまでにも仕事の中で多くの悲しいことがありましたが、その中でも比較にならないほど重い喪失感です。どうにかできたのではないかと、自責の念が拭えませんし、多くの人を悲しませてしまったことがとても悔しいです。」 日本では安楽死の判断をする際に所有者や調教師に連絡が入るが、香港では“事後報告”となった。「馬運車に乗せられてすぐの判断だったと聞きました。日本の手順と同じでもショックですが、納得するためのプロセスが全くなく、思った以上にあっという間に決まってしまいました。少しでも馬の苦しみを短くするため、国によって方法が異なることは理解していますが、気持ちに整理がつきませんでした。」帰国数日後、リバティアイランドの遺灰が北海道の牧場に届けられ、中内田調教師や川田騎手が訪れました。「香港では土葬が主流ですが、こちらから火葬をお願いし、遺灰とたてがみを持ち帰ってくれました。中内田調教師も川田騎手も大変だったと思いますし、牧場で関係者たちとも話をしてくれました。川田騎手は涙を流し続けていましたね。」4月29日にはノーザンホースパーク内、5月3日からは全国の競馬場やウインズ・エクセルで献花台が設置されました。「こんなにも早く対応していただけるとは思っていませんでした。私も翌週には京都を訪れましたが、本当に多くの方が花を捧げてくれたことに感謝していますが、それでも何かできなかったかと考えていました。」 リバティアイランドの母、ヤンキーローズは今年2月にイクイノックスの牝馬を出産し、現在はキタサンブラックの子を身ごもっています。将来的にはノーザンホースパークにリバティアイランドの墓を設ける計画を立てています。「これまでは牧場内に墓を設けていましたが、今回は人目にもつく場所に作らなければと考えています。この2、3年、多くのファンの方々がリバティアイランドを応援してくれたと思いますし、献花台を見ながら、リバティの血を引く馬を残せなかったことや、何ができただろうかと、日々考え続けています。」多くの人に愛されたリバティアイランド、5歳でその生涯を閉じた牝馬。その死はこれからも向き合い続ける課題となるだろう。【桑原幹久】

大相撲の行司が力士会の積立金を横領か 数千万円ギャンブルなどに…コンプラ委員会が事情聴取

大相撲の行司が力士会のために積み立てていた資金を横領した疑いで、日本相撲協会のコンプライアンス委員会から事情を聴かれていることが26日に明らかになりました。力士会は、関取衆70人による親睦会として、2011年の東日本大震災で被災した子どもたちを支援する目的で、1場所ごとに各自が1万円を積み立てることを決定していました。この力士会は、本場所前に年6回開催され、少なくとも10年間続いてきました。これまでにも複数の場所に土俵を寄贈してきましたが、積立金を管理していた行司が残額を使い込んだ疑いがあります。昨年以降、力士会はこの行司に対し、資金の残高と通帳の公開を求めていました。しかし、この行司は「次回は必ず持ってくる」と繰り返し、具体的な残額を明らかにすることができませんでした。今年の夏場所前の力士会でも、同様の状況が続き、関取衆の不満が高まり、協会による調査が開始されました。関係者の話によると、コンプライアンス委員会の聴取に対し、この行司は数千万円をギャンブルなどに使ったと語ったそうです。日本相撲協会はさらに調査を進めており、6月には理事会での承認を経た処分が科される見通しです。被災者支援のために関取衆が築き上げた貴重な積立金に手を付けた罪は重く、厳しい処分が予想されています。ある協会関係者は「大の里の慶事の時期に、非常に残念な出来事だ」と話しています。

大谷翔平プレーボール弾!2試合連続19号先頭打者アーチ メジャー通算600打点達成

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。2試合連続の先頭打者アーチを放った。1回無死で右腕ウィリアムズと対戦。初球の内角直球を完璧に捉え、右翼席に飛び込む19号先頭打者アーチとした。打った瞬間に確信する一打は、打球速度115マイル(約185キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)、角度28度だった。これで本塁打数はメジャー単独トップ。メジャー通算600打点も記録した。今季は試合前時点で、打率2割9分5厘、メジャートップタイの18本塁打、32打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.026としている。25日(同26日)には、23年9月の右肘手術後初のライブBPに登板。打者5人を相手に22球、1安打2奪三振1四球と上々の内容で、最速は97マイル(約156キロ)だった。【実際の動画はこちら】ーー>>【動画】大谷翔平、初球を先頭打者本塁打!打った瞬間に確信歩き【大谷翔平プレーボール弾!】山本由伸が先発、ガーディアンズ戦ライブ速報はこちら>>