Day: May 26, 2025

鈴木誠也の14号ホームランが勝利を決定、メジャーリーグで49打点の単独トップに

シカゴ・カブスの外野手である鈴木誠也(30歳)は、2試合ぶりに14号の決勝3ランホームランを打ちました。これにより、今シーズン49打点を記録し、メジャーリーグの単独トップに立ちました。彼は敵地であるシンシナティ・レッズとの試合に「3番指名打者」として出場し、8-8の同点で迎えた8回、無死一、二塁の場面で第5打席に立ちました。3ボール1ストライクのカウントから、5番手投手メイの内角97.2マイル(約156.4キロ)のシンカーを引っ張り、左翼ポール際へ打ち込みました。打球速度は116.2マイル(約187.0キロ)、飛距離は399フィート(約122メートル)でした。チームメイトからベンチで盛大に祝福され、今永投手ともハイタッチで喜びを分かち合いました。初回には右前打、3回の打席では四球を選び、5回には右中間への二塁打を放ち、4打数2安打3打点で最大5点差からの逆転勝利に貢献しました。今シーズンの打率は.273、ホームラン数14本、打点49、OPSは.906で、打点部門ではメジャーの単独トップ、本塁打はリーグ4位タイ、OPSはリーグ9位につけています。カブスは同じ地区のレッズに対してカード勝ち越しを決め、今シーズン32勝21敗で貯金11となっています。ナ・リーグ中地区では2位のカージナルスに2ゲーム差をつけ首位に立っています。

千賀滉大「とにかく仕事をしなくちゃいけない」大谷翔平に先頭打者弾浴びるも5勝目/一問一答

メッツ千賀滉大投手(32)が、6回途中1失点で5勝目をマークした。1回は大谷翔平投手(30)に18号先頭打者アーチを浴びるも、その後の無死二、三塁のピンチを無失点。その直後に味方打線が逆転に成功すると、3回まで3者凡退に封じた。4回は2死一、三塁、5回は2死満塁とピンチを背負ったが、ホームを踏ませなかった。5回1/3を101球、5安打4四球1失点5奪三振。最速は96・8マイル(約156キロ)だった。1回に使用していた白と紫色のグラブが審判団に注意され、2回からグラブを交換するハプニングもあったが、強力ドジャース打線を相手に粘りのピッチングだった。 大谷との対戦は右越え本塁打、空振り三振、中飛だった。これで防御率は1・46となり、ナ・リーグトップをキープ。2位はドジャース山本由伸投手(26)の1・86で、日本人投手がリーグ最優秀防御率争いを繰り広げている。【千賀の一問一答】-走者を出している時はどう抑えたか「うーん、本当にいろいろ、いろいろなことを駆使しながら、いろいろな球を使いながらやれたかなと思います」-グラブを交換したのは「(グラブの)色がグレーでボールに近いからダメっていうルールで。もちろん知ってはいたんですけど、前回もそうですし、その前も言われたことはなかったので、これで考えようかなと思います」-監督はフォークがイマイチというコメント「(ドジャースが)チームとしてすごい対策を練ってきてる感はすごくありましたし、ドジャースっぽいなっていうふうにも思いましたけど。でもそこを完全に消さずにコントロールしたのは、(捕手の)トレンスがいい、グッジョブ(なリード)だったなと思います」-ドジャースらしいというのは「フォークがあるから低めは捨ててとか、いろいろしてくるっていう賢さがあるチームだなというふうに思ってます」 -大谷のホームランの後に言い聞かせたことは「いや、別に特にないですし、彼はすごい選手のうちの1人なので。別にそんなに」-大谷との対戦は楽しかったか「楽しくはないですね」-キャリアで最も長い8試合連続無被弾が大谷のホームランで途切れた「彼だけじゃなくて、他のバッターもすごい選手がたくさんいますし。たまたま彼だったっていうだけであって、それに近いものは今までたくさん打たれてきているので。本当にこれからまた、そういうものを伸ばしていって。いい当たりをなるべく少なくして、いい仕事ができればなと思います」-何どんなピッチャーでも初回の先頭大谷は嫌。今日の試合の入り方は「そうですね。僕が今年に関しては、やっぱり立ち上がりから点を取られてるっていうのは、立ち上がりにランナーをためやすいっていうのはデータで出てるので。そこに関してはうまく、その後もランナー出ましたし、球数を投げちゃったなっていうふうに思います」-大谷にホームランを打たれたボールは投げミスか「いや、どうですかね。彼がすごい選手なのはわかってますし、彼じゃなくても打たれていた球でもあるのかなというふうにも思いますし」-その後の切り替えは「切り替えっていうか、別に何も響いてないので、そんなに。なんて言うんですかね。切り替えも何も、とにかく仕事をしなくちゃいけないという、それで忙しいので。マウンド上ではそんなに、だからどうとかは全然思うことはないです」 -投手陣の防御率がメジャートップ「本当にみんなでいい成績出してると、すごいリズムもいいですし。みんなが頑張ってるから自分も頑張らなきゃっていう、すごいいいチームの雰囲気ができてると思うので。僕も含めて、みんなでまた盛り上げていけたらなと思ってます」-フォークが注目されがちだが、速球の手応えは「満足はいってないですし、なかなか探り探りの中で、自分のものを探してる状態なので。そんなに手放しで喜べる状態ではないですし、まだまだちゃんとしないとケガだったり、成績も悪くなったり、いろいろなことが起きると思うので。自分の中で丁寧に見つめ直していけたらなと思ってます」-数週間前に体調を崩したが、ストレートの状態は上がってきたか「いや、でもまだまだ、その全体的にっていうところに関しては、もう昨年から響いてるものがあるので。それに関して自分でどうヒットするかって。もう(開幕から)2ヶ月経っちゃいましたけど。ここから合わせていけたらなっていうふうに思いながらやってます」-体調が完璧じゃない中でもこの成績を残せているのは楽しみも「楽しみが残ってるのは自分の中で思ってるだけで、それがもう本当に自分がいいピッチングしたからといって、打たれるのがまたこの(メジャー)リーグだと思ってるので。それは結果はわからないですけど、自分の中で納得する、これだったら大丈夫、1年間ケガせずにやれるなっていうものを早く見つけたいなというふうに思ってます」-立ち上がりの修正は「それは話さなくていいかなと思います。細かすぎるので」 -調子自体は「普通だったかなと思いますけど、やっぱり自分が定まってないっていうので。ああいう中盤だったり、あとが乗り切れない部分が今そのまま出てるので。自分が今良くないっていうものが、そのまま出てるのかなっていうふうに思います」-3回の大谷の3球三振の組み立ては「いや、どうなんですかね。誰もが打つし、誰もが空振りするし。何の感情もないです」-相手が誰であれ、ホームランを打たれた相手には意識が「自分のやるべきことをやって打たれたら仕方ないな、それ以外だったら、自分がどういうふうにやれたかっていうところに関して考えてマウンドに上がってるので。前回打たれたからとか、このバッターは相性かいいからとかってそんなに考えてる暇はあんまりないかなと思います」-山本と長い時間話していたが、刺激になるか「刺激というか、やっぱり僕自身、彼のメカニクスが日本のピッチャーで一番すごいと思ってますし。彼のすごさを分かってるからこそ、いろいろ野球の話ができるというか。すごいレベルの高い話を聞けるので、今回もうまく聞いたんですけど、ちょっといい答えが返ってきたんですけど、僕はできなかったんで。これからまた練習かなと思います」

大谷翔平、術後初のライブBPで確かな手応え「投手としての自分を少し思い出した」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、2023年の右肘手術後、初めてのライブバッティング練習(BP)に挑み、好感触を得ました。 この日は、キム・へソン内野手(26)やダルトン・ラッシング捕手(24)など5人の打者に対して22球を投げ込み、結果は1安打2奪三振1四球と上々。大谷選手は「一歩前進できたと感じています。内容にも満足できる部分があり、次のライブBPに向けてさらに調整していきたいと思います」とコメントしました。 このライブBPでは、速球に加え、ツーシーム、カットボール、スイーパー、スプリットを使い分け、最速は97マイル(約156キロ)に達しました。「バッターがいることで球速が上がるのは予想していましたが、今回はあまり飛ばしすぎずにやろうと意識しました。1回目のライブBPだったので、なるべく96~97マイルは投げないようにしていましたが、最後は少し出ていましたね。いいところもあり、次はもっと制御しながらできればと思います。ピッチャーとしての感覚を少し思い出すことができました」と語りました。 その後のゲームでは、ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32)から第18号の先頭打者ホームランを打ちました。

千賀滉大、年下の山本由伸への敬意「彼の投球メカニクスは日本最高」

メッツの千賀滉大投手(32歳)は、ドジャースの山本由伸投手(26歳)との野球談義を振り返り、笑いながら話しました。ドジャースが遠征で彼のホームスタジアムにやって来た際、千賀投手は山本投手と外野でジェスチャーを交えながら意見を交わしました。千賀投手は「刺激的です。彼のメカニクスは、日本のピッチャーの中で特に優れていると感じます。だから彼の実力を理解しているからこそ、様々な野球の話ができるんです。とても高いレベルの話を聞くことができます」と、年下の山本投手に対する敬意を示しました。野球談義の成果について千賀投手は、「今回も色々と良い質問をしましたが、少しは良い答えが返ってきたものの、自分ではまだ実行に移せない状態です。これからもっと練習が必要だと思います」と述べ、ほほ笑みを浮かべました。この試合で千賀投手は5回1/3を1失点に抑え、防御率1.46を維持し、ナ・リーグのトップをキープしています。2位には防御率1.86の山本投手が続き、日本人投手がリーグの最優秀防御率を競っています。

大谷翔平、千賀滉大から18号先頭打者アーチも反省「どうにかなる打席もあった」/一問一答

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、投打で魅了しました。試合前には、右肘の手術を終えた後初めてのライブBPに登板し、5人の打者を相手に1安打を許しつつも、2三振1四球と良好な結果を収めました。最速97マイル(約156キロ)を記録しました。試合では、ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32)から、右翼席への18号先頭打者アーチを放ちました。チームは敗れたものの、打球速度108.2マイル(約174キロ)、飛距離411フィート(約125メートル)、打球角度31度の完璧な一打でした。【大谷の一問一答】-今日のライブBPについて「ステップを踏めた点が非常に良かったですし、内容にも満足しています。次のライブBPに向けてさらに調整したいと思います」-球速についてどう感じたか「バッターが立てば球速が上がることは分かっていましたが、今回はなるべく控えめにしようと考えていました。最終的には少し球速が出ましたが、抑えながら投げることができたと思っています」-楽しめたか「最近はあまり投げる機会がなかったので、自分がピッチャーであることを再確認できて良かったです」-ライブBPと試合のバランスについて「基本的には週に1回投げられれば良いと考えています。遠征の影響もあり、ホームの試合ではマイナーリーグの選手が来てくれることもありますが、遠征先では難しい面もあります」 -ライブBPで十分か「前回の手術後もライブBPで調整をしてきました。実戦と比較しても、大きくシミュレーションが変わることはないと思います」-昨日のピーターソンと今日の千賀の印象は「2人は対照的なピッチャーですが、どちらも素晴らしい投手です。今日は満塁の場面もあり、もう少し丁寧に対応できたと思います」-ライブBPの後に先頭打者アーチについて「甘い球をしっかり打てたことが良かったです。ただ、3打席目の中飛は悔いが残りますね。」-今年はピッチャーとしてポストシーズンを楽しみにしているか「もちろん楽しみにしていますが、まだ確定していません。計画通りに復帰し、チームの戦力になれるように頑張りたいです」 This version incorporates cultural nuances suitable for a Japanese readership while retaining the HTML format.

千賀滉大、審判からグラブの注意を受け交換後も「ゴーストフォーク」で快投を見せる 一方で大谷翔平に18号本塁打を献上

メッツの千賀滉大投手(32)は、今季初めてドジャースと対戦し、5勝目を目指して先発登板しました。試合開始時には先頭打者の大谷翔平投手(30)に、低めの94.8マイル(約153キロ)の直球を右翼席に本塁打され、ベッツの三ゴロエラーでピンチは続きます。フリーマンに左中間への二塁打を許し、無死で二、三塁の状況となりました。スミスの打球は1-2から浅いセンターフライとなり、三塁走者のベッツがホームインしましたが、チャレンジにより判定が覆りダブルプレーとなりました。続くT・ヘルナンデスはスライダーで空振り三振に打ち取り、2死三塁としました。その後、チームはアロンソの2ランホームランで逆転に成功。次のイニングでも、先頭のマンシーを投ゴロ、パヘスをフルカウントからライトフライ、コンフォートを「ゴーストフォーク」で空振り三振に抑える好投を見せました。1回では白と紫色のグラブを使用していましたが、審判団からの注意を受けて黒いグラブに変更しました。2回までの最速は96.8マイル(約156キロ)でした。このシーズン、千賀は試合開始前時点で9試合に登板し4勝3敗、防御率は1.43を記録しています。ドジャースの山本由伸投手(26)とは1.86の防御率で、日本人投手二人がリーグの最優秀防御率争いを繰り広げています。

千賀滉大、先頭弾の大谷翔平からリベンジ!3球三振で好調を発揮

ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32歳)は、今季初めてロサンゼルス・ドジャースを相手に先発し、5勝目を狙った。先頭打者の大谷翔平投手(30歳)に、低めに投げた94.8マイル(約153キロ)の速球をホームランで右翼席に運ばれた。続くバッター、ベッツが三ゴロを打つも、ビエントスが失策を犯し、さらにフリーマンに左中間へ二塁打を打たれて無死二、三塁のピンチを迎えた。スミスはカウント1-2から浅いセンターフライを打ち、三走ベッツがギリギリで生還したかに見えたが、チャレンジ判定で覆り併殺となった。2アウト三塁の状況で、T・ヘルナンデスをスライダーで空振り三振に抑えた。その後、アロンソが2ランホームランを放ち、チームは逆転に成功。次のマウンドでは、先頭マンシーを投ゴロに取り、パヘスをフルカウントからライトフライ、そしてコンフォートを「ゴーストフォーク」で空振り三振に仕留めた。初回は白と紫色のグラブを使用していたが、審判団から注意を受け、黒のグラブに変更した。3回は先頭のエドマンを見逃し三振、本塁打を浴びた大谷を95.9マイル(約154キロ)の直球で3球三振に仕留め、ベッツをセンターフライで打ち取った。3回までの最速は96.8マイル(約156キロ)を記録した。今季はこの試合前の時点で、9試合に登板し4勝3敗、防御率はナ・リーグトップの1.43という成績を残している。同じ日本人投手のドジャースの山本由伸投手(26歳)は防御率1.86で、リーグ最優秀防御率を巡り競っている。【ライブ速報はこちら】――>>

岩井明愛「今どんな感じですか、千怜は?」—妹の状況を試合中に訊ねた米ツアー初優勝の喜び

岩井明愛(あきえ、22=Honda)は70で回り、通算2アンダーの286で16位に入りました。そして、双子の妹である千怜(ちさと)のツアー初優勝を心から喜びました。優勝の瞬間、真っ先に駆け寄って祝福し、さらに気温33度を超える暑さの中、ミネラルウォーターを手渡しました。今シーズンから、二人は共に米ツアーを主戦場にしており、岩井明愛は2位が2度あったものの、まだ優勝は経験していません。しかし彼女は自分のことのように妹の勝利を喜んでいました。妹より約2時間前にホールアウトした明愛。その時点では優勝は確定していませんでしたが、姉として状況を気にしていました。「途中でリーダーボードを見たんですけど、たまたま見えなくて、自分の位置も分からず、あまり情報を得ることはありませんでした」と言う岩井明愛は、インタビュアーに「今どんな感じですか、千怜は?」と逆質問しました。この時点では、「パッキングもして、応援できたらして、最後にみんなで祝福できるようになればいい」と答えていました。【関連記事はこちら】ーー>>米ツアー初Vの岩井千怜「アイム・ソー・ハッピー」優勝賞金は5440万円/一問一答◆放送&配信 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアー29大会を放送・同時配信しています。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも全大会配信。

米ツアー初Vの岩井千怜「アイム ・ソー・ ハッピー」優勝賞金は5440万円/一問一答

今季から米ツアーを主戦場にする岩井千怜(ちさと、22=Honda)が、待望の初優勝を飾った。優勝賞金37万5000ドル(約5440万円)を手にした。1打差2位からスタートした最終日。終わってみれば、2位に6打差をつける圧勝。7バーディー、1ボギーの66で回り、通算12アンダーの276だった。初開催されたこの第1回大会のメキシコには、両親も同行し、この大会にも同時出場して16位につけた双子の姉明愛(あきえ)からも祝福された。英語のインタビューには、英語で「アイムソーハッピー」と即答。英語で、スポンサーやボランティアら大会関係者にも感謝する一幕もあった。 日本語での主な一問一答は次の通り。-祝福のシャンパンを浴びた岩井千 結構勢いよく(水などが)きたので、こんなに勢いあるんだと思って。でもみなさん、日本、海外の方もきてくれてうれしかった。-勝因は岩井千 昨日もノーボギーで落ち着いてプレーできていたので、それが今日いい感じに落ち着いてスタートを切れた。-家族の前で優勝できた岩井千 すごいうれしい。また、次の試合からも家族みんなで、チームで頑張ります。-ファンに一言岩井千 日本からも現地からも、応援ありがとうございました。まだまだ、これから優勝を目指して頑張ります。【関連記事はこちら】ーー>>岩井千怜が米ツアー挑戦1年目で初V 今季日本勢勝利は西郷真央らに続く3人目 リビエラマヤOP◆放送&配信 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアー29大会を放送・同時配信する。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも全大会配信。【岩井千怜、米ツアー初V】全選手スコア詳細はこちら>>

大谷翔平、術後初の実戦投球で打者5人2K 最速156キロ ロバーツ監督「彼は楽しんでいた」

ドジャースの大谷翔平投手(30歳)が25日(日本時間26日)、遠征先のニューヨークで、2023年に行った右肘の手術後初の打者相手の投球練習を行いました。金慧成(キム・ヘソン)、ラッシングら計5人の打者に対し、22球を投げ、1安打2奪三振1四球という好成績を収めました。 ロバーツ監督をはじめ、ベッツ、T・ヘルナンデス、山本由伸といった多くの同僚が見守る中、大谷はマウンドに上がり、気持ちよく投球を開始しました。 左打者のキムを投ゴロに仕留め、右の球団スタッフ、左のラッシングを空振り三振にとり、2巡目のキムに右翼線へ安打を許し、球団スタッフには四球を与えました。 球種は速球に加え、ツーシーム、カットボール、スイーパー、スプリットと多彩な球種を投げ分け、最速で97マイル(約156キロ)を計測しました。 プライアー投手コーチは、「健康な状態で、自信も感じられ、とても良いライブBP(バッティング練習)だった」と振り返りました。今後はリカバリー状態を見ながら調整を進めていく予定です。ロバーツ監督も「見ていて楽しかったし、素晴らしいステップだった。彼は進歩しているだけでなく、試合を楽しんでいる様子だった」と微笑みました。