【ノア】“天才”丸藤正道の逆水平で染まった佐藤光留が「全然痛くありません」

第6試合では、“天才”丸藤正道(45)と、“変態”佐藤光留(44)による注目の一戦が行われました。レスリングや格闘技の経験を持つ両者は、序盤からグラウンドで関節技を互いに繰り出し、徐々にヒートアップしていきました。その後、丸藤は佐藤の胸部に逆水平チョップを何度も見舞いました。
佐藤の胸が赤く腫れ上がる中、「光留コール」に応えるように「全然痛くありません」と強がり、反撃として得意のキックを丸藤に炸裂させました。さらに、アンクルホールドや延髄斬り、そして腕ひしぎ逆十字固めを駆使して丸藤を攻め立てました。
丸藤も負けじと逆水平チョップにこだわり続け、佐藤にダメージを与え続けます。佐藤は胸に血を滲ませながらも反撃し、ジャンピング延髄斬りからブレーンバスターへ。しかし、投げられた丸藤がブリッジで逆に押さえ込み、3カウントを奪い勝利。天才の実力を見せつけました。試合後、互いを称え合い抱擁しましたが、佐藤がなかなか離さなかったため、丸藤が再度逆水平を放ってリングを去りました。
丸藤は試合後、「言うなれば、俺がこの世界で最も試合をしたくなかった男、佐藤光留。でも今日の試合で、また戦いたいと思える相手になった。最高に楽しめました。またやりましょう」と笑顔で語りかけ、一方の佐藤は「話すことはない。でも全然痛くありませんでした」と言い残し、控室へと消えていきました。
<この日の全成績>
▼第1試合 シングルマッチ
△ドラゴン・ベイン (10分、時間切れ引き分け) △アルファ・ウルフ
▼第2試合 6人タッグ
○征矢学&サクソン・ハックスリー&HAYTA (9分30秒、弾道→片エビ固め) 石川修司&×モハメドヨネ&Eita
▼第3試合 シングルマッチ
○アーチャー・コール (9分22秒、スワントーンボム→片エビ固め) ×小田嶋大樹
▼第4試合 3WAYマッチ
○AMAKUSA (6分31秒、開国→片エビ固め) ×アレハンドロ
※もう1人はYO-HEY
▼第5試合 タッグマッチ
○岩谷麻優&天麗皇希 (9分12秒、ドラゴンスープレックスホールド) ×セイディ・ギブス&愚零闘咲夜
▼第6試合 シングルマッチ
○丸藤正道 (13分1秒、ブレーンバスター返し) ×佐藤光留
▼第7試合 タッグマッチ
○清宮海斗&タイタス・アレクサンダー (14分6秒、スカイウォークエルボー→片エビ固め) 鈴木みのる&×ライアン・クランシー