大の里「全勝優勝したかった」千秋楽での黒星も2場所連続優勝で横綱昇進が事実上決定/一問一答

“`html
大関大の里(24=二所ノ関)は、自身初の全勝優勝を逃しました。千秋楽で横綱豊昇龍(26=立浪)と対戦し、得意の右を差し込んで寄り立てたものの、土俵際で逆転の上手ひねりを決められ、今場所唯一の敗北を喫しました。
しかし、2場所連続の優勝を果たし、日本相撲協会の審判部がこの日午後に横綱昇進について協議。八角理事長(元横綱北勝海)に昇進を諮る臨時理事会の召集を要請しました。臨時理事会の開催が決まり、26日の横綱審議委員会、28日の番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に「第75代横綱 大の里」が誕生する運びとなりました。大関で2場所連続優勝しながら昇進を見送られた例はこれまでありません。優勝インタビューの一問一答は以下の通りです。
-14勝1敗での優勝について、今の気持ちは?
「最後に負けてしまいましたが、嬉しいです。」
-13日目に優勝を決めた後の2日間、どのような気持ちで臨みましたか?
「昨年9月場所で優勝した際、千秋楽で負け、それを反省して残り2日間をやり遂げようと思いました。」
-全勝優勝をかけた今日の一番については?
「負けてしまったので、また頑張ります。」
-14勝1敗の好成績について?
「全勝優勝を目指していましたが、それは叶いませんでした。また次、頑張りたいです。」
-初めての横綱昇進がかかった場所でしたが?
「場所前に少し体調を崩して調整不足もあり少し不安でしたが、親方を信じて進めたので良かったです。」
-横綱昇進の重圧について?
「ないと言ったら嘘になりますが、4月の春巡業で横綱への期待の言葉をたくさんいただき、場所前から耳が慣れていて、何も気にせず場所に臨めました。」
-序盤5連勝について?
「最初の5日間が重要だと考えていました。良い流れを作ってもらい、それが続きました。」
-中盤以降の相撲内容について?
「落ち着いて相撲が取れ、自分の良さをたくさん発揮することができて良かったです。」
-場所前、故郷に巡業がありましたが、声援を感じましたか?
「巡業ではたくさんの声援をいただきました。それを5月場所で力にできて良かったです。」
-横綱昇進に向けた臨時理事会の開催が決まりましたが?
「水曜日に良い知らせが聞けることを今はただ待ちたいと思います。」
-次の場所以降、どのような相撲を取っていきたいですか?
「次の場所も重要になります。しっかり準備して、良い場所を過ごせるように頑張りたいです。」
“`