Day: May 23, 2025

【データ】大の里の優勝確率が44.4%に上昇、日本出身の新横綱誕生へ

大関の大の里(24歳、二所ノ関部屋)は2場所連続、通算4回目の優勝を果たしました。大関琴桜を破り、自らの記録を更新する初日から13連勝を達成。後続との差を3に広げ、13日目に優勝が決まりました。これにより、横綱審議委員会の「大関として2連続優勝」という推薦条件を満たし、75代横綱への昇進が確実となりました。師匠である二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の引退後、約6年間不在だった日本出身の横綱が誕生することになります。   ◇   ◇   ◇◆記録メモ 大の里は幕内9場所目で4回目の優勝を成し遂げ、優勝確率は44.4%に上昇しました。これは、大鵬の46.4%(幕内69場所で32度の優勝)、朝青龍の45.5%(幕内55場所で25度の優勝)に次ぐ歴代3番目の高さです。白鵬の43.7%(幕内103場所で45度の優勝)、千代の富士の38.3%(幕内81場所で31度の優勝)、北の湖の30.8%(幕内78場所で24度の優勝)、貴乃花の29.3%(幕内75場所で22度の優勝)を上回ります。また、同郷石川県出身で同じ大学出身と比較されることの多い輪島の22.6%(幕内62場所で14度の優勝)を大きく上回っています。

【卓球】伊藤美誠が初の単メダル確定「中国選手を倒してのメダルは本当に嬉しい」

世界ランク9位の伊藤美誠(24歳、スターツ所属)が、自身初のシングルスでのメダル獲得を決めました。世界ランク4位の王芸迪(28歳、中国)を4-1(6-11、11-8、11-6、11-8、11-9)で下しました。これまで2勝10敗と苦戦していた相手に逆転勝利し、準決勝進出を果たしました。中国選手を倒してのメダル確定に、伊藤選手の喜びはひとしお。試合後、彼女の目からは涙が止まりませんでした。「初めてのメダルで本当に嬉しかった。中国選手を破ってのメダルは特別ですね」。今大会では3位決定戦が設定されておらず、初のメダル獲得が確定しています。ドーハへの出発前に「シングルスでメダルを手に入れたい。この手で勝ち取りたい」と決意を表し、初のシングルスでの表彰台を目指していました。「明日も思い切って楽しみたい」と、世界一の座を狙って進んでいきます。

【阪神】森下翔太、試合前練習に参加し3番右翼で先発出場

阪神の森下翔太外野手(24)は、1軍チームと一緒に球場に姿を現しました。荷物を携えて歩く姿は、特に足をかばっている様子は見られませんでした。 試合前の練習においては、ウォーミングアップから参加し、左膝にサポーターをつけながら他の選手とともに守備・打撃練習に精を出していました。フリー打撃では、左右に力強い打球をフェンス直撃させるなどの場面も見られました。 試合では3番右翼としてスターティングメンバーに名を連ねました。 森下選手は前日の22日、甲子園での巨人戦8回において、自打球が左膝の内側を直撃。しばらく倒れ込んだ後、プレーを続行しましたが、その直後の守備からベンチに下がっていました。 22日の試合後には「(23日の出場は)まだわからない。明日になってみないと…。症状は、まあ、いろいろあります」と語っていました。

【陸上】不破聖衣来が実業団デビュー、高評価の5位 〜 4月から三井住友海上に所属 〜 東日本実業団選手権

4月に三井住友海上に入社した不破聖衣来(22歳、せいら)が、今回の実業団デビュー戦に挑みました。1万メートル決勝競技に出場し、結果は32分50秒03で見事5位を記録しました。不破選手は、大学一年生の時に日本女子1万メートルで歴代3位(当時2位)の記録となる30分45秒21を達成しました。しかし、その後は故障の影響で、約1年半の間公式戦から遠ざかっていましたが、大学4年の春に競技大会へ復帰しました。4月からは実業団での新たなステージに進み、引き続き拓殖大学の女子陸上競技部の五十嵐利治監督の指導を受けています。3月の卒業式では、「最大の目標はマラソンでのオリンピック金メダルを獲ること。実業団でしっかりとした成果を上げたい」と意気込みを語っていました。今回の大会では、25日に開催される5000メートル決勝にも出場する予定です。

【楽天】浅村栄斗選手、2000安打達成にあと一歩!妻・淡輪ゆきさんがXで喜びを投稿「1999」

タレントでフリーアナウンサーの淡輪ゆきさん(32)が自身のX(旧ツイッター)を更新し、夫である楽天の内野手、浅村栄斗選手(34)が通算1999安打を達成したことを喜びました。平成生まれの選手として初の通算2000安打まであと2本という状況の中、彼は「6番一塁」で2試合連続で先発出場。試合の6回、2アウトの場面で、日本ハムの金村投手から左前打を放ちました。これを受けて、淡輪さんは即座にXを更新し、「1999」と拳の絵文字を添えて投稿。ファンたちも「いよいよリーチ」「あと1」などとコメントし、盛り上がりを見せています。

大の里、史上初のデビューから負け越しゼロで連続優勝達成!スピード昇進で横綱昇進が確実に

大関大の里(24歳、二所ノ関部屋)が負けなしの13連勝で、2場所連続として4度目の優勝を果たしました。琴桜との大関同士の取り組みを制し、15年初場所での横綱白鵬(現・宮城野親方)以来、10年ぶりに13日目での幕内優勝を決定。同時に、2場所連続で昇進が議論され、28日の番付編成会議と臨時理事会を経て、「第75代横綱 大の里」が誕生する見通しです。なお、大関で連続して優勝しながら横綱に昇進しなかった例はありません。 横綱昇進が正式に決定すれば、それは記録的なものでしょう。初土俵からわずか13場所での昇進は、昭和以降最速の記録です。これまでの羽黒山、照国の16場所を超え、年6場所制が導入された1958年以降では、輪島の21場所を大幅に更新しています。学生相撲出身としても、輪島以来2人目となり、新入幕からの9場所での昇進は、「昭和の大横綱」大鵬の11場所を上回る最速記録です。さらに負け越しなしでの昇進も、年6場所制では初めてのことです。大関昇進時に述べた「唯一無二」の存在になることが確実です。 前日22日の12日目、2敗で追っていた横綱豊昇龍が敗北し、大の里との間に3差がつきました。この日の琴桜戦に勝てば優勝が決まるという状況でしたが、大の里は冷静に「自分のことだけ考えて、明日も頑張ります」とコメントしました。師匠の稀勢の里(現・二所ノ関親方)以来、8年ぶりに日本出身横綱の誕生となります。 ◆13日目の優勝 2015年初場所以来10年ぶり。大関では2012年初場所の把瑠都以来で、日本出身力士としては1996年秋場所の貴乃花以来29年ぶりの快挙です。    ◇   ◇   ◇ 大の里泰輝(おおのさと・だいき) ◆生まれ 2000年(平成12年)6月7日、石川県津幡町出身。本名は中村泰輝(なかむら・だいき)。 ◆幼少期  生まれた時の体重は4036グラムあり、幼稚園のころから同級生よりも頭一つ大きかったです。津幡町の少年相撲教室で小学1年生のときから相撲を始め、小学1年生のころにはすでに牛丼並盛り2杯を軽々と食べていました。 ◆中学、高校 小学6年生の夏に「もっと強くなりたい」と新潟県糸魚川市に相撲留学し、能生中学校と海洋高校へと進学しました。 ◆大学 日本体育大学では1年生で学生横綱に輝き、3、4年生時にはアマチュア横綱を獲得し、幕下10枚目格付け出し資格を得て、大相撲界に華々しくデビューしました。 ◆幕下 昨年の夏場所初日、日本体大の2年先輩である石崎とのデビュー戦で敗戦しました。しかし、その2日後には初白星を挙げ、「前評判で騒がれすぎたが、自分はただの人になった」と述べました。同場所は6勝1敗でしたが、その後の名古屋場所では苦戦し、六番相撲では再び石崎に敗れて3勝3敗となりましたが、七番相撲に勝利し、新十両昇進を決めました。 ◆十両 所要2場所での新十両昇進は、伯桜鵬の1場所に次ぐ2番目のスピード出世です。この秋場所の初日も、石崎改め朝紅龍に対し「三度目の正直」で初白星。この場所と続く九州場所では12勝3敗とし、十両を2場所で通過しました。 ◆幕内 昨年初場所で昭和以降3位タイとなる所要4場所で新入幕。同場所で優勝争いに加わり、10日目から関脇琴ノ若(現琴桜)、大関豊昇龍、横綱照ノ富士に3連敗も、新入幕力士が横綱と対戦するのは10人目でした。敢闘賞を受賞し、続く春場所では敢闘賞と技能賞を獲得しました。夏場所の所要6場所での新三役昇進は昭和以降2位の速さで、12勝3敗の成績で優勝。技能賞と殊勲賞に輝きました。名古屋場所では9勝に終わるも、優勝した照ノ富士を破り殊勲賞。この結果、新入幕から4場所連続で三賞を受賞する史上初の快挙を達成しました。秋場所では13勝2敗で2度目の優勝を果たし、技能賞と敢闘賞で5場所連続三賞受賞を果たしました。その後大関に昇進し、今年春場所で3度目の優勝を飾りました。 ◆サイズ 192センチ、191キロ。靴は32センチ。腕周り53センチ、太もも周り76センチ。 ◆得意 右四つ、寄り、突き、押し。 ◆特技 けん玉。 ◆家族 父・知幸さん、母・朋子さん、妹・葵さん。...

大の里が連続優勝!日本人横綱が6年ぶりに誕生確実** **

** 大関大の里(24=二所ノ関部屋)は2場所連続で4回目の優勝を果たしました。大関琴桜に勝利し、13連勝の自己記録を更新しました。後続との差を3つに広げ、13日目で優勝が決まりました。 これにより、横綱審議委員会の内規である「大関として2連続優勝」を満たし、彼の第75代横綱への昇進は確実です。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の引退後、約6年間不在だった日本人横綱が誕生します。 13日目での優勝決定は、2015年初場所の白鵬以来10年ぶり。日本人力士に限ると、1996年秋場所の貴乃花以来の29年ぶりです。横綱昇進がかかった場所での13日目優勝は史上初のことです。 日本体育大学時代に2年連続でアマチュア横綱を獲得した大の里は、2023年の夏場所で幕下10枚目格付出しデビューを果たしました。所要13場所での横綱昇進は、1958年以降の年6場所制において最速となり、輪島の21場所を超えました。昭和以降としても、羽黒山と照国の16場所を超えます。初土俵から無敗での横綱昇進は、史上初の快挙です。 ◆13日目の優勝 2015年初場所の白鵬以来10年ぶり。大関としては、2012年初場所の把瑠都以来。日本人力士としては、1996年秋場所の貴乃花以来29年ぶりです。 ◆横綱昇進までの流れ 日本相撲協会審判部が横綱昇進に相当と判断した場合、八角理事長(元横綱北勝海)に対し、場所後の理事会招集を要請します。理事長は横綱昇進について横審に諮問し、横綱審議委員会(横審)は千秋楽翌日の26日に行われる定例会で審議を行います。出席委員の3分の2以上の賛成があれば横綱推薦を理事長に答申し、これが事実上の最終決定となります。答申を受けて28日に開催される理事会で横綱昇進が正式決定されます。    ◇   ◇   ◇ 大の里泰輝(おおのさと・だいき) ◆生まれ 2000年(平成12年)6月7日、石川県津幡町生まれ。本名・中村泰輝(なかむら・だいき)。 ◆幼少期 生まれた時は4036グラム。幼稚園時代から常に同級生より頭一つ大きかったです。津幡町少年相撲教室で、小学1年生の7歳から相撲を始めました。小学1年生のころには、チェーン店の牛丼並盛り2杯をぺろりと平らげるほどでした。 ◆中学、高校 小学6年生の夏に「強くなりたい」と思い、新潟県糸魚川市に相撲留学。能生中学校、海洋高等学校に進学しました。 ◆大学 日体大では1年生で学生横綱を獲得。3、4年生時にはアマチュア横綱に。幕下10枚目格付け出しの資格を得て、大相撲デビューを果たしました。 ◆幕下 昨年の夏場所初日には、日体大の2年先輩である石崎と初対戦し黒星を喫しました。2日後には初白星を挙げ、「前評判で騒がれすぎたが、ただの人になった」とコメント。6勝1敗で名古屋場所を迎えましたが苦しみ、六番相撲で再び石崎に敗れましたが、七番相撲で勝利し、新十両昇進を決めました。 ◆十両 所要2場所での新十両は、伯桜鵬の1場所に次ぐスピード記録。昨年秋場所初日の関取デビュー戦でも石崎改め朝紅龍と対戦し、「三度目の正直」で初白星。この場所と続く九州場所で12勝3敗とし、十両を2場所で通過しました。 ◆幕内 昨年初場所で、昭和以降では3位タイの所要4場所で新入幕を果たしました。同場所で優勝争いに加わり、10日目から関脇琴ノ若(現琴桜)、大関豊昇龍、横綱照ノ富士に3連敗も、新入幕力士が横綱と対戦するのは10人目でした。同場所は敢闘賞を受賞し、続く春場所でも敢闘賞と技能賞を獲得。夏場所での6場所での新三役昇進は昭和以降2位の速さでした。その夏場所では12勝3敗で、所要7場所と史上最速で優勝し、技能賞と殊勲賞を獲得しました。名古屋場所は9勝に終わりましたが、優勝した照ノ富士を破って殊勲賞を受賞し、史上初めて新入幕から4場所連続で三賞を受賞しました。秋場所では13勝2敗で2度目の優勝を果たし、技能賞と敢闘賞で5場所連続三賞受賞。場所後に大関に昇進。今年春場所で3度目の優勝を飾りました。 ◆サイズ 192センチ、191キロ。靴のサイズは32センチ。腕回りは53センチ、太もも回りは76センチ。 ◆得意技 右四つ、寄り、突き、押し。 ◆特技 けん玉。 ◆家族 父・知幸さん、母・朋子さん、妹・葵さん。...

日本ハムの金村尚真選手と、西武の平沢大河選手が登録される 日本ハムの古林睿煬選手や広島のドミンゲス選手は抹消/23日の公示

5月23日に発表されたプロ野球の出場選手の登録および抹消情報は以下の通りです。【セ・リーグ】<登録>なし<抹消>広島 J・ドミンゲス投手【パ・リーグ】<登録>日本ハム 金村尚真投手西武 与座海人投手西武 平沢大河内野手<抹消>日本ハム 古林睿煬投手ロッテ 横山陸人投手オリックス 山崎颯一郎投手オリックス 田嶋大樹投手オリックス 川瀬堅斗投手※再登録は6月2日以降となります。

【日本代表】今季フル稼働の久保建英を招集した理由…森保監督「新たに入る選手のリーダー役に」

日本サッカー協会(JFA)は23日、千葉市内で行われた会見で、26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選のオーストラリア戦(6月5日、パース)とインドネシア戦(6月10日、パナスタ)に臨む日本代表の27人を発表しました。 今回は、主力選手である三笘薫(ブライトン)、守田英正(スポルティング)、伊東純也(スタッド・ランス)、上田綺世(フェイエノールト)、前田大然(セルティック)らが外れましたが、遠藤航(リバプール)や鎌田大地(クリスタルパレス)、久保建英(レアル・ソシエダード)が選出されました。 選考基準について、森保監督は「明確な基準を設けるのは難しいですが、シーズン中に多く出場し、そしてケガが多くなっている選手は今回は外しました。遠藤と鎌田については試合数が多いものの、出場時間が短いことを考慮しました」と述べました。 通常の基準であれば今季フル稼働の久保は選考されないはずですが、なぜ選ばれたのでしょうか? 森保監督は「久保は通常の選考基準から外れますが、今回のメンバー発表では、パリ五輪世代よりも若い選手を多く選びました。彼には年齢に関わらず、チームのリーダーとしての振る舞いを期待しています。そして、新たに入る選手たちのリーダー役として、同世代の選手として、様々な面で手本となることを期待しています」と語りました。

【日本代表】佐野海舟が復帰、森保監督「ミスを犯した選手を排除するのではなく再チャレンジの道」

日本サッカー協会(JFA)は23日、千葉市内で、2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア戦(6月5日、パース)、インドネシア戦(6月10日、パナスタ)に挑む日本代表メンバーを発表しました。ここにMF佐野海舟選手(24歳、マインツ所属)が約1年2カ月ぶりに復帰することになりました。佐野選手は今シーズン、マインツで全試合に出場し素晴らしいパフォーマンスを見せていますが、昨年7月には不同意性交の容疑で逮捕されました。しかし、7月29日に釈放され、8月8日には不起訴処分とされていました。それゆえに、日本代表への復帰には時間がかかりました。今回の選出について山本昌邦ダイレクターは、「JFAの立場として、差別、暴力、ハラスメントには厳正に対応していきます。選手や指導者の啓発活動も進めていきます。佐野選手を招集した理由としては、まず相手の方との話し合いが確認できたこと、佐野選手自身が深く反省していること、不起訴処分で刑事事件としては終結していることを考慮しました」と説明しました。さらに、森保一監督も「私自身も連絡を取り合い、彼が深く反省していることを強く感じた」とし、多くの話し合いを経て招集を決断しました。「ドイツでプレーしている中、誠実に向き合い、社会に貢献したいという強い思いでプレーしています。我々も彼を再びチームに迎え入れ、社会に貢献できる日本代表の一員として戦うのが良いと判断しました。チームを家族と考えた時、指導者として選手と向き合う中で、1人の人間としてミスを犯した選手をそのまま放置するのか、それともサッカー界から追放するのかという問題に対しては、再チャレンジする道を家族として与える方が良いのではないかと感じます」と語りました。