【DeNA】蝦名達夫、涙のヒーローインタビュー「先日、兄を亡くしてしまって…」切迫したプレーで攻守に輝く

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突然の兄の死を乗り越え、気迫のプレーで躍動する姿を見せた。DeNAの外野手、蝦名達夫選手(27)は攻守で存在感を示し、ヒーローインタビューで涙をこらえきれなかった。「先日、兄貴を亡くしてしまい、それがとても突然のことだったので…。チームを一時離れることになってしまいました。兄の分まで頑張らなければいけないと思っています。思い切ってプレーしました」と、言葉を詰まらせながらも兄への思いを語った。

5月5日の中日戦(バンテリンドーム)以来、13試合ぶりのスタメン復帰で、気持ちはプレーに表れた。1回表2アウト1,2塁の場面で、中日・マラーの初球149キロに積極果敢にスイングし、三遊間を鋭い当たりで抜ける適時打を放ち、約1か月ぶりの打点を記録した。

4回表先頭打者として、そして6回無死一塁でも安打を放ち、今季2度目の猛打賞を達成。外野手としての厳しい競争の中で強烈なアピールを見せた。

さらに、右翼守備でもスーパープレーを連発。2回表先頭では、カリステのライト線への飛球を追いかけながら好捕、そのままフェンスに激突しながらもボールをつかみ取るという気迫のプレーで球場は拍手に包まれた。

4回表先頭でも田中の右中間への飛球にダイビングキャッチを決め、躍動感あふれるプレーで2年目の先発・石田裕投手をバックアップした。

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