【DeNA】石田裕太郎が準ノーノー、圧巻の1安打完封劇 8カード連続負け越しなし

投打がかみあったDeNAが中日相手に盤石の試合運びで勝ちきった。これで8カード連続負け越しなしで、今季最多タイの貯金3とした。様変わりした下位打線でも、打線の好調ぶりは変わらなかった。前日までスタメン出場を続けていた度会、宮崎、石上に変わって、蝦名達夫、三森、京田が先発に名を連ねた。1回1死一、三塁、オースティンの打席で相手先発マラーの悪送球で幸先よく先制に成功。2死一、二塁からは13試合ぶりにスタメンの蝦名が初球を捉えて左前適時打で2点を先取した。蝦名は右翼守備でもスーパープレーを連発した。2回先頭、カリステのライト線への飛球を背走しながら好捕し、そのままフェンス激突。ボールはつかんだまま、気迫あふれるプレーに球場からは拍手で包まれた。4回先頭でも田中の右中間への飛球にダイビングキャッチ。躍動感あふれるプレーで先発の2年目・石田裕太郎をもり立てた。6回には好調の20歳松尾のヒットで口火を切り、蝦名が3安打猛打賞となる左前打。1死一、二塁とされてから、三森が左前への適時打。「良いところに落ちてくれて良かったです!」という一打でリードを広げると、2死二、三塁から桑原が遊撃への適時内野安打。ヘッドスライディングでもぎとり「気合です!とにかく気合でセーフをもぎ取りました!」とガッツあふれるプレーを見せた。今季2度目の先発マウンドとなった石田裕も打線の踏ん張りと味方の好守に応えた。4回までノーヒットピッチングを継続。5回先頭でカリステに左前打を浴びるも、以降は1安打も許さず。準ノーヒットノーランという圧巻の投球で今季初白星をマークした。【関連記事】DeNAニュース一覧