【日本ハム】新庄監督が感心「会見は震えてましたけどマウンドでは大丈夫」0封デビュー孫易磊に

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日本ハム新庄監督は感心した。「いい度胸してますよね」。この日、支配下登録されて背番号96となった“台湾の至宝”こと孫易磊(スン・イーレイ)を同点の9回に投入。台湾プロ野球を経験せずに入団した最速157キロ右腕は、しびれる場面でのプロ初登板でも「思ったよりは緊張せずに落ち着いて投げられた」。9回は山川を直球で押し込むなど3者凡退。延長10回も続投して2回無失点。デビュー戦で初ホールドもマークした。試合前の会見で孫易磊は「メンタルにすごく自信があります」と話していた。台湾から両親や親戚も駆けつけた中で、有言実行のメモリアルマウンドに新庄監督も「会見では足がちょっと震えてましたけど、マウンドでは大丈夫でしたね」と笑顔。延長戦にもつれた試合は落として7カードぶりの負け越しも「いいゲームでしたよ。負けはしましたけど」。ブルペン強化の“新戦力”に確かな手応えを得たのが収穫だった。◆孫易磊(すん・いーれい)2005年2月10日、台北市生まれ。中学時代にポニーリーグワールドシリーズで優勝。穀保高級家事商業職業学校から中国文化大へ進学。23年9月29日に日本ハムと育成で4年契約を結んだ。同年9月のU18W杯、12月のアジア選手権、25年2月のWBC予選で台湾代表入り。183センチ、93キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸は600万円。兄の孫易伸は台湾・台鋼の外野手。

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