横綱豊昇龍、日本国籍取得へ 夏場所後にモンゴルに帰国し手続き進める

大相撲の横綱豊昇龍(26)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=が日本国籍取得の準備に入っていることが22日、関係者の話で分かった。現役引退後、親方として日本相撲協会に残るためには日本国籍が必要。師匠の立浪親方(元小結旭豊)によると、豊昇龍は2023年名古屋場所後に大関昇進を果たす前から、将来的には指導者になる希望を持っていた。「思いはずっと聞いていた。準備を始めたのは最近」と説明した。夏場所後の6月にモンゴルに帰国し、日本国籍を得るための手続きを進めるという。外国出身の歴代横綱では米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)、モンゴル出身の白鵬(現宮城野親方)、鶴竜(現音羽山親方)、照ノ富士(現照ノ富士親方)が日本国籍を取得した。(共同)