不倫スキャンダルの男性キャディー、9年間女子ツアーからの“出禁”の理由は?協会は詳細を明かさず

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、不倫問題に関連する週刊文春の報道を受け、女子プロ3選手と男性キャディーなど計5人の処分内容を発表しました。
3選手との不倫が報じられた男性キャディーの栗永遼氏(30)には、JLPGAツアーや協会関連イベントへの9年間の立ち入り禁止処分が下されました。
なぜ国内女子ツアーが「9年間」なのかについて、JLPGAの担当者は「コンプライアンス・倫理規程及び懲戒規程に基づき処分を決定しており、今回公表できる内容はリリースに記載している内容が全てです」と述べ、具体的な理由には触れませんでした。
コンプライアンス関連の懲戒規程第2条には、サポートスタッフに対する懲戒の種類が記載されており、例えば<1>戒告、<2>けん責、<3>立入制限、<4>資格又は登録の停止、<5>資格又は登録の剥奪などが挙げられています。今回の栗永氏への処分は、<3>立入制限に該当するものの、具体的な期間についての記載はありません。
栗永氏は、インスタグラムで「約10年で国内男女ツアーで50名以上のプロゴルファー担当経験があります」と説明しており、男子プロのキャディー経験もあるとのことです。国内男子ツアーでのキャディー活動は可能ですが、4月の開幕戦への参加は断念したとの情報もあります。この報道が出る前から、すでに厳しい状況に置かれていたとみられます。