【ソフトバンク】小久保監督、相手先発の力に感服「あの姿を見たら心打たれる」サヨナラ負けで勝率再び5割に

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ソフトバンクは今季2度目のサヨナラ負けを喫し、再び勝率5割に戻りました。打線が日本ハムの北山に対して9回で4安打1得点に抑え込まれ、10三振を喫しました。150キロ台前半の勢いのある直球に苦戦し、得点は山川の犠牲フライのみにとどまりました。最終的に1−1の9回裏1死満塁で、5番手の大山が郡司にサヨナラ打を許し連勝は3でストップ。日本ハムの先発には、前日の伊藤に続き2試合連続で完投を許しました。

小久保裕紀監督(53)は「120球を超えても球威が落ちない。あの姿を見たら野手も心が打たれるでしょう」と北山の力を称賛しました。彼の力強い投球には昨季の8月24日から3連敗。同日も10三振を喫するなど、新たな難敵となっています。チーム4安打のうち3安打を放って活躍した4番中村は「力を入れる場面のメリハリが上手だった。直球のコントロールも良かったと思います」と、苦戦した理由を振り返りました。

優れた投手に力負けしたとしても、気になるのは栗原陵矢内野手(28)の状態です。5月に入ってからの打率は1割2分2厘で、不動の3番としては調子が上がらない状態。この日も3打数無安打で通算打率は2割にまで低下しました。指揮官は「見ての通り、良いわけがない」と辛口。昨季はキャリア最高の87打点を挙げて打線の中心として活躍しており、栗原の復調が得点の鍵となるでしょう。

チームの5月成績は7試合を残し、12勝6敗となっています。今季初の月間勝ち越しは、22日のカード3戦目に持ち越されました。小久保監督は「ピッチャーはよく頑張った。大山もこれを経験にして次に活かせばいい」と前向きに切り替えました。【只松憲】

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