カブス鈴木誠也、打点両リーグで単独トップに昇進 12号2ラン含む3安打4打点で打点は43に

カブスの鈴木誠也外野手(30)は、5試合ぶりに今季12号本塁打を含む3安打4打点を記録し、大活躍を見せました。これで今季の打点は43に達し、試合終了時点で両リーグの単独トップとなりました。
マーリンズ戦で「2番右翼」として出場した鈴木は、試合中盤の6回、7-1とリードした場面で2死二塁から打席に立ち、救援投手バカーの高めフォーシームを捉えて中越えの2ランを放ちました。この打球はスピード104.9マイル(約169キロ)、飛距離405フィート(約123キロ)、打球角度30度と、完璧な一撃でした。
さらに3回の第2打席では中前ヒットを、9回の2死満塁での第6打席では、野手が投げてきた投球から2点適時二塁打を放ち、試合を優位に進めることに成功。5打数3安打、4打点と素晴らしい成績を残しました。シーズン中、15回目のマルチ安打、そして3回目の3安打猛打賞を達成しました。
第1打席(1回1死無走者)では投手ゴロ、第3打席(6回先頭)では四球からの出塁、第5打席(8回1死無走者)では中飛に倒れましたが、5番スワンソンの適時打で得点を記録。打率は現在2割5分3厘です。
12本の本塁打は試合終了時でナショナルリーグで5位に並び、トップのドジャース大谷翔平とは5本差。ピート・クロウアームストロング(PCA)と並び、チーム内でもトップタイです。
チームとしても21安打14得点で圧勝という結果を収めました。