Day: May 20, 2025

“三役の壁” 大栄翔が1敗の伯桜鵬を下す「幕内はみんな強いので気合を入れて取った」

関脇の大栄翔(31歳、追手風部屋)が、取組前まで1敗だった伯桜鵬を下し、再び「壁」となりました。初顔合わせとなった伯桜鵬を、一方的に突き出しで完勝しました。これまでにも、幕内中位や下位で勢いよく勝ち続ける力士に対して「三役の壁」として立ちはだかり、彼らの勢いを止める役割を果たしてきました。今回も、組み合わせを決める審判部の期待に応えた形です。「昨日(前日9日目の玉鷲戦)悔しい負けをして、この一番に集中して、良い相撲を取れた。幕内はみんな強いので気合を入れて取った」と、納得した様子で語りました。

【阪神】岡田彰布顧問が語気強める「才木に打てと言うんですか?」完封目前の作戦に疑問符

阪神掛布雅之OB会長(70)と岡田彰布オーナー付顧問(67)が毎日放送の生中継でダブル解説を務めた。2人そろっての解説は初めて、と紹介された。岡田氏は4点リードで入った8回の阪神の攻撃について熱っぽく語った。無死一、二塁から7番の梅野隆太郎捕手(33)が犠打をしたことに疑問符。完封がかかる9回のマウンドを控えた才木浩人投手(26)は、打席での負担を減らすべきという見解を示した。「阪神は4-0で勝てるんですよ。次の1点いらないんですよ。完璧に勝とうとしなくていいんです。これ、(8番の)木浪がアウトになったら、才木に打てと言うんですか。8番、9番にチャンス回す必要ないんですよね。俺だったら才木に三振せえ言いますよ。当たり前ですよ」と語気を強めた。「これだと才木、絶対打ちますよ」とスイングをかけにいくと予想した才木は、その通りしっかり振りにいき、併殺打に倒れた。【関連記事】阪神ニュース一覧はこちら―>

【阪神】才木浩人が今季初完封で4勝目 巨人戦は昨年から26イニング連続無失点

阪神タイガースの先発投手、才木浩人選手(26歳)が、今シーズン初の完封勝利を達成し、4勝目を挙げました。 試合開始直後の1回裏、1アウト2塁のピンチを迎えましたが、巨人の吉川選手を三ゴロに打ち取り、その後キャベッジ選手への四球を与えたものの、続くヘルナンデス選手を空振り三振に仕留めて危機を脱しました。直後、味方打線が3点を先制しました。 試合の2回以降もランナーを出す場面はありつつも、無失点で切り抜けました。そして9回まで投げ切り、見事に完封勝利を収めました。 甲子園球場での登板は、4月8日のヤクルト戦以来約1カ月半ぶりで、この時は8回1失点で惜しくも敗戦投手となっていました。今回は久しぶりに甲子園で快投を披露し、待望の白星を手にしました。 甲子園での巨人戦は、2023年9月14日から昨年9月22日までの5試合で4勝0敗と、ここ最近は負け知らずです。前回の巨人戦も、6日の東京ドームで5回無失点の投球で勝利投手となっています。巨人戦では昨年8月31日の試合(甲子園)の2回から26イニング連続で無失点を続けています。 今回の完封勝利は、昨年6月2日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)以来、プロ通算5度目で今シーズン初となります。

【楽天】浅村栄斗、西武戦で出場機会なく連続試合出場が1346でストップ 歴代4位でパ・リーグ記録

楽天の内野手、浅村栄斗選手(34)の連続試合出場記録が「1346」で途切れました。今シーズン初めてスターティングメンバーから外れ、途中出場もありませんでした。この記録は西武時代の2015年8月8日から続いており、歴代4位、そしてパ・リーグ記録でもありました。平成生まれとして初の2000本安打達成まで残り2本に迫っていますが、15日のロッテ戦(東京ドーム)で通算1998本目となる左前適時打を打ってから、3試合連続および13打席連続でヒットが出ず無安打が続いていました。試合後、三木肇監督は浅村選手が出場しなかった理由について「この球団が新しいステージに進んでいく、チャレンジしていくために、彼(浅村選手)の力はこのチームにとって不可欠ですが、球団やGMも含めて総合的に判断した結果だと思います」と説明しました。

【阪神】岡田彰布顧問「お客さんがやかましいから打たなかったんですよ」伝説の3連発秘話明かす

阪神掛布雅之OB会長(70)と岡田彰布オーナー付顧問(67)が毎日放送の生中継でダブル解説を務めた。中継の中で、2人そろっての解説は初めて、と紹介された。85年4月の伝説のバックスクリーン3連発についても話題がおよんだ。掛布氏は「調子が上がらないバースが逆転3ランを打ったことで、ベンチにぐっと勢いがつきましたね。これでバースが乗ってくるだろうと。でも、バッティングの内容を考えると、岡田さんがスライダーを読み切ったのが素晴らしい。あれはある程度、読んで打っているんですか? あれは2球目でしたよね」と後輩の岡田氏に質問した。岡田氏もうれしそうに当時を思い返した。「前の2人(バース、掛布)が左なんで、あまり配球は見なかったですね。スライダーは多いだろうと。2球目です。2人が打って、お客さんがやかましいから、1球目は打たなかったんですよ(笑い)。僕はシーズンの1号。バースも1号で。バース打ったなあと、取り残されているという感じでしたね」と振り返った。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

豊昇龍、6連勝で横綱として初の勝ち越し – 「自分のことだけ考える」無敗の大の里に2差

横綱の豊昇龍(25歳、立浪部屋)は、6連勝を飾り、横綱昇進後2回目の場所で初めて勝ち越しを決めました。取り組み開始から相手の宇良の上体を起こし、低い姿勢を封じて主導権を握りました。押し込んだ際、相手がバランスを崩した瞬間を逃さずに追撃し、最後は背中を押して送り出しました。「様々な手を使う相手でしたが、集中して取り組みました」と、彼は胸を張りました。無敗の大の里とは2番手に並びながらも、「自分のことだけ考える」と冷静に語っています。

【楽天】通算2000安打まであと2本の浅村栄斗、今季初のスタメン落ち 3試合で13打席連続無安打

平成生まれの選手として初めて通算2000安打を達成するまであと2本と迫る楽天の浅村栄斗内野手(34)が、今季初めてスタメンから外れることとなりました。15日のロッテ戦(東京ドーム)で7回に通算1998本目となる左前適時打を放ちましたが、16日からのソフトバンク戦3連戦(みずほペイペイドーム)では安打がなく、現時点で13打席連続でヒットが出ていない状態です。浅村選手は、西武時代の2015年8月から連続試合出場が1346試合となっており、歴代4位にランクインしています。18日の試合後には「気持ちを切り替えてプレーに臨みたい」とコメントしました。

【なでしこジャパン】ブラジル遠征メンバー発表 WEリーグMVP山本柚月が初選出/メンバー一覧

日本サッカー協会(JFA)は20日、ブラジル遠征に参加する女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング5位)のメンバー発表会見をオンラインで行いました。DF熊谷紗希(34歳、ロンドン・シティ・ライオネス)、MF長谷川唯(28歳、マンチェスター・シティー)などが選出されました。そして、WEリーグMVPである山本柚月(22歳、日テレ東京ヴェルディベレーザ)が初めて呼ばれることになりました。監督のニルス・ニールセン(53歳)は、「次回のワールドカップ(W杯)の開催地となる場所での試合は、非常に手ごわい相手との戦いになるでしょう。現時点でのなでしこジャパンがどの位置にいるかを試す素晴らしい機会になる」とコメントしました。試合は5月30日(日本時間31日)と6月2日(日本時間3日)にブラジル・サンパウロで行われ、相手はFIFAランキング8位のブラジルです。 メンバーは以下の通りです。<GK>山下杏也加(マンチェスター・シティー)平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)大熊茜(INAC神戸レオネッサ)<DF>熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)北川ひかる(BKヘッケン)南萌華(ASローマ)千葉玲海菜(Eフランクフルト)高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)山本柚月(日テレ東京ヴェルディベレーザ)石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)古賀塔子(フェイエノールト)<MF>籾木結花(レスター・シティ)清家貴子(ブライトン)長谷川唯(マンチェスター・シティー)杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC)長野風花(リバプールFC)植木理子(ウェストハム・ユナイテッド)宮沢ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)藤野あおば(マンチェスター・シティー)浜野まいか(チェルシー)谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン)<FW>田中美南(ユタ・ロイヤルズ)松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)

【DeNA】牧秀悟選手と颯選手が横浜の小学校を訪問 「夢がない」と質問した小学生への心温まる回答

DeNAは20日、「星に願いを」プロジェクトの一環として、横浜市内の小学校を訪問しました。そこで、DeNAベイスターズの牧秀悟内野手(27)と颯投手(26)がサプライズゲストとして登場し、会場を盛り上げました。 小学校の体育館に集まった6年生110人の生徒たちと交流をしました。お手本となるキャッチボールのデモンストレーションが披露されると、生徒たちから歓声があがりました。「もっと本気の投球を!」というリクエストに応えた颯選手は、見事な下手投げのフォームで力強いボールを投げ、小学生たちは「球が消えるみたい!」と大興奮していました。 その後、全員とキャッチボールを楽しんだ後に質問コーナーが設けられました。「夢がないんですけど…」と相談した小学生に対し、牧選手は「好きなものはありますか?」と優しく問いかけました。そして、「好きなことを仕事にできるように挑戦するのも立派な夢です。自分の好きなことに全力を注いでください」と励ましました。 地元横浜出身の颯選手は今回の訪問を楽しみにしており、「生徒たちのまっすぐで輝く目を見て、自分の小学生時代を思い出しました。このような機会は貴重で素晴らしい仕事をさせていただいていると実感しました。子どもたちのためにもっと頑張ろうと思います」と感想を述べ、笑顔を見せました。

大谷翔平、3試合ぶり17号は軽々とレフトスタンドへ 本塁打キングに並ばれるも再び単独トップ

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が「1番DH」としてスタメンに名を連ね、第3打席で再びメジャートップに返り咲く17号ソロホームランを放ちました。試合は1-7の6回1死から、右投手フォートとの3度目の対戦。カウント1-1からの外角のスイーパーを捉え、左翼席に見事に打ち込みました。3試合ぶりのこの本塁打は、打球速度107.4マイル(約173キロ)、飛距離は389フィート(119メートル)、打球角度は28度でした。本塁打数2位のフィリーズのシュワバーがその日のうちに16号を記録し、一時はメジャートップの座を共にしましたが、再び大谷は単独トップに浮上しました。試合開始時に0-2の1回では、右腕フォートと対決。フルカウントから外角のチェンジアップに惑わされ、力なく二ゴロに終わりました。第2打席では0-7の4回無死から1ボールの外角チェンジアップを掴んだものの、中堅直に倒れました。第4打席では3-9の8回1死から、元ヤクルトの右腕マクガフと対戦。カウント1-2の高めの直球を鋭い打球で返しましたが、打球は二塁手の正面に向かう二ゴロとなりました。今季これまでの成績として、打率3割1分3厘、本塁打はメジャートップの17本、打点30、盗塁10、OPS(出塁率+長打率)は1.073で3位となっています。