Day: May 19, 2025

ブライトンの三笘薫、プレミアリーグでの日本人初シーズン二桁得点を達成

ブライトン所属のMF三笘薫が、今季10ゴール目を決めました。ホームで行われたリバプール戦において、1-2で迎えた後半20分から出場、同24分にこぼれ球を左足で見事に決めました。今シーズン、ドイツやフランスのリーグでは日本選手3名が二桁得点を記録していましたが、世界最高峰といえるプレミアリーグにおいて、日本人選手としては初のこの偉業を三笘が成し遂げました。同リーグでの通算得点も20ゴールに達し、日本サッカー界に新たな歴史を刻みました。本日20日は三笘の28歳の誕生日でもあり、「バースデーゴール」となりました。1-2とリードされる状況で後半20分に投入された三笘は、4分後に左サイドでパスを受け、積極的に攻め込みます。相手選手2名を引きつけ、右足アウトサイドで絶妙なパスを渡します。これを受けたFWウェルベックが左足で狙うも、相手GKアリソンに阻まれました。しかし、三笘はそのこぼれ球にすぐさま反応し、左足でゴールを決めました。試合が2-2と同点に追いついた後半40分には、三笘の縦パスを起点として、最後はMFヒンシェルウッドが決勝点を挙げ、ブライトンが3-2で逆転勝ちを収めました。◆日本選手による欧州5大リーグでのシーズン2桁得点一覧15点 岡崎慎司(マインツ=ドイツ)13-14年 33試合13点 香川真司(ドルトムント=ドイツ)11-12年 31試合12点 岡崎慎司(マインツ=ドイツ)14-15年 32試合11点 高原直泰(Eフランクフルト=ドイツ)06-07年 30試合11点 中村敬斗(スタッド・ランス=フランス)24-25年 32試合11点 町野修斗(キール=ドイツ)24-25年 32試合10点 中田英寿(ペルージャ=イタリア)98-99年 33試合10点 堂安律(フライブルク=ドイツ)24-25年 34試合10点 三笘薫(ブライトン=イングランド)24-25年 35試合

【中日ドラゴンズ】小山2軍コーチがオンラインカジノ賭博、キャンプ中で自己申告のタイミング逃し、当面謹慎処分** **

** 中日ドラゴンズは19日、2軍の小山伸一郎投手統括コーチ(46)が過去にオンラインカジノで賭博を行っていたことを発表しました。彼は単純賭博の容疑で愛知県警の任意の取り調べを受け、現在は一時的に謹慎中です。日本野球機構(NPB)が関与者の名乗り出るよう求めた際、小山コーチは自己申告を行っていませんでした。球団の朝田憲祐本部長によれば、小山コーチは「キャンプ中だったために自己申告のタイミングを逃した」と説明し、オンラインカジノの違法性を認識していなかったと述べています。また、「興味本位で行ってしまった」と反省しているとのことです。小山コーチは昨年まで楽天のコーチを務めており、今シーズンからは選手時代に所属していた中日に移籍していました。プロ野球界でのオンラインカジノ問題に関しては、8球団で合計16人が関与していることが開幕前に判明しており、その所属球団から制裁金が科されています。捜査関係者によると、読売ジャイアンツのオコエ瑠偉選手と増田大輝選手も賭博容疑で書類送検されている状況です。

豊昇龍5連勝、取組前の鬼の形相やめた「緊張するよりも楽しもう」横綱初の勝ち越しへあと1勝

昇進2場所目の横綱豊昇龍(25=立浪)が、いよいよ乗ってきた。西前頭4枚目の一山本をはたき込み、5連勝で7勝2敗。まずは横綱初の勝ち越しへ、あと1勝とした。先場所は新横綱として39年ぶりに休場。その休場前、最後に敗れて金星を配給したのが一山本だった。雪辱を果たした格好で、勢いが加速しそうな気配。無敗で単独トップの大関大の里との2差を守り、逆転をうかがっている。   ◇   ◇   ◇本来の力を発揮すれば、当然の結果だった。豊昇龍は立ち合いで、一山本のもろ手突きを予想。突っ込みすぎず、冷静に下からあてがった。まわしにこだわらず、突いて応戦し、反射神経の良さで相手の左を手繰った。バランスを崩した一山本は、前のめりにバッタリ。まずは通過点の勝ち越しへ、あと1勝と迫った。「(立ち合いで相手が)もろ手でくると思った。慌てず集中してやった。だんだん楽しくなってきた」。明るい表情が好調の証しだ。新横綱の先場所は慣れないことだらけで、まさに地に足がついていなかった。場所前は昇進に伴う行事やあいさつ回りで、稽古量は減った。本場所では慣れない雲竜型の土俵入りを連日こなし、厳しい声も聞こえてきた。心ここにあらずの状態で、取り口に重みはなく、新横綱で金星3個を配給。64年春場所の栃ノ海以来、61年ぶりにワースト記録に並び、休場となった。先場所休場前、最後の取組の相手が一山本だった。今場所も3、4日目に連敗し、金星を2個配給しているが、もはやその時の豊昇龍ではない。2場所連続で一山本に敗れていれば、またもワースト記録に並ぶ、新横綱から2場所で計6個の金星配給だったが「終わったことは終わったこと」と、先場所の嫌な記憶はよぎらず快勝。何よりも「巡業でも稽古してきた」と、今場所前の春巡業中に一山本を指名して圧倒し、悪い記憶はすでに消えていた。今場所の2連敗後、師匠の立浪親方(元小結旭豊)に「肩の力を抜け」「顔の力を抜け」と、取組前の鬼の形相をやめた。「緊張するよりも楽しもう」。そう心の中で念じて5連勝。大の里が無敗で先頭を走るが「自分のことだけ考える」ときっぱり。自力優勝の可能性が復活するまで勝ち続ける決意だ。【高田文太】【大相撲夏場所全取組結果】はこちら>>

早大プロ注目右腕伊藤樹 令和初のノーヒットノーラン達成「いつも通り丁寧に」投げて26度目

早大のエース伊藤樹投手(4年=仙台育英)がノーヒットノーランを達成した。16年加藤拓也(慶大)以来9年ぶり26度目となる。プロ注目右腕は、明大を相手に最速151キロ直球と落差の大きいスプリットで手玉に取った。令和初の快挙に「フォアボールだったり、デッドボールが重なってしまったんですけど。いつも通り、丁寧に投げることを最優先して投げ続けた結果だと思います」と振り返った。この日の成績は打者32人に対し、無安打11奪三振、5四死球だった。負ければ優勝の可能性が消えていた一戦で、チームを救った。前回登板した立大3回戦で「野球人生でこんなに1試合で取られたことはない」という自己ワーストの3回8失点。立大1回戦で投げた際に人さし指にできたマメが破れて、リリースした瞬間に痛みが襲うほどだった。「指先を痛くて、かばいながら投げていた」と小宮山監督の助言もあって復調して、臨んだ明大戦で大記録を達成した。【スコア詳細】早大伊藤樹が明大戦で令和初のノーヒットノーラン/東京6大学>>

カブスの鈴木誠也が見せた「なめてんじゃねえぞ」浅い左翼フライでの本塁補殺、指揮官からも賞賛「見事なプレー」

シカゴ・カブスの外野手、鈴木誠也(30歳)がホワイトソックスとのホームゲームで、「3番・左翼」としてフル出場しました。打撃成績としては1打数無安打で、惜しくも4試合連続安打を逃しましたが、2打点と1四球で勝利に大きく貢献しました。 試合の初回に左翼への犠牲フライで先制点を挙げました。飛球は浅かったものの、三塁にいたのは俊足のクローアームストロング選手。「あの距離から帰塁できるランナーは限られている。余裕を持って打席に立てるランナーだ」と鈴木選手が語りました。また、6回にも犠牲フライで貴重な追加点を挙げ、今季通算で39打点まで得点を伸ばしました。この数字は、リーグでフローレス選手(ジャイアンツ)の42打点に次ぎ2位の成績です。 守備では、1回表1死三塁の場面で浅い左翼フライをキャッチし、ホームへ見事なストライク送球で補殺を成功させました。試合後、鈴木選手は「なめてんじゃねえぞと思って投げました」と語りました。この日カブスは快勝し、3連勝で地区の首位を守りました。カウンセル監督は試合後、「彼の素晴らしい送球に敬意を表する。慣れない左翼でのプレーで、今季も見事な仕事をしている」と鈴木選手の守備を高く評価しました。彼の攻守にわたる貢献に、監督は改めて信頼を寄せています。

ドジャースが大谷翔平を起用し3連敗、菊池雄星はランナーと交錯し初勝利ならず

```html ドジャースの大谷翔平選手は「1番DH」として5打数3安打1打点を記録した。彼の先輩でエンゼルスの投手、菊池雄星は5回2/3を投げ3安打1失点、7奪三振で勝利投手の権利を持ちながら、7回に同点を許し移籍後初勝利は次回に持ち越された。ドジャースはエンゼルスに3連敗した。 ドジャース対エンゼルス 1回裏ドジャース無死、大谷は中飛に倒れる。投手菊池(撮影・滝沢徹郎) チーム123456789計 エンゼルス3010000116 ドジャース0000103004 【本】ネト7号、ウォード12号(エンゼルス)、スミス4号(ドジャース)、ダーノー1号(エンゼルス) 大谷翔平、第5打席 9回2死走者なし エンゼルス投手は右腕アンダーソン カウント1-2から、外角低め135キロのチェンジアップに空振り三振 大谷翔平、第4打席 7回1死一塁 エンゼルス投手は左腕バーク 外角高め146キロスライダーを打って一安。ベッツは中飛。スミスが左越えの同点の3ラン、菊池雄星の初勝利が消える。フリーマン空振り三振 大谷翔平、第3打席 5回2死二塁 エンゼルス投手は左腕菊池雄星 フルカウントからの6球目、136キロ内角へのチェンジアップを打って右前適時打、送球の間に二塁に進塁。菊池との通算成績は26打数9安打(3本塁打)となった。ベッツ、スミスが四球で2死満塁。フリーマンは左飛でチャンス生かせず。菊池は5回まで3安打1失点7奪三振(ここまで91球)。 ドジャース対エンゼルス 5回裏ドジャース2死二塁、大谷は右前適時打を放つ。投手菊池(撮影・滝沢徹郎)...

【バレー】石川祐希、歴史的な欧州CL制覇に喜びの声「誇らしい瞬間です」

男子バレーボールの欧州チャンピオンズリーグ(CL)が現地18日(日本時間19日)、ポーランドのウッジで開催され、日本代表アタッカーの石川祐希選手(29)が所属するイタリアのペルージャが、チームの歴史に新たな1ページを加えました。これが初優勝です。 ペルージャは、2016-2017年シーズン以来の決勝進出を果たし、ポーランドのザビエルチェとの激しい戦いに臨みました。試合は3-2(25-22、25-22、20-25、22-25、15-10)のフルセットで勝利しました。 石川選手は全セットにスタメン出場し、チーム内で2位となる20得点を記録し、勝利に大きく貢献しました。日本男子選手が同大会で頂点に立つのは初の快挙です。石川選手はインタビューでこのように感想を述べています。「非常に厳しい試合でしたが、このチャンピオンズリーグを制覇できたことを嬉しく思います。ペルージャとしても、日本男子としても、私が初めて優勝したという事実は大変誇らしいことです」と、喜びを語りました。 ちなみに、16日に行われた準決勝のアンカラ(トルコ)戦でも19得点を挙げ、MVPに選ばれる活躍を見せていました。

投手・大谷翔平のリハビリ進捗をフリードマン編成本部長が語る「内容も、状態もとてもいい」

ロサンゼルス・ドジャースのフリードマン編成本部長が、選手である大谷翔平(30歳)の現在のリハビリ状況についてコメントしました。 大谷選手は、リハビリの一環としてブルペンに入り、今シーズン最多となる50球を前日に投げました。インターバルを挟みながら25球ずつ調整し、リハビリは順調に進んでいます。 フリードマン編成本部長は次のように述べています。「彼は左肩に手術を受けたばかりなので、ピッチングで強度を上げる前に慎重に健康な状態を作る必要がありました。そのため、私たちは初めの数カ月はスローペースで進めてきました。今では彼は週に数回、ブルペンで調整を行っており、内容も状態も非常に良好です。全てが順調に進んでおり、これから負荷をさらに増やしていく予定ですが、具体的な時期はまだ分かりません。」 次のステップとして、大谷選手がライブBP(打者を相手にした投球練習)に登板し、スライダーも解禁される見込みです。フリードマン編成本部長は次のように続けました。「ライブBPは、彼の勝負球であるスライダーが重要な役割を果たす場となります。球数を増やし、耐久力を高め、通常の先発投手と同様の流れで進めていきます。その後の展開についてもじっくり考えていきたいです。」

菊池雄星、30代のアンチエイジング談義「大谷翔平らと化粧水について話しました」

エンゼルスの菊池雄星投手(33)が、ドジャースの大谷翔平投手(30)などの日本人選手たちと和やかな会話を交わしたことを明かしました。前日17日(日本時間18日)の試合前、ドジャースの大谷や山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)ら合計4人の日本人選手とグラウンドで談笑しました。報道陣から会話の内容を尋ねられると、「特にみなさんが喜ぶ話をしたわけではありません」と答えましたが、30代に入った後輩、大谷と特定の話題で盛り上がったことを明かしました。「お互い30代になってきたので、アンチエイジングの話や化粧水について話しました。さらに、犬を一緒にドッグランに連れて行きたいね、といったほのぼのとした会話もしました」と語りました。10歳年下の佐々木朗希とも会話しました。同じ岩手県出身の佐々木については、「佐々木くんは僕のことをあまり気にしていないと思うんですが、高校時代はおそらく彼も非常に若かったと思います。ただ、このように世界の舞台で一緒に話ができることは嬉しいですね」と笑顔で語りました。岩手からはすでに3人のメジャーリーガーが誕生しており、菊池が“怪物1号”として先駆者の役割を果たしていることについて聞かれると、「どうでしょうか。かなり地味な感じですが、一応こつこつとやっています」と笑顔で答えました。

久保建英、地元紙でMVPに選ばれる「悲しいシーズン終盤で唯一の免責者」

レアル・ソシエダードのホームで行われたジローナ戦にて、日本代表MF久保建英(23)が地元紙によりMVPに選ばれました。この試合は5月18日にスペインリーグ第37節として行われ、Rソシエダードはジローナと対戦しました。試合中、2度リードを奪いながらも追いつかれる展開。しかし、後半アディショナルタイムにマリエスクレナが決勝ゴールを決め、試合は3-2でRソシエダードの勝利となり、7試合ぶりの勝ち点3を得ました。久保は7試合連続で先発出場し、特に前半に積極的なプレーを見せました。18分にはオヤルサバルの決めたPKを獲得。さらに22分と46分には惜しいシュートを放ち、相手ゴールを脅かす場面を作りました。試合を通してフル出場し、チームの久々の勝利に大きく貢献しました。地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の彼をMVPに選び、「Rソシエダードのベストプレーヤー、もしくはこの悲しいシーズン終盤において唯一その責任から逃れられる存在」と高く評価。努力を続け、隠れることなく、勇敢で競争心を持ち続けたプレーを称賛しました。特にPKを得てスーパーゴールをあと少しで2回決めるところだったと評し、試合を通じて危険な存在だったと記述、チームトップとなる7点(最高10点)を与えました。他の選手の評価としては、レミーロ、ハビ・ロペス、スビメンディ、ブライス・メンデス、パブロ・マリン、オヤルサバルが6点、トラオレが5点、アイエン・ムニョスとバレネチェアが4点、スベルディアにチームワーストの2点がつけられました。途中出場の選手であるスチッチ、セルヒオ・ゴメス、トゥリエンテス、アランブル、マリエスクレナに関しては採点なしとなっています。Rソシエダードのスペインリーグでの成績は、現在37試合で13勝7分け17敗、勝ち点46で11位に位置しています。一方、久保の今シーズンの成績は、35試合(先発26試合)、2292分出場、5得点0アシストです。Rソシエダードは、これから24日にアウェイで行われるスペインリーグ第38節のラストマッチでレアル・マドリードと対戦し、今シーズンの全日程を終了する予定です。(高橋智行通信員)