「大谷翔平の日」に無念の6打数ノーヒット、自己最長4試合連続本塁打記録とはならず

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、「1番DH」として試合に出場しましたが、6打数ノーヒットに終わり、自己最長の4試合連続本塁打記録には届きませんでした。
第1打席では、先発のカーショー投手が3失点した直後に、対戦相手の技巧派左腕アンダーソンと対決。2ストライクから外角低めのチェンジアップに空振り三振を喫しました。
第2打席は、3-3の同点となった2回、2アウトからフルカウントに持ち込み、外角直球を左中間へ運びましたが、中堅手ルーゴの見事なランニングキャッチに阻まれました。
第3打席は、4-5とエンゼルスがリードしている4回、2アウト一塁で再びフルカウントとなり、外角低めのチェンジアップでタイミングを外され、この日2度目の三振となりました。
第4打席は、6-5と逆転して迎えた6回、無死一・三塁の好機に直球を打ち返しましたが、遊撃手ネトの正面に行き併殺打となりました。打点は記録されませんでしたが、三走は生還しました。
第5打席では、8-10と逆転された8回無死の場面で、16日に本塁打を打った右腕ゼファジャンと対戦。内角低めのスイーパーを捉えきれず、二ゴロに終わりました。
第6打席は、9-11で追い上げる9回、1アウト一塁の場面で守護神ジャンセンと対決。1ストライクから高めのツーシームを狙うも、打ち損じて二ゴロになりました。二塁封殺後、ベッツへの初球で二塁へ進塁し、さらにはボークで三塁まで進みましたが、ベッツは中飛で試合は終了しました。
この日は「大谷翔平の日」で、昨年の5月17日に背番号「17」にちなんでロサンゼルス市議会で制定されました。昨シーズンはこの日に本塁打を放ちましたが、2年連続での本塁打はなりませんでした。
試合後の大谷選手の打率は3割5厘で、メジャーリーグで単独トップの16本塁打と29打点、10盗塁を記録。OPS(出塁率+長打率)は1.071でした。14日からのアスレチックス戦で3試合連続本塁打を記録していましたが、自己最長の4試合連続本塁打とはなりませんでした。5月にはすでに9本塁打を打っています。