【巨人】2軍戦で3回1失点の田中将大が手応え感じる「1つ1つのボールやコースが前進している」最速148キロ
巨人の田中将大投手(36)が約2週間ぶりに実戦に登板し、3回43球を投げて4安打1失点でマウンドを降りました。彼は3つの三振を奪い、最速148キロを記録しました。「1つ1つのボールや、その辺の手応えはありました。(小林)誠司ともさっき話をして、『よくなっていますよ』と言ってもらえました。実際に低めのボールやコースは前進していると感じます」と田中は語りました。しかし、「縦の変化球や、右打者へのインサイドにまだミスが多いので、前進はしていますが、まだ細かい部分はもう少し練習が必要だと感じています」と課題も挙げました。初回は2安打を浴びましたが無失点で切り抜けました。元巨人の陽岱鋼を135キロのスプリットで空振り三振に仕留めるなど2アウトを取りましたが、三塁手のミスで出塁を許しました。その後は連続の右前打で2アウト満塁のピンチを招きましたが、6番知念の打球は右翼フェンス近くまで飛び、満塁ホームランになりそうでしたが、右翼手の佐々木がジャンプして好捕し、無失点に抑えました。2回は1アウトから148キロの直球と138キロのスプリットで連続三振を奪い、3者凡退。「前回、新潟(オイシックス)に投げた時と比べて、やはり空振りが取れたので、状態が良くないと空振りは取れないと思います」と話しました。3回は1番陽岱鋼に左翼フェンス直撃の二塁打を許し、1アウト3塁から3番園部に中前適時打を許しました。さらに1アウト2塁のピンチでしたが、三ゴロと左飛で追加点は許しませんでした。田中将大は、1日の広島戦(東京ドーム)で移籍後3度目の登板に臨んだものの、3回8安打3失点で降板。その後、無期限で2軍調整となっていました。