Day: May 18, 2025

【巨人】2軍戦で3回1失点の田中将大が手応え感じる「1つ1つのボールやコースが前進している」最速148キロ

巨人の田中将大投手(36)が約2週間ぶりに実戦に登板し、3回43球を投げて4安打1失点でマウンドを降りました。彼は3つの三振を奪い、最速148キロを記録しました。「1つ1つのボールや、その辺の手応えはありました。(小林)誠司ともさっき話をして、『よくなっていますよ』と言ってもらえました。実際に低めのボールやコースは前進していると感じます」と田中は語りました。しかし、「縦の変化球や、右打者へのインサイドにまだミスが多いので、前進はしていますが、まだ細かい部分はもう少し練習が必要だと感じています」と課題も挙げました。初回は2安打を浴びましたが無失点で切り抜けました。元巨人の陽岱鋼を135キロのスプリットで空振り三振に仕留めるなど2アウトを取りましたが、三塁手のミスで出塁を許しました。その後は連続の右前打で2アウト満塁のピンチを招きましたが、6番知念の打球は右翼フェンス近くまで飛び、満塁ホームランになりそうでしたが、右翼手の佐々木がジャンプして好捕し、無失点に抑えました。2回は1アウトから148キロの直球と138キロのスプリットで連続三振を奪い、3者凡退。「前回、新潟(オイシックス)に投げた時と比べて、やはり空振りが取れたので、状態が良くないと空振りは取れないと思います」と話しました。3回は1番陽岱鋼に左翼フェンス直撃の二塁打を許し、1アウト3塁から3番園部に中前適時打を許しました。さらに1アウト2塁のピンチでしたが、三ゴロと左飛で追加点は許しませんでした。田中将大は、1日の広島戦(東京ドーム)で移籍後3度目の登板に臨んだものの、3回8安打3失点で降板。その後、無期限で2軍調整となっていました。

【体操】岡慎之助、五輪の新旧王者対決に勝利し2連覇—10月の世界選手権出場権を獲得

パリオリンピックで3冠を獲得した岡慎之助(21歳、所属:徳洲会)が、このたび2連覇を果たし、10月にジャカルタで行われる世界選手権の出場権を手にしました。岡は、4月の全日本選手権での成績を含めた持ち点を合算し、252.109点でフィニッシュしました。この結果、全日本選手権5連覇を誇る橋本大輝(所属:日本生命/セントラルスポーツ)を0.200点差で抑え、新旧の五輪王者対決を制しました。 競技は第1種目の床運動から始まり、岡は14.133点で好スタート。次いで、あん馬で13.600点、つり輪で13.566点、跳馬で14.000点、得意の平行棒では14.466点を獲得しました。しかし、最終種目の鉄棒で思わぬ落下による減点があり、最終得点は12.633点。それでも、わずかにリードを守りきりました。 昨年は、橋本が右手中指側副靱帯を損傷し競技を欠場。今年の全日本選手権ではわずかな差で勝利を譲りましたが、岡は会見で、「全日本の持ち点差はいつでも覆せる。目の前のことに集中すれば勝てる」と自信を見せていました。 角皆友晴(所属:順天堂大学)は11位から7位に順位を上げました。

【阪神】森下翔太がピンチの伊原陵人を救う 4回に坂倉の大きな飛球を見事にキャッチ

阪神タイガースの外野手、森下翔太(24)が素晴らしい守備で、先発の伊原陵人投手(24)を助けました。1点を先制された直後、4回の2死三塁の状況。広島の坂倉が右翼に大飛球を放ちましたが、森下が懸命に追いかけ、フェンスにぶつかりながらボールをキャッチしました。このファインプレーのおかげで追加点を許さず、球場は大歓声に包まれました。伊原投手はこのピンチを最小失点で切り抜け、同級生である森下のプレーに感謝の意を込め、グラブタッチで迎え入れました。

【巨人】陽岱鋼の二塁打から失点、田中将大2軍戦先発で3回を投げる ー 4安打1失点、最速148キロ

巨人の田中将大投手(36)は約2週間ぶりに実戦登板に臨み、3回を投げて43球、4安打1失点で降板しました。3つの三振を奪い、最速で148キロを記録しました。 1回は陽岱鋼を135キロのスプリットで空振り三振に打ち取り、2死を獲得。しかし三塁手の失策で走者を出し、そこから連続ヒットで2死満塁のピンチに。しかし、6番打者知念の打球が右翼フェンスギリギリに飛びましたが、右翼手の佐々木がジャンプしてキャッチし、無失点で切り抜けました。 2回は1死から148キロの直球と138キロのスプリットで連続三振を奪い、3者凡退に抑えました。 3回は陽岱鋼に左翼フェンス直撃の二塁打を浴び、1死三塁の場面で3番園部に中前適時打を許しましたが、その後のピンチをしのぎ、追加点は許しませんでした。 3回で降板し、4回からは2番手の西舘がマウンドに立ちました。田中は1日に広島戦(東京ドーム)で移籍後3度目の先発をしましたが、3回8安打3失点で降板。その後、2軍で調整を続けていました。 一方、丸佳浩外野手(36)は「2番左翼」でスタメン復帰。右大腿二頭筋損傷からの復帰後初めて守備に付き、第1打席では二ゴロの失策で出塁しました。

【陸上】パリ五輪代表の太田智樹にトラブル発生 転倒で負傷し、車いすで搬送「肩から転んで…痛そう」

2024年、パリオリンピックの陸上1万メートルの日本代表である太田智樹選手(27歳、トヨタ自動車所属)が試合中に思わぬアクシデントに見舞われ、途中棄権する事態となった。スタート直後に転倒し、レースを断念。車いすで搬送される姿が見られ、右肩から出血している様子が確認された。X(旧ツイッター)上では心配の声が相次いでいる。「スタート直後の転倒は辛すぎる」「ケガが大事に至らないことを祈る」「いきなりの転倒は残念」「車いすでの移動が心配」「肩からの出血もあり不安」「肩から落ちたので相当痛そうだった、擦りむきも見えた」などのコメントが寄せられている。

「大谷翔平の日」に無念の6打数ノーヒット、自己最長4試合連続本塁打記録とはならず

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、「1番DH」として試合に出場しましたが、6打数ノーヒットに終わり、自己最長の4試合連続本塁打記録には届きませんでした。 第1打席では、先発のカーショー投手が3失点した直後に、対戦相手の技巧派左腕アンダーソンと対決。2ストライクから外角低めのチェンジアップに空振り三振を喫しました。 第2打席は、3-3の同点となった2回、2アウトからフルカウントに持ち込み、外角直球を左中間へ運びましたが、中堅手ルーゴの見事なランニングキャッチに阻まれました。 第3打席は、4-5とエンゼルスがリードしている4回、2アウト一塁で再びフルカウントとなり、外角低めのチェンジアップでタイミングを外され、この日2度目の三振となりました。 第4打席は、6-5と逆転して迎えた6回、無死一・三塁の好機に直球を打ち返しましたが、遊撃手ネトの正面に行き併殺打となりました。打点は記録されませんでしたが、三走は生還しました。 第5打席では、8-10と逆転された8回無死の場面で、16日に本塁打を打った右腕ゼファジャンと対戦。内角低めのスイーパーを捉えきれず、二ゴロに終わりました。 第6打席は、9-11で追い上げる9回、1アウト一塁の場面で守護神ジャンセンと対決。1ストライクから高めのツーシームを狙うも、打ち損じて二ゴロになりました。二塁封殺後、ベッツへの初球で二塁へ進塁し、さらにはボークで三塁まで進みましたが、ベッツは中飛で試合は終了しました。 この日は「大谷翔平の日」で、昨年の5月17日に背番号「17」にちなんでロサンゼルス市議会で制定されました。昨シーズンはこの日に本塁打を放ちましたが、2年連続での本塁打はなりませんでした。 試合後の大谷選手の打率は3割5厘で、メジャーリーグで単独トップの16本塁打と29打点、10盗塁を記録。OPS(出塁率+長打率)は1.071でした。14日からのアスレチックス戦で3試合連続本塁打を記録していましたが、自己最長の4試合連続本塁打とはなりませんでした。5月にはすでに9本塁打を打っています。

【阪神】藤川と新井の両監督が遺恨を解消、「手打ち」に場内も大爆笑 視線を合わせて、相撲のように礼

注目を集めたメンバー交換で「手打ち」が行われました。阪神の藤川球児監督(44)と広島の新井貴浩監督(48)がホームベースに向かって歩み寄ると、場内がざわつきました。多くの観客が見守る中、両監督が視線を合わせて握手を交わすと、会場から大きな歓声が響きました。最後に二人が息を合わせて一礼し、ちょうど相撲の立ち会いのようにタイミングよく輪を解く姿に、場内から笑い声が上がりました。この首位攻防の3連戦は、因縁の対決でもありました。4月20日に甲子園で行われた前回の対戦では、広島の岡本駿投手(22)が阪神の坂本誠志郎捕手(31)に頭部死球を与え、藤川監督がベンチから飛び出す騒ぎもありました。両チームの選手が入り乱れ、あわや乱闘に発展しかねない状況に。審判は試合を警告し、岡本投手は危険球で退場。このカードはそれ以来の対戦でした。初戦と2戦目のメンバー表交換では、両監督は視線を交わさず、笑顔も会話もありませんでした。初戦は新井監督が、2戦目は藤川監督が先にベンチに戻り、「冷戦」状態が最高潮に達していました。しかし、1勝1敗で迎えた3戦目では、明らかに雰囲気が変わりました。互いにしっかりと向き合い健闘を称え合う、本来の形に戻ったのです。ここまでの流れを知り尽くしているファンには、その空気感がしっかりと伝わっていました。

【写真特集】トップアスリートが国立に集結、北口榛花やウクライナの妖精マフチフ/セイコーGGP

2025年5月18日、東京の国立競技場でセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上大会が開催されます。この大会は、単日の世界陸連(WA)の主催大会として国内最高ランクを誇ります。今大会では男女合わせて17種目が繰り広げられます。 女子やり投げ競技では、2024年のパリオリンピックで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が今シーズンの2戦目に挑みます。9月に開催される世界選手権東京大会で、日本女子初の連覇を目指し、同じく国立競技場での会心の一投を狙います。 男子100メートルには、世界選手権で2大会連続入賞を果たしたサニブラウン・ハキーム(東レ)が出場します。桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、柳田大輝(東洋大)ら日本選手たちが、自己ベスト9秒76のクリスチャン・コールマン(米国)らと競います。 今秋の世界選手権の各種目における出場枠は最大3枠(女子やり投げは4枠)です。パリ五輪での入賞者で日本人最上位者は、1月1日から日本選手権(7月4~6日)までに参加標準記録を突破すれば内定します。8月24日までに標準記録をクリアした上で、さらに日本選手権で3位以内に入れば、代表に選ばれる可能性が高まります。 田中希実 女子3000メートルでペースメーカーを務める田中(中央)(撮影・垰建太) 女子3000メートルで力走する田中(中央)(撮影・鈴木みどり)

大阪桐蔭が履正社を破り春3年ぶりの大阪優勝 プロ注目の中野大虎が2失点完投

大阪桐蔭高校が履正社高校に昨年秋の敗北を晴らし、3年ぶりに春の大阪優勝を果たしました。プロ入りが期待される右腕で主将でもある中野大虎投手(3年)が9回を2失点で完投し、勝利に貢献しました。打線も4回に3得点を挙げて逆転し、最終的に6点を奪いました。背番号1を背負った中野投手は、粘り強いピッチングで存在感を示しました。1回と2回では相手にヒットを許しつつも無失点に抑えましたが、3回に長打を浴びて先制点を許しました。さらに6回にも適時打を浴びましたが、1イニングでの複数失点を阻止しました。バッティングでも8回に左翼を越える2点適時打を決め、笑顔を見せました。昨年秋の大阪決勝では3-8で敗れてしまいましたが、今回は見事にリベンジに成功しました。そして、24日に開幕する春季近畿大会への出場権を獲得しました。

【F1】角田裕毅、衝撃のクラッシュでマシンが大破…上下逆さまに地面に落下

F1シリーズの第7戦であるエミリアロマーニャGPが、17日にイタリアのイモラで開催されました。この予選で、レッドブルチームの角田裕毅選手(24歳)が初戦でマシンの大破という結果に見舞われました。縁石に乗り上げた際にコントロールを失い、そのままコースアウトして壁に激突しました。衝撃によってマシンは浮き上がり、空中で上下逆さまになって着地しましたが、角田選手にケガはありませんでした。翌日の決勝レースは20番グリッドからのスタートとなります。角田選手は第6戦のマイアミGPで10番手スタートから10位入賞を果たし、2戦連続の好成績を狙ってイタリアに挑んでいましたが、予選でのクラッシュが大きな障害となりました。