綱取りを目指す大関・大の里、冷静な判断で無敗の7連勝。「毒まんじゅう」技にも舞の海氏の評価は…

新星大関の大の里(24=二所ノ関部屋)は、東前頭4枚目の実力者である尊富士(26=伊勢ヶ浜部屋)を相手にはたき込みで勝利を収め、初日からの快進撃を継続、見事無傷で7連勝を遂げました。
速攻をかけられ、相手に先手を取られたものの、大の里は余裕を見せ、右からのはたき込みを効かせました。元大関の琴風浩一氏(68)によれば、大の里の引き技は「毒まんじゅう」と評されており、楽に勝利を得ることを例える一方で、引き技はリスクを伴う戦法であると指摘しています。この日の解説を務めた舞の海秀平氏(57)は、「相手が低く構えると引きたくなるもの。今日の引きは悪くない」との見解を示しました。アナウンサーから「毒まんじゅうとは言えないですか」との問われ、「今日の毒は軽めですね」と柔らかく続けました。