健大高崎・佐藤龍月、昨夏トミー・ジョン手術から投手再開へ着実にステップ 既にブルペン入りも

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昨夏にトミー・ジョン手術を受けてリハビリ中の健大高崎(群馬)の佐藤龍月投手(3年)が、投手再開へ着実にステップを踏んでいる。関東大会が雨天順延となった17日、同校は茨城県内で調整した。佐藤龍はブルペンで8割ほどの力感で10球投げ、直球だけではなくカットボール、スライダーと変化球も織り交ぜて感覚を確かめた。自己最速146キロに迫る142キロを投げ込むまで復調しており「体が少し大きくなった分、自分の中では軽い出力でも速い球が投げられてる」と手ごたえを口にした。今月から1週間に1、2回の頻度でブルペンに入っており「真っすぐは自分の感覚がよく投げている。感覚とスピードも合っている」。140キロ台の力強い球を投げるまでになり「試合だったら(自己最速超えも)出そうな感じ」と日に日に状態を上げているという。来月中旬ごろの練習試合での登板を目指し「焦らずやっていかなきゃいけない。予定では6月中旬ぐらいから試合で投げられるってことなんで、しっかり投げたい気持ちも抑えながらやっていきたい」と夏を見据えて準備する。センバツでは代打起用だったが、関東大会では背番号「7」をつけ、左翼守備にも入る予定。「背番号をもらったので、しっかりと自覚と責任を持って行動しないといけない。期待に応えられるようにやっていきたい」と意気込み、「肩を見てもらいたい」とアピールした。

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