【データ】西武の滝沢夏央、身長164センチ以下で51年ぶりのサヨナラ打

西武ライオンズがオリックスに対してサヨナラ勝ちを収め、今シーズン過去最高となる「5」の貯金をもたらしました。試合は2-2の同点で迎えた10回裏、2アウト満塁の場面で21歳の内野手、滝沢夏央が見事なサヨナラヒットを放ちました。
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▼西武の滝沢選手は現役選手で最も小柄な身長164センチ。このサイズでのサヨナラヒットは、1974年にロッテの弘田澄男選手(163センチ)以来、51年ぶりとなります。弘田選手は1974年9月22日の日本ハム戦で通算3本目のサヨナラ安打を記録しています。滝沢選手は2021年の育成ドラフトで西武に入団し、育成ドラフト出身の選手がサヨナラ打を放ったのは、今年6月7日の中日戦で長谷川信哉選手が本塁打した以来の2人目です。
◆滝沢夏央(たきざわ・なつお)2003年(平成15年)8月13日に新潟県上越市で生まれました。関根学園では内野手兼投手として活躍し、1年生の春から背番号の一桁を背負いましたが、甲子園出場は叶いませんでした。2021年の育成ドラフト2位で西武に入団し、2022年5月に支配下選手として登録されました。今シーズンの推定年俸は1100万円で、身長164センチは現役選手で最も小柄です。体重は65キロで、右投げ左打ちの選手です。