Day: May 17, 2025

【体操】東京五輪代表の杉原愛子、10年ぶりの王座復帰「応援が力に」 接戦を0.033差で制す

東京オリンピック代表の杉原愛子選手(25歳、TRyAS所属)が、見事に10年ぶりの王座に返り咲きました。杉原選手は4月の全日本選手権の得点を加え、合計162.163点を獲得。最長ブランクでの優勝を果たし、上位2名と規定点を超えた選手に与えられる世界選手権(10月・ジャカルタ)の出場権を手にしました。 「納得のいく良い演技ができました。応援が自分の力になりました。点数や結果を求めずに楽しむことが大切だと思います。0.1点を大切にして競技に臨んだことが良かった」と笑顔を見せました。 杉原選手は、第1種目の跳馬で13.900点と好調なスタートを切り、段違い平行棒で13.166点を記録しました。続く平均台でも13.166点を積み上げ、最終種目の床運動では全体1位となる13.993点をマークし、2位に0.033点差をつけ逆転優勝を果たしました。 2021年の東京五輪後、一度区切りをつけた競技生活。その後、指導者やリポーターとして新たな視点から体操の魅力を再認識し、「体操をもっとメジャーなスポーツにしたい」という思いで選手として復帰しました。昨年は5位でパリ五輪出場を逃しましたが、「人それぞれ花が咲く時期は違います。10年の時を経て優勝するとは思っていませんでした。ジュニア選手たちにも焦らずに花を咲かせる時期が来ることを信じて頑張ってほしい」とエールを送りました。 全日本覇者でパリ五輪代表も務めた岸里奈選手(17歳、戸田市SC所属)は平均台での失敗が響き、162.130点で2位となりました。前年の王者である宮田笙子選手(20歳、順大所属)は157.529点で8位。全日本3位の大阪・相愛中学2年の南埜佑芽選手(13歳、なんばクラブ所属)は157.563点で7位に終わりました。

健大高崎・佐藤龍月、昨夏トミー・ジョン手術から投手再開へ着実にステップ 既にブルペン入りも

昨夏にトミー・ジョン手術を受けてリハビリ中の健大高崎(群馬)の佐藤龍月投手(3年)が、投手再開へ着実にステップを踏んでいる。関東大会が雨天順延となった17日、同校は茨城県内で調整した。佐藤龍はブルペンで8割ほどの力感で10球投げ、直球だけではなくカットボール、スライダーと変化球も織り交ぜて感覚を確かめた。自己最速146キロに迫る142キロを投げ込むまで復調しており「体が少し大きくなった分、自分の中では軽い出力でも速い球が投げられてる」と手ごたえを口にした。今月から1週間に1、2回の頻度でブルペンに入っており「真っすぐは自分の感覚がよく投げている。感覚とスピードも合っている」。140キロ台の力強い球を投げるまでになり「試合だったら(自己最速超えも)出そうな感じ」と日に日に状態を上げているという。来月中旬ごろの練習試合での登板を目指し「焦らずやっていかなきゃいけない。予定では6月中旬ぐらいから試合で投げられるってことなんで、しっかり投げたい気持ちも抑えながらやっていきたい」と夏を見据えて準備する。センバツでは代打起用だったが、関東大会では背番号「7」をつけ、左翼守備にも入る予定。「背番号をもらったので、しっかりと自覚と責任を持って行動しないといけない。期待に応えられるようにやっていきたい」と意気込み、「肩を見てもらいたい」とアピールした。

大谷翔平16号「超」特大アーチに飛距離訂正 シーズン57本ペースの一撃は130mオーバーに

ドジャース大谷翔平投手(30)が放った16号ソロの飛距離が訂正された。大谷は1-4の8回1死で、ゼファジャンと対戦。1ストライクから、内角低めのカットボールを完璧に捉え、中越えの16号ソロとした。3試合連発の一打は、打球速度114・9マイル(約185キロ)、飛距離416フィート(約127メートル)、角度は27度だった。ところが、試合後に飛距離が「416フィート(約127メートル)」から「433フィート(約132メートル)」に訂正。3試合連発の一打は、超特大のアーチとなった。この日は3打数2安打で、3試合連続安打もマーク。今季はチーム45試合目で、メジャートップの16本塁打となった。シーズントータルでは57本ペース。54本塁打で本塁打王を獲得した昨季は、チーム68試合目(6月11日)に16号を記録しており、今季は23試合も早い到達となった。【動画】大谷翔平3戦連発16号 バットを投げながら確信歩き

カブス鈴木誠也、NPBの帽子で球場入り 2安打2打点で一時はメジャーの打点トップに

カブスの外野手、鈴木誠也(30歳)が日本プロ野球(NPB)の球団の帽子をかぶって球場に現れました。カブスの公式インスタグラムには、選手たちが球場に入る際の写真が公開されており、鈴木選手はグレーのTシャツに胸ポーチを合わせたスタイルで登場しました。彼の頭には「TG」のロゴが入った読売ジャイアンツのキャップが見られました。鈴木選手は東京の荒川区出身です。この日、鈴木選手は「3番、レフト」で先発出場し、4打数2安打2打点を記録。これにより打点は「37」に伸ばし、一時はナショナル・リーグの打点トップに立ちましたが、その後、ジャイアンツのフローレス選手に抜かれ、現在はリーグ2位となっています。また、かつての広島カープのチームメイトだった前田健太投手(37歳)が、カブスとマイナーリーグ契約を結びました。鈴木選手は「マエケンさんが日本にいた頃は、自分は試合に出たり出なかったりでした。一緒にプレーできるのは嬉しいし、変わった自分を見せられたらいいなと思います」と語りました。

佐々木朗希、右肩の異変を球団に伝えず ロバーツ監督「教訓だ」「学んでほしい」と指摘

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は16日、右肩のインピンジメント症候群で15日間の故障者リスト入り(IL)した佐々木朗希投手(23)が、異変を感じた際にすぐ球団に知らせなかったことに対して、「教訓だ」と述べ、今後の改善を求めました。 佐々木選手は13日からILに入りました。翌日の記者会見で「痛み自体は2回の登板前から感じていた」と明かしています。監督は、球団と佐々木選手の間にコミュニケーションの問題があるのかと問われ、「彼は強い闘志を持ち、チームの一員として戦い続けたいと思っていたのだろう。そして、投手陣にケガ人が多い状況も把握していたので、チームのことを考えていたと思う」とコメント。そして「コミュニケーションは双方が関与して成り立つもの。選手が何も言わなければ私たちは知り得ない。朗希にはもっと率直に相談してもらえれば、球団はそれに応じたサポートや選択肢を提供できると学んでほしい」と指摘しました。 「今回のIL入りは、朗希にとって良い学びの機会になったと思う」と監督は付け加えました。

【阪神】遺恨は続くのか? 藤川監督が新井監督を見つめるも、視線交わらず 会話もなし

注目を集めたメンバー表の交換が行われました。阪神の藤川球児監督(44)は、広島の新井貴浩監督(48)に歩み寄り、その顔を見ながらの握手を試みました。しかし、新井監督は俯きがちで、その視線は交わることはありませんでした。この日も会話は交わされませんでした。両チームには過去の遺恨があり、4月20日に甲子園で行われた前回の対戦では、広島の岡本駿投手(22)が阪神の坂本誠志郎捕手(31)に頭部死球を投じる事態となりました。これに藤川監督が激怒し、両軍が入り乱れる場面も。結果、警告試合が宣告され、岡本投手は危険球での退場となりました。その後初めての対戦だった前日の試合でも、両監督は視線を交わさず、会話もないままメンバー表の交換が終了。新井監督はあいさつを済ませると、そのままベンチに戻る様子が見られました。 --- This version maintains the original HTML tags and offers a culturally relevant outlook for a Japanese audience.

【楽天】内星龍、2回途中で危険球により退場 抜けたスライダーがソフトバンク嶺井の頭部直撃

楽天の内星龍投手(23歳)が、2回途中で危険球により退場となる結果になりました。スコアは0-1、2回2死で走者がいない場面。ソフトバンクの嶺井選手に対する初めての球がスライダーで、そのまま頭部に直撃しました。状況を見た球審は「内投手を危険球で退場といたします」と観客に説明しました。内投手は初回に中村選手に右中間への三塁打を許し、1回2/3を24球で1安打、2四死球、1失点という内容でマウンドを降りました。その後、2番手として松井投手が登板しました。

ドジャース、大谷翔平の活躍にもかかわらずエンゼルスに敗北

ドジャースはエンゼルスと行われた「フリーウェイ・シリーズ」の初戦に敗れました。先発したダスティン・メイ投手(27歳)は、1回にモンカダの2ラン本塁打を浴び、4回にはネトに2点適時二塁打を許しました。彼は5回までに8つの三振を奪いましたが、被安打6、四死球4、失点4と、試合を支配することができませんでした。打線はエンゼルスの先発投手コハノビツに大苦戦。何度も走者を出してプレッシャーをかけましたが、コハノビツに7回途中まで1失点の好投を許しました。8回には大谷翔平選手(30歳)が3試合連続となる16号ソロホームランを放ちましたが、8回までに5つの併殺打があり、さらなる反撃は叶いませんでした。古巣相手にプレーした大谷は、第1打席で3試合連続のヒットとなる中前打を放ち、その後は四球、そして二ゴロ併殺打の後、中越えの本塁打を打ちました。17日(日本時間18日)には、ベテラン左腕のクレイトン・カーショー投手(37歳)が、怪我から復帰しての登板を予定しています。

【動画】大谷翔平、3試合連続16号ホームラン! バットを投げて確信歩き

ドジャース公式Xから 大谷翔平がメジャーリーグのホームランランキングでトップに!本日16本目のホームランを記録! pic.twitter.com/tC8jUVHF6V— ロサンゼルス・ドジャース (@Dodgers) 2025年5月17日

桐光学園・野呂雅之監督が今夏限りで退任 12年夏には松井裕樹擁して甲子園8強

桐光学園(神奈川)の野呂雅之監督(64)が、今夏限りで退任することが17日、分かった。関係者によると、ゴールデンウイーク明けには、すでに選手、保護者には退任の意向を報告済みだという。野呂監督は早実、早大を経て同校に赴任すると、春の甲子園に1回、夏の甲子園に4回出場。12年夏はパドレス松井裕樹投手を擁し、8強入りを果たした。今春は、神奈川大会の初戦で大師に敗退。夏の大会はノーシードから戦うことになる。後任は未定。