【日本ハム】宮西尚生、驚異の新記録!880試合連続救援登板で岩瀬仁紀を超える快挙 見事な無失点

日本ハムの宮西尚生投手(39歳)がプロ野球における880試合連続救援登板という新しい記録を達成しました。
この日は0-0の7回、2アウト3塁の場面で玉井選手に代わり3番手として登板。オリックスの西川選手を二ゴロに打ち取り、無失点でピンチを切り抜けました。ベンチに戻ると、新庄剛志監督(53歳)から「みや、みや!」と声をかけられ、花束を受け取りました。スタジアムの大型ビジョンには記録達成を祝う画像が映し出され、オリックスファンからも称賛の拍手が送られました。
宮西投手は10日の楽天戦(エスコンフィールド)で今季10試合目の登板を果たし、元中日の岩瀬仁紀投手(50歳)が持つ連続試合リリーフ登板の記録に並んでいました。岩瀬選手の記録はプロ2年目の最後の試合で1度だけ先発登板をしていますが、宮西投手は一度も先発することなく、デビュー以来すべて救援登板で記録を更新しました。
試合後、宮西投手は「岩瀬さんが偉大すぎて、並んだという感覚が全くありません(笑)。本当にここまで18年間、がむしゃらにやってきて、気づいたらここまで来ていました。監督やコーチ、トレーナーの皆さん、裏方の方々のサポート、そして先輩方のフォローがあってこその達成です。このチームでなければ達成できなかったと思います。様々な出会いに感謝です」と話しました。
宮西尚生(みやにし・なおき)、1985年6月2日兵庫県生まれ。市尼崎高校、関学大を経て2007年に大学・社会人ドラフト3巡目で日本ハムに入団。ルーキーイヤーからセットアッパーとして活躍し、21年まで14年連続で50試合以上の登板を記録しました。2024年8月4日、ソフトバンク戦でプロ野球史上初の400ホールドを達成。2016年、2018年、2019年には最優秀中継ぎ投手に選ばれています。2017年はWBC日本代表としても活躍。身長180センチ、体重81キロ、左投げ左打ち。今季の推定年俸は6500万円です。