【DeNA】牧秀悟、鍛え抜かれた守備でチームを救う「シーズンで何度あるか分からないプレー」

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積み重ねた努力が実を結びました。DeNAの牧秀悟内野手(27)が、攻守でチームの勝利に貢献しました。今季初のハマスタのお立ち台に立ち、彼の声は明るく響きます。「チームを勝利に導く一打を打つことができて嬉しい」と満足そうな表情でした。

迷いのない一瞬でした。試合は両チーム無得点のまま8回2アウトで一、二塁のチャンスが訪れました。牧は阪神の及川投手の速球を捉え、均衡を破る貴重な先制の中前適時打を放ちます。チームは最近の21試合で平均2.1得点と打線が湿りがちですが、投手陣の奮闘が勝利に結びついています。牧は「投手に頼ってばかりではなく、打線としてもっと打てるように」と意気込みを語りました。

また、強化してきた守備でもチームを救いました。9回2アウト一、二塁の場面では、二遊間寄りのゴロに飛び込み、好捕して二塁に転送、試合を締めくくりました。キャンプから特別守備練習を徹底し、シーズン中は早出してハンドリング練習をルーティンに加えてきました。巨人の岡本選手や吉川選手の守備練習動画も参考にし、向上を続けてきた結果です。「シーズン中にどれほどできるか分からないプレーでしたが、これからも増やしていきたい」と試合後にコメントしました。

チームは連勝を果たし、約1カ月ぶりに3位に浮上しました。40日ぶりに貯金生活に突入しましたが、牧は「最終的な目標があるので、そこを目指していきたい」と述べました。主将としての責任を全うし、チームを力強く引っ張り続けます。【小早川宗一郎】

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