【日本ハム】中島健人が始球式、投球はややそれるもファン捕手の愛あるキャッチングでハグに発展

親しみを込めて「ケンティー」と呼ばれる中島健人(31)が、試合前のファーストピッチセレモニーを務めました。黄色い声援に包まれながら登場し、背番号13のユニフォームを身にまとってマウンドに向かいました。キャッチャー役は、中島の熱狂的なファンであることを公言している田宮裕涼捕手(24)です。
中島は大きく腕を振りかぶって投球しましたが、ボールはやや三塁側に反れてしまいました。それでも、ワンバウンドで田宮捕手のミットに収まりました。投球後、中島と田宮はハグを交わし、スタンドからは「キャー」と驚きの声が上がりました。中島は「田宮選手にはライブにも来てもらったことがあり、今日は田宮選手やファイターズの皆さんが輝く瞬間を応援したいです」とエールを送りました。
この日は教育旅行や課外活動などでの学校単位での観戦客も予想されており、3日連続の平日デーゲーム最終日でした。SNSでは「学校行事で野球観戦に行って中島健人が登場したら驚くだろうねw」といったコメントが寄せられていました。
ちなみに、入団会見で「ケンティー」という呼び名をリクエストされたものの、田宮捕手の存在を知っている家族から「出しゃばらないように」と釘を刺され、「ヨッシー」に改名した吉田賢吾捕手(24)が「5番・左翼」でスタメン出場を果たしています。