Day: May 15, 2025

【全米プロ】松山英樹選手が挑む難関「グリーンマイル」…刑務所の死刑台へと続く通路が名前の由来

男子ゴルフのメジャー第2戦、全米プロ選手権はクウェイルホロー・クラブ(7626ヤード、パー71)で開催されています。このコースの16~18番ホールは、その難易度の高さから「グリーンマイル」と呼ばれています。その名前の由来は、刑務所内で死刑台に続く通路が緑色の床で覆われており、「死に向かう長い道」として名付けられたことにあります。アメリカでは1990年代後半に、この通路を舞台にした奇跡の物語が小説として発表され、その後映画化もされています。この3ホールはすべて水が関与しています。16番ホールは529ヤードの長いパー4で、グリーン左奥には池が控えています。17番は223ヤードのパー3で、池を越えるホールとなっており、左から奥に広がる池からの風が影響を与えます。18番は494ヤードのパー4で、左側には小川が続き、フェアウェーからわずか数ヤードで球が転がり落ちることがあります。このコースは1961年にオープンされ、2016年には名デザイナーであるトム・ファジオ氏によって改修されました。2017年には全米プロ選手権、2022年にはプレジデンツ・カップが開催されています。マスターズ・トーナメントで知られるオーガスタ・ナショナルGCには、11~13番ホールが「アーメンコーナー」と呼ばれ、祈りの気持ちで挑むことで有名です。数々のドラマを生み出してきましたが、今週は「グリーンマイル」での逆転劇が期待されます。

プロスピAでイチロー氏に新たな特殊能力 松井秀喜氏との対談が公開「イチローさんは特殊能力だらけ」

株式会社コナミデジタルエンタテインメントは15日、YouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」で、イチロー氏(現在51歳、シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)と松井秀喜氏(現在50歳、ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー)の特別対談動画を公開しました。モバイルゲーム『プロ野球スピリッツA』では、16日よりイチロー氏に新たな特殊能力が追加されます。既存の特殊能力「イチロー」の効果が強化され、さらに広い角度でヒットを打ちやすくなる「ハイアベレージヒッター」が新たに実装されます。   ◇   ◇   ◇【イチロー氏と松井氏の一問一答】-松井さんは、イチローさんがアメリカに挑戦することについてどのように感じていましたか?松井氏: 「気にしていました。日本で見ていたイチローさんがメジャーに行って、どんな打撃やプレーをするのか非常に興味がありましたね。かなり注目していました。」イチロー氏: 「松井さんがアメリカでプレーしたいと強く思ったのはいつだった?何かきっかけがあった?」松井氏: 「1999年のプレーオフでヤンキースの試合を観に行きました。ヤンキー・スタジアムで試合を見て感動しました。あの感動が忘れられなくて、『メジャーに行きたい』と思いました。」イチロー氏: 「日本でプレーしている時に、何をしても打てると感じたことはなかった?それで寂しさを感じることはなかった?」松井氏: 「イチローさんがそう感じているのはよくわかる気がします。日本でのプレーが満たされないと思っていたのは感じていましたね。イチローさんの打席を見ながら、自分ならどうだったかと考えたことはありました。」 -追い込まれた際の打席でのアプローチは?イチロー氏: 「できるだけボールを長く見る。変化球を待ちながら直球にも対応するというスタイルで、これにはアメリカでも驚く人が多いです。遅い球を待ちながら直球を打つのは難しいですが、ショートの後ろに落とす技術が僕の特徴でした。」松井氏: 「言っていることは非常に理解できますが、それを実行するのはまた別の話です。遅い球を待ちながら速球も対応できる打者は少ないと思います。自分も遅い球を待ち、速いボールが来たら手が出てもキャッチャーミットに入るイメージがありますね。」イチロー氏: 「僕は、キャッチャーミットに収まる瞬間にファウルができれば良いという感覚ですね。」松井氏: 「イチローさんの能力は特殊能力だらけなんですよ。」-イチローさんは全てにおいて特化している?松井氏: 「全てが特殊能力です。我々から見るとそう思いますね。全ての能力が高い選手はいないと思います。自分は打つことに特化していますが、全てに特化している選手はいません。」

【日本ハム】2カード連続で勝ち越し!郡司裕也が34打席ぶりに勝ち越しの2点適時打、宮西尚生が今季1勝

日本ハムは試合の終盤で勢いを見せ、2カード連続の勝ち越しを達成しました。0-0で迎えた7回1死満塁の場面で、捕手の郡司裕也選手(27)が左前に2点の適時打を放ち、試合をリード。郡司選手は4月22日の楽天戦以来、33打席連続無安打と苦しんでいましたが、この34打席ぶりのヒットが貴重な決勝打となりました。さらに8回無死満塁の場面では、捕手伏見寅威選手(35)が中前に適時打を打ち、内野手の水野達稀選手(24)は右翼への2点適時二塁打を追加し、追加点を挙げました。 投手陣では、今季初登板で初先発の細野晴希投手(23)が勝利を逃したものの、6回で6安打2四球無失点の好投を見せました。0-0の7回2死三塁の場面で、3番手として登板した宮西尚生投手(39)が880試合連続リリーフ登板のプロ野球新記録を達成。マウンドではオリックスの西川選手を二ゴロに打ち取り、無失点に抑える好投を見せ、その直後の7回裏にチームが勝ち越したため、今季初の勝利が転がり込みました。 この結果、チームは貯金を7に増やし、2位とのゲーム差を2に広げました。

【DeNA】マルセリーノ、嬉し涙の支配下昇格 「スーツで来て」との連絡に「何かやらかしたかと」

DeNAは15日、ハンセル・マルセリーノ投手(22)と支配下選手契約を結ぶことを発表しました。背番号は「98」です。記者会見に臨んだマルセリーノ投手は、「この日を夢見て日本に来てから頑張ってきたので、涙が止まりませんでした」と喜びを語りました。この知らせは不意に訪れました。当日の朝、通訳の方から「スーツを着て横浜スタジアムに来て欲しい」と連絡があり、「何か問題でも起こしたのかと心配しましたが、良いニュースで良かったです」と胸をなでおろしました。マルセリーノ投手は2021年オフに入団し、今シーズンで4年目を迎えます。これまでイースタン・リーグで14試合に登板し、防御率2.51を記録。150キロ台後半の直球とユニークなスライダーを武器に、奪三振率17.58の高い数字を維持しています。「自信のあるストレートを駆使して、皆さんを驚かせたい」と意気込みを見せました。

元小結北勝富士が引退「いい相撲人生」年寄「大山」襲名 横綱白鵬からの金星は「大きな財産」

日本相撲協会は、5月15日の夏場所5日目に元小結の北勝富士(32)の現役引退と年寄「大山」襲名を発表しました。今後、八角部屋の部屋付き親方として新たなキャリアを開始し、後進の育成に努めることになります。北勝富士はこの日、八角親方(元横綱北勝海)とともに両国国技館で記者会見を行いました。東十両8枚目だった3月の春場所では3勝にとどまり、今場所は約9年ぶりに幕下に降格。首や右膝の痛みもあり、初日から休場していましたが、今場所中に引退を決断しました。約10年間の現役生活について、北勝富士は「10年、そして10歳から始めた相撲を約23年間、一生懸命取り組んできました。悔しい思いもしましたが、充実した相撲人生でした」「1日1番に全力を尽くし、それで全てが終わってもいいという覚悟で取り組みました。最後まで貫けたことが自分の誇りです」と振り返りました。北勝富士は新入幕時に、本名の大輝から「北勝富士」に改名。師匠の「北勝海」から「北勝」、師匠の師匠の「北の富士」から「富士」をもらったといいます。その名前について「師匠から、この名前を良くするのは自分次第と言われて、とても意識するようになりました」。北の富士さんは昨年11月に亡くなりましたが、北勝富士は「多くの励ましをいただき、『まだこれからだぞ』と言われ続けたことが心に残っています。これからもさらに努力を重ねていきたい」とコメントしました。印象的な取組としては、横綱白鵬を下した試合と学生時代のライバル、御嶽海との対戦を挙げました。2018年初場所での白鵬戦では、3度目の対戦で初めて勝利し、金星を挙げました。「子どもの頃から最強の人と対戦したいと思っていたので、実際に土俵で勝てたことは自分にとって大きな財産です」と振り返りました。御嶽海とは28回の対戦があり、成績は12勝16敗。「同期の御嶽海関との熱い戦いは自分の成長を感じさせてくれるものでした」と語り、引退決断後には御嶽海から「お前のおかげで切磋琢磨できた」との感謝の言葉がありました。八角親方は「全てやりきったと思います。リハビリも含め、本当によく頑張りました」と労い、「怪我を乗り越えた経験が、今後の親方としての活動に生かされるでしょう」と期待を寄せました。【佐々木一郎】◆北勝富士大輝(ほくとふじ・だいき)本名・中村大輝。1992年(平成4年)7月15日生まれ、埼玉県所沢市出身。10歳から相撲を始め、埼玉栄高校で高校横綱、日本体育大学では学生横綱を獲得。2015年春場所で初土俵、2016年名古屋場所で新十両、同年九州場所で新入幕。2017年名古屋場所から4場所連続で金星を獲得。23年名古屋場所では12勝を挙げ、優勝決定戦に進出し、豊昇龍に敗れました。最高位は小結で、三賞は殊勲賞1回、技能賞2回。金星は現役最多タイの7個。通算成績は424勝368敗37休。

【体操】岡慎之助、NHK杯で2連覇へ「今目の前のことに集中すれば勝機あり」演技構成を変更せず完成度を重視

体操男子選手であり、パリオリンピックで3冠を達成した岡慎之助選手が、NHK杯での2連覇を誓いました。この大会は、10月にジャカルタで開催される世界選手権の最終選考会も兼ねており、開幕を翌日に控えた15日、会場の東京体育館で記者会見が行われました。岡選手は「調子は悪くない。しっかりとピークを合わせられたら」と意気込みを語りました。4月の全日本選手権で当初2位だった岡選手は、床運動、あん馬、鉄棒の3種目でDスコア(演技価値点)を引き上げる予定でしたが、約1週間前に従来の演技構成に戻し、完成度で勝負する決断を下しました。「現在の演技で十分に戦える。完成度を武器にしたい」と、彼が磨いてきた着地など細部までこだわりを持っています。新旧の五輪王者による一騎打ちを制し、再び頂点に立ちたいという決意があります。今大会では、全日本選手権での得点の半分を持ち点とし、2日間にわたって演技が行われます。岡選手は、2年ぶり4度目の優勝を目指す全日本5連覇の橋本大輝選手(日本生命/セントラルスポーツ)を0.300点差で追います。初日の予選から「100%を出し切る」と述べ、「常に逆転が可能な差だから、今目の前のことに集中すれば勝てる」と自信を示しました。また、個人総合代表の2枠をかけた戦いにおいても「しっかりと自分の演技で勇気と感動を届けたい」と奮起している姿が印象的です。【勝部晃多】

【日本ハム】中島健人が始球式、投球はややそれるもファン捕手の愛あるキャッチングでハグに発展

親しみを込めて「ケンティー」と呼ばれる中島健人(31)が、試合前のファーストピッチセレモニーを務めました。黄色い声援に包まれながら登場し、背番号13のユニフォームを身にまとってマウンドに向かいました。キャッチャー役は、中島の熱狂的なファンであることを公言している田宮裕涼捕手(24)です。中島は大きく腕を振りかぶって投球しましたが、ボールはやや三塁側に反れてしまいました。それでも、ワンバウンドで田宮捕手のミットに収まりました。投球後、中島と田宮はハグを交わし、スタンドからは「キャー」と驚きの声が上がりました。中島は「田宮選手にはライブにも来てもらったことがあり、今日は田宮選手やファイターズの皆さんが輝く瞬間を応援したいです」とエールを送りました。この日は教育旅行や課外活動などでの学校単位での観戦客も予想されており、3日連続の平日デーゲーム最終日でした。SNSでは「学校行事で野球観戦に行って中島健人が登場したら驚くだろうねw」といったコメントが寄せられていました。ちなみに、入団会見で「ケンティー」という呼び名をリクエストされたものの、田宮捕手の存在を知っている家族から「出しゃばらないように」と釘を刺され、「ヨッシー」に改名した吉田賢吾捕手(24)が「5番・左翼」でスタメン出場を果たしています。

ドジャースが劇的逆転勝利で山本由伸5勝目!大谷翔平13号先頭打者ホームラン、新星選手の初メジャー本塁打も

ドジャースが劇的な逆転勝利をもたらし、連敗を阻止しました。試合開始早々の1回、大谷翔平投手(30)が13号先頭打者ホームランを放ちリードを奪い、続く2回ではアンディ・パヘス外野手(24)の2号ソロホームランで2点を先取しました。しかし、先発の山本由伸投手(26)は3回に同点の2ランを浴びてしまい、4回には逆転を許す展開となりました。反撃を試みるドジャースは、5回にキム・へソン内野手(26)がメジャー初本塁打となるソロショットを放ち同点に。続く6回には、2死一塁から代打のミゲル・ロハス内野手(35)が右中間への適時二塁打を放ち、一気に勝ち越しを決めました。山本投手は6回を3失点でマウンドを降り、その後はアレックス・ベシア投手(29)やカービー・イエーツ投手(38)といった救援陣がリードを守りきりました。この試合で山本は5勝目(3敗)を達成。6回を投げて88球、4安打2四球3失点、6奪三振で最速は96.9マイル(約156キロ)を記録しました。大谷は2試合ぶりにマルチヒットを記録し、第4打席まで右越え本塁打、二ゴロ、二ゴロ、三塁内野安打とヒットを重ねました。彼の4試合ぶりの一発は、打球速度108.2マイル(約174キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)、打球角度28度というものでした。

北米ツアー中のワンオク、始球式でシアトルを盛り上げる!マリナーズの球場での力強いピッチングに大歓声

人気の日本ロックバンド「ONE OK ROCK」が、アメリカでの始球式に参加しました。「ONE OK ROCK」は、5月から北米を巡るツアーを行っており、この日はシアトルでのライブも予定されているため、特別にマリナーズの試合で始球式を務めました。メンバーのTaka、Toru、Ryota、Tomoyaはマリナーズのユニホームを着用し、代表してTomoyaが豪快に投げ込みました。ワンバウンドとなった投球にも関わらず、スタジアムは興奮と歓声で包まれました。マリナーズの公式X(旧Twitter)では、始球式の映像が公開され、「ONE OK ROCKが試合に熱気をもたらしました。今日のスペシャルゲストである日本のロックスターに感謝します」とのコメントが寄せられました。