Day: May 12, 2025

38→45cm四方「拡大ベース」今秋フェニックスリーグで試験導入へ 3月巨人、阪神は好印象

日本野球機構(NPB)の中村勝彦事務局長は12日、都内で行われたプロ野球12球団とNPBによる理事会・実行委員会に出席し、ベースの大型化を今秋のフェニックスリーグで試験導入することを検討していると明かした。「拡大ベース」は本塁を除く各ベースのサイズが約38センチから約45センチ四方に大型化。盗塁成功率を高め、接触プレーでの負傷を軽減することを目的として、23年にMLBで導入された。中村事務局長は「3月のプレシーズンマッチで巨人、阪神の選手に行ったアンケート結果も好印象だった」と話した。2軍で来季以降の運用を見据え、今秋のフェニックスリーグでの試験導入や開催地の宮崎県との調整を進めていくとした。また「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」については、12球団の代表と活発に意見交換。「現実に即した改善策をまとめ、夏ごろをメドになるべく早く変更したい」と話した。◆理事会・実行委員会の主な議題 <1>ジュニアトーナメントの方式・運営計画の方向性<2>未就学児向け施策やSNS活用による野球振興策<3>日本プロ野球選手会との折衝内容を報告<4>今後のファームの制度や仕組み、試合運営を協議<5>宮崎フェニックスリーグの参加チーム編成について協議

【楽天】日本では非常に珍しい平日デーゲームを13、14日にロッテ戦で今年も開催!その理由は?

通常あまり見られない平日デーゲームが、今年も楽天によって開催されます。楽天は13日と14日に行われるロッテ戦(楽天モバイルパーク)を、いずれも午後1時から試合開始とします。平日開催にする理由は、学校をターゲットとしているためです。この2日間には、宮城県内の小学生と中学生が課外活動の一環として楽天モバイルパークで様々な仕事を体験する「弟子入り体験・職場体験」や、高校生や専門学生たちが学校の仲間と共に試合観戦を楽しむ「学校観戦プログラム」が実施されます。「弟子入り体験・職場体験」では、ラジオパーソナリティー体験、チアリーディング体験、グッズショップでのレジ打ち体験、球団マスコットの支援、YouTube制作体験、場内清掃などが予定されています。プロ野球の試合に関わる仕事を体験することでプロスポーツに関心を持ってもらい、働くことへの意欲や関心を高め、さらに野球の楽しさを体感していただくことを目的としたこの取り組みは、今年で8回目を迎えます。また、昨年5月14日に開催された同イベントでは、ソフトバンク戦において小中学生、高校生、専門学生など、1万人近くが試合を観戦しました。13日に先発予定の荘司康誠投手(24)は、過去に新潟県で「とんかつ政ちゃん」での職場体験を経験したことがあるそうです。「めっちゃ好きだったんです。そのお店が。それで行きました」と彼は回想し、ホールで注文を受けた経験について「すごく緊張しました(笑)」と当時を懐かしんで語りました。

MLB「母の日」に大谷翔平、ヌートバーら、ドジャース名物リポーターも各SNSで感謝を述べる

MLBは5月11日(日本時間12日)に母の日を迎え、各選手がインスタグラムなどで感謝の気持ちを表明しました。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)は、試合前にインスタグラムを更新し、家族の写真を公開しました。その写真には大谷選手、真美子夫人、そして4月に誕生した長女が写っており、3人の手を重ねた微笑ましい様子が伝わってきます。「母の日おめでとう」と赤いバラの絵文字とともに、新たな家族を迎えた喜びを表現しました。さらに、MLBの公式インスタグラムでは、大谷選手が幼少期に母・加代子さんと撮影した写真も公開され、温かい家庭の様子が披露されました。セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手(27)は、MLB公式インスタグラムの投稿を引用し、幼少期に母・久美子さんと撮影した写真をシェアしました。まだ幼い頃のヌートバー選手が母親と写る姿が印象的です。サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(38)は、愛犬を抱く妻・聖子さんの写真を投稿し、「母の日おめでとう」と赤いハートの絵文字を添えていました。ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)は、幼少期に亡くした母・ローズマリーさんとの思い出を振り返る動画を引用し、試合後には母と妻への感謝を述べました。試合では9号ソロを含む4安打3打点で勝利に貢献しました。ドジャースのサイ・ヤング賞受賞者、ブレーク・スネル投手(32)は、愛妻と長男との親密な写真を公開し、「母の日おめでとう! あなたとの人生をともにできて幸せです」とメッセージを添えました。ドジャース専属の「スポーツネットLA」の女性リポーター、キルステン・ワトソンさんも母と共に写る写真を公開し、「母の日おめでとう! あなたを深く愛しています」と熱い言葉を綴りました。◆大谷と母の日 日本ハムでのプレー中も、メジャーリーグに移籍した後も、初めてマルチヒットを記録するなど、母の日に特別なパフォーマンスを見せてきたエピソードがあります。今年の母の日も、大谷選手からのホームランは期待されましたが、残念ながら見ることはできませんでした。しかし、日本の大リーガーの歴史には、2001年の新庄選手(メッツ)や2023年の鈴木選手(カブス)による「母の日アーチ」が刻まれています。

【巨人】交換トレードで秋広優人「めっちゃ笑いました」阿部監督からの一言とは

巨人は12日、秋広優人選手(22)と大江竜聖投手(26)が、ソフトバンクのリチャード内野手(25)との2対1の交換トレードが成立したと発表しました。   ◇   ◇   ◇トレードによりソフトバンクへ移籍することになった秋広選手と大江選手が、荷物の整理のためにジャイアンツ球場を訪れました。秋広選手は阿部監督と連絡を取り「『いじってくれる人がいなくなるから寂しいと思うけど』と笑いながら言われ、思わず笑ってしまいました」と語りました。一方、大江選手は「必要とされていることが純粋に嬉しいですし、ソフトバンクは強いチームと思うので、その力になれるように頑張ります」と意欲を見せました。

松山英樹「砂遊びは大変だった」5番で4打連続バンカー、1日合計11度もバンカー入れる

米男子ゴルフのトゥルーイスト選手権は11日、フィラデルフィアのフィラデルフィア・クリケットクラブ(パー70)で最終ラウンドが行われ、5位からスタートした松山英樹は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落とし、通算7アンダーの273で17位だった。○…トップとの4打差を追った松山はショットもパットも精彩を欠き「昨日(第3ラウンド)とスコアが10打、差がある。残念な一日になった」と悔しがった。パー5の5番は左のフェアウエーバンカーからの第2打が低く出て再びバンカーに落ちた。第3打、第4打もバンカーに入って5オン2パットのダブルボギー。この日は合計11度も入れてしまい「なかなかここまで入ることはない。砂遊びは大変だった」と苦笑した。フェアウエーを捉えたのも半分の7度だけだった。

【阪神】小幡竜平が「左下肢の筋挫傷」でリハビリのため登録抹消 藤川監督「長期化を避けるため決断」

阪神タイガースの小幡竜平内野手(24歳)は12日、出場選手登録を外されました。同日に病院で「左下肢の軽度の筋挫傷」との診断を受けたためです。小幡選手は11日の中日ドラゴンズとの試合(甲子園)で5回終了後に交代しました。さらに12日のチーム全体練習も欠席しています。阪神の藤川球児監督(44歳)は「長期化するよりは、登録を一旦外すという選択をしました。筋肉の問題は無理をするとシーズン全体に影響を及ぼす可能性がある。幸いなことに、他にも選手がいるので」と説明しました。小幡選手は4月20日から18試合連続で遊撃手として先発出場し、5月の打率は3割4分4厘と好調で、レギュラーとしての地位を確立する大きなチャンスを迎えていました。

【巨人】秋広優人、大江竜聖とソフトバンク・リチャードの2対1の交換トレードが成立 球団発表

巨人は12日、秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)とソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1の交換トレードが成立したことを発表した。巨人はここまで19勝16敗の貯金3でリーグ2位につけているが、不動の4番岡本和真内野手(28)が6日阪神戦(東京ドーム)で負傷。その後「左肘の靱帯(じんたい)損傷」と診断された。一般的には全治3カ月程度とみられており、前半戦での復帰は絶望的となっている。岡本の離脱後は、増田陸内野手(24)が一塁、坂本勇人内野手(36)が三塁で起用されていたが、長距離砲の内野手は補強ポイントだった。リチャードは、沖縄尚学から17年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団した。20年に支配下登録され、同年から5年連続ウエスタン・リーグ本塁打王。今季は自身初となる開幕スタメンの座を勝ち取るも、6試合で打率0割9分1厘と結果を残せず、2軍降格。2軍戦では21試合の出場で打率1割6分2厘、4本塁打、10打点の成績を残している。◆秋広優人(あきひろ・ゆうと)2002年(平14)9月17日生まれ、千葉県出身。二松学舎大付では通算23本塁打、投手で144キロを記録。20年ドラフト5位で巨人入り。22年に背番号を68から55に変更。23年、121試合に出場し10本塁打と台頭した。今季は5試合に出場し打率1割4分3厘、本塁打、打点なし。200センチ、100キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸2450万円。◆大江竜聖(おおえ・りゅうせい)1999年(平11)1月15日生まれ、神奈川県座間市出身。二松学舎大付では1年夏と2年春に甲子園出場。16年ドラフト6位で巨人入団。サイドスローに転向すると、貴重な中継ぎ左腕として1軍定着。21年に47試合、23年には32試合に登板した。173センチ、82キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸2450万円。◆リチャード(砂川=すながわ=リチャード)1999年(平11)6月18日生まれ、沖縄県出身。沖縄尚学から17年育成ドラフト3位でソフトバンク入団。父オブライエン・ジャンさんは米国人、母あけみさんは日本人。20年3月に支配下登録。ウエスタン・リーグでは昨季まで5年連続5度の本塁打王と3年連続4度の打点王を獲得している。オフには山川らと故郷・沖縄で自主トレを行った。189センチ、123キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1000万円。

インディーズを中心に日本でも大活躍したサブゥーさんの訃報、新日本プロレスではIWGPジュニアヘビー級王者に輝く

アメリカの最大プロレス団体WWEは11日、「サブゥー」として名を知られたテリー・ブランクさんが60歳でお亡くなりになったと公式サイトで発表しました。 WWE殿堂入り選手である“アラビアの怪人”ザ・シークの甥であるサブゥーさんは、アメリカのECWで活躍し、椅子やテーブル、有刺鉄線を使ったハードコア・レスリングの先駆者として知られるようになり、国民的スターとなりました。 サブゥーさんは日本でもFMWのリングを中心に活動し、激しい試合スタイルで多くのファンの心を掴みました。インディー団体での活動を愛する彼ですが、新日本プロレス、全日本プロレスにも参加し、新日本プロレスではIWGPジュニアヘビー級王座を手にしたこともあります。 WWEによると、サブゥーさんの功績の一つに、生まれ故郷デトロイトで行われたレッスルマニア23で、同じECWオリジナルメンバーであるサンドマン、トミー・ドリーマー、ヴァン・ダムと共に8万人以上のファンの前での勝利があるとされています。 サブゥーさんは今年4月18日にアメリカのGCWリングで引退試合を行ったばかりで、訃報はわずか3週間後に届きました。WWE、AEW、GCWなど多くのプロレス団体が彼の死を悼んでいます。

【ソフトバンク】「ロマン砲」リチャード放出で巨人秋広優人&大江竜聖をトレードで獲得/解説

12日に、ソフトバンクと巨人の間で、ソフトバンクの内野手リチャード(25)と巨人の内野手秋広優人(22)および投手大江竜聖(26)の2対1交換トレードが成立したことがわかりました。ソフトバンクは開幕から多くの選手が怪我で離脱しており、周東、近藤、正木が不在で、DH兼外野手であった柳田もチームを離れました。小久保監督はこの状況を「異常事態」と表現しており、ベテランの中村が一塁を守るという異例の選択がされています。秋広の獲得により、一級品の打撃力を持ちながら、守備では両翼と一塁もこなせる柔軟性が期待されます。昨年は自己最多となる121試合に出場し、打率2割7分3厘、10本塁打、41打点という成績を残しました。秋広のパンチ力ある打撃で中村の負担減を目論見、白羽の矢が立てられました。中継ぎの左腕として期待されている大江も、ソフトバンクの補強ポイントに合致しています。ソフトバンクでは長谷川が左肘のトミー・ジョン手術を3月21日に行い、昨季32試合に登板した彼も今季絶望となっていました。さらに、昨オフにトレードで獲得した浜口は、難病「胸椎黄色靱帯骨化症」の手術と左肘関節クリーニング手術を受け、復帰には3~4カ月かかる見込みです。1軍のブルペンにいる左腕は、長時間リリーフが可能な松本晴と、勝ちパターンのヘルナンデスのみです。大江にはワンポイントでの柔軟な起用が期待されているようです。ソフトバンクで「ロマン砲」と形容されていたリチャードは、その天真さと主砲山川が認めるパワーを持っていました。放出は名残惜しいですが、チームは2連覇を目指す中での緊急事態に直面しています。現在借金「2」で4位と苦しんでおり、上昇を目指して動いた決断です。◆リチャード(砂川=リチャード)1999年6月18日生まれ、沖縄県出身。沖縄尚学高校から2017年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。アメリカ人の父、ジャンさんと日本人の母、あけみさんの間に生まれました。2020年3月に支配下登録され、ウエスタン・リーグでは昨シーズンまで5年連続本塁打王、3年連続打点王に輝いています。オフシーズンには、山川選手らと共に沖縄で自主トレに励みました。身長189センチ、体重123キロ。右投げ右打ちで、今季の推定年俸は1000万円です。◆秋広優人(あきひろ・ゆうと)2002年9月17日生まれ、千葉県出身。二松学舎大学附属高校では23本塁打を記録し、投手としても144キロを誇る選手でした。2020年ドラフト5位で巨人に入団し、2022年に背番号を68から55に変更しました。2023年には121試合に出場し10本塁打をマークしましたが、今季は5試合に出場し打率1割4分3厘、本塁打なし、打点なし。身長200センチ、体重100キロ。右投げ左打ちで、今季の推定年俸は2450万円です。◆大江竜聖(おおえ・りゅうせい)1999年1月15日生まれ、神奈川県座間市出身。二松学舎大学附属高校では1年夏と2年春の甲子園に出場。2016年ドラフト6位で巨人に入団し、サイドスローに転向したことで、中継ぎ左腕として貴重な存在になりました。2021年には47試合、2023年には32試合に登板しています。身長173センチ、体重82キロ。左投げ左打ちで、今季の推定年俸は2450万円です。

【巨人】阿部慎之助監督下での5度目のトレード成立、2024年6月の松原と若林の交換以来

巨人の秋広優人内野手(22)と大江竜聖投手(26)が、ソフトバンクのリチャード内野手(25)と交換されるトレードが成立しました。この動きは、阿部慎之助監督(46)が就任してから5件目のトレードとなります。松原選手と西武の若林選手が交換された2024年6月以降、初めてのトレードです。 現在、巨人は19勝16敗でリーグ2位を維持していますが、主力の岡本和真内野手(28)が阪神戦での負傷により、「左肘の靱帯損傷」と診断されました。一般的な治療期間は約3ヶ月とされ、前半戦での復帰は難しい状況です。この間、増田陸内野手(24)が一塁、坂本勇人内野手(36)が三塁を守ってきましたが、長距離砲を持つ内野手が求められていました。 リチャード選手は沖縄尚学高出身で、2017年に育成ドラフト3位でソフトバンクに入団しました。2020年から支配下登録され、5年連続でウエスタン・リーグ本塁打王を達成しています。今シーズンは開幕スタメンの座を獲得するも結果が出ず、2軍に降格しました。2軍では、21試合で打率1割6分2厘、4本塁打、10打点の成績を残しています。   以下は、阿部監督が就任してからのトレードの詳細です。   ◆23年11月 巨人ウォーカーとソフトバンク高橋礼、泉との交換   ◆23年11月 巨人(金銭)とオリックス近藤とのトレード   ◆24年3月 巨人若林と日本ハム郡との交換   ◆24年6月 巨人松原と西武若林の交換   ◆25年5月 巨人秋広、大江とソフトバンク・リチャードの交換