Day: May 11, 2025

モナコ南野拓実が地元紙のベスト11に「重要なゴール」で選出、欧州CL出場権確保

フランスリーグ第33節で行われたホームでのリヨン戦において、モナコのMF南野拓実(30)が先制ゴールを決め、フランス紙「レキップ」で高く評価され、今節のベストイレブンに選ばれました。同紙は、カマラやGKケーンらと並び、南野にチーム最高得点となる7点(10点中)を与えました。南野(7)「彼のゴールは非常に重要でした。大半を自らの力で前進し、チャレタツァルを引き付けて正確なシュートを決めました(62分)。この得点の前にも、モナコのもっとも美しい2つのチャンス(17分と26分)をすでに作り出していました」 この試合で南野は今季6点目を記録し、チームは3位以内を確定させ、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得しました。モナコは、17日の最終戦でアウェーのランス戦に臨みます。(松本愛香通信員)

マルティネス、井岡に判定勝利「本物の戦いを体感した。彼が懸命に努力したことは明らか」

元世界4階級制覇の王者で、WBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(36=志成)は、世界戦で初めて連敗を味わいました。昨年7月の初対戦で判定負けを喫した同じ対戦相手であるフェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)との再戦に挑みましたが、12ラウンド0-3で判定負けを喫しました。これにより、過去の世界戦再戦で無敗を保っていた井岡の3勝のデータが崩れ、約10カ月ぶりの世界王座復帰を逃しました。試合後、マルティネスはリング上で喜びを表しました。「日本の皆様にご満足いただけたと思います。私はリング上ですべてを出し切りましたし、井岡選手もそうだったと思います」と語りました。そして「皆様の前で本物の戦いをお見せできて嬉しいです」と言いました。井岡との再戦について語り、「井岡選手は前回以上に、非常に努力を重ねていた。その成果は明らかだった。彼は私に大きなプレッシャーを与えてきた」と試合を振り返りながら、その努力を称賛しました。その上で「私も懸命に練習し、リング上で全力を尽くしました。このリングで本当に強い2人がすべてを出し切れたと思います」と、試合に対して満足感を表しました。井岡の実力を認めるとともに、その挑戦を退けたことを誇りに思っている様子でした。

井岡一翔が王座奪取失敗、ダウン奪うも0-3判定負け 世界戦リマッチ全勝データ崩れる

WBA世界スーパーフライ級6位井岡一翔(36=志成)が約10カ月ぶりの「因縁マッチ」に敗れ、世界王座を取り戻せなかった。昨年7月の初対決で判定負けを喫していた無敗の同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)との再戦に挑み、0-3の判定負け。10回には左フックでダウンを奪ったが、競り負けた。過去の世界戦の再戦で3戦全勝というデータが崩れ、リベンジに失敗した。世界王座奪取の国内最年長記録も更新できなかった。   ◇   ◇   ◇終盤で執念の1発をねじ込んだ。10回、井岡は左フックでマルティネスからダウンを奪った。手数多く攻める無敗王者を止めたが、ポイントでは競り勝つことができなかった。0-3の判定負けを耳にした井岡が両肩を落とすしかなった。マルティネスとの再戦は昨年大みそかに1度は決まっていたが、来日後に王者のインフルエンザ感染で試合前日で中止に憂き目にあった。井岡は「あの日、とても残念な、複雑な気持ちはあったが、自分の中の気持ちとしては歩みを止めるつもりはなかった」とポジティブ思考を貫いた。今年3月、仕切り直しの再戦が発表される間、マルティネスが同階級のスター選手でWBC王者ジェシー・ロドリゲス(米国)との統一戦交渉が行われているとの海外報道もあった。試合が決定する前までは葛藤もあったという。それでも取り組むべき練習に変わりなく、マルティネス対策を練り続けていた。「(マルティネスは)必ず超えたい壁。世界王座に返り咲いて、立ち上がる姿をみせたい」。初対決ではパンチを受けた時に髪の毛が大きくなびいたことでジャッジの印象が悪くなったと考え、短髪に変更。23年6月のジョシュア・フランコ(米国)戦以来、約1年11カ月ぶりのチャレンジャーの立場で、この10カ月間かけて蓄積してきたリベンジ魂をマルティネスにぶつけていった。元世界3階級制覇王者・長谷川穂積の保持する国内最年長の世界王座奪取記録(35歳9カ月)を更新することはできなかった。井岡は「何か続けていることが次の試合でこの記録がかかっているので何か意味をなせたらいいと思う」と記録も意識していたが、届かなかった。現役引退もよぎる年齢となる。スーパーフライ級にとどまり、再び世界王座を狙うのか。それとも日本男子初の世界5階級制覇を目指し、日本人王者が世界王座を独占しているバンタム級に転向するのか。36歳となった井岡の動向にも注目が集まる。【藤中栄二】▽王座を守ったマルティネスの話「井岡選手は前回に比べて、大変練習を積んできた。その成果がみてとれた。すごく練習してきたと思った。私に大変プレッシャーを与えた。私も練習してきた。本当に強い2人がこのリングの中ですべてを出した」◆ラウンドVTR(採点はニッカン独自)1回 マルティネスが積極的に前進する。強烈な左ジャブ連打。井岡は冷静に相手のパンチをみきわめてかわす。中盤にマルティネスが連打。井岡はロープを背負うも終盤は立て直す。マルティネス10-92回 マルティネスは左右のフックを決める。井岡は左ジャブをつきながら、左フックをクリーンヒットさせた。中盤マルティネスは右フックから連打。終盤もマルティネスが左ボディー、右フック繰り出す。井岡は交わしながらボディーを狙った。マルティネス10-93回 井岡が左ボディーを決める。ワンツーからボディー。右のショートも決めた。マルティネスは右フックを的確に決める。終盤は井岡が右ボディーをヒット。マルティネスは右フックを決めた。井岡10-9 4回 マルティネスは前半から左右のフックなど連打を繰り出す。井岡は左ジャブから反撃を狙う。終盤はボディー攻撃でマルティネスの動きが一瞬止まる場面も。井岡10-95回 開始からマルティネスが連打で井岡はロープ背負う。井岡も左フックで反撃。終盤、マルティネス連打も井岡は冷静にかわし、左ジャブからボディー攻撃を狙った。マルティネス10-96回 マルティネスが歩きながら連打。井岡は単発で返す。中盤からマルティネスは左フック、右の打ち下ろしを決める。終盤マルティネスの連打に井岡も対抗。激しい打ち合いに。終盤マルティネスは左フックを決めた。マルティネス10-97回 マルティネスは開始から連打。井岡は右ストレートで対抗。中盤、マルティネスが左右のフックを決める。終盤も手数はやまない。井岡は左ボディーで対抗した。マルティネス10-98回 マルティネスが左右のフックから上下に連打。井岡は左ボディー決めるも単発。終盤、マルティネスは連打。井岡も負けじと手を出す。マルティネスは残り10秒でも連打。マルティネス10-99回 マルティネスは左右の連打。井岡は左ボディー強烈。中盤は打ち合いに。マルティネスの右アッパー、右フックが決まる。中盤から井岡のボディーがきいたマルティネスの動きが明らかに落ちた。井岡10-910回 マルティネスが前に出て連打。井岡は左ボディーで対抗。中盤には左フックでダウンを奪う。井岡はラッシュ。マルティネスも対抗するが、井岡も止まらない。終盤は打ち合いに。お互いフラフラになりながらも打ち合う。井岡10-811回 井岡の左ボディーで、マルティネスの動きが止まりかける。井岡はカウンターの右ストレートを決める。終盤、井岡は連打を決める。マルティネスは前に出るも井岡はかわした。井岡10―912回 マルティネスは開始から前に出て連打。井岡も左ジャブをつきながら右ストレート、左右のボディー繰り出す。中盤も激しい打ち合い。終盤も互いにフラフラになりながら打ち合う。最後はノーガードの打ち合い。決着は判定に。井岡10―9◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平元)3月24日、大阪・堺市生まれ。興国高で史上3人目の高校6冠を達成。東農大2年中退で09年プロデビュー。11年に当時日本最速7戦目でWBC世界ミニマム級王座、12年にWBA世界ライトフライ級、15年に18戦目の当時世界最速でWBA世界フライ級王座獲得。17年に1度引退も18年に復帰。19年6月に再挑戦でWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し、日本初の世界4階級制覇を達成。23年2月にWBO世界同級王座を返上し、同6月にWBA世界同級王座を獲得。163センチの右ボクサーファイター。家族は夫人と2男。井岡一翔が国内最年長の世界王座奪取記録更新へマルティネスと対戦/ライブ速報

** かつての大関霧島、土俵下でのだめ押しに批判の声 **

** かつて大関として活躍した西関脇霧島(29=音羽山部屋)の対戦中に、豪ノ山(27=武隈部屋)に対する不適切な行動が話題となりました。激しい取り組みの末、霧島が右腕を差し込んで相手を寄り切った後、土俵を割った際に一度、さらに土俵下に落ちてからも再度、だめ押しを行いました。これに対し、NHKの解説者である舞の海秀平氏(57)は「これは良くないですね」と指摘。同じく解説者の琴風浩一氏(68)も「勝負が決まったらすぐに離れなければならない。師匠(元横綱鶴竜、現音羽山親方)が見守る中でのことですから、部屋に戻ったら叱責を受けるでしょう」と厳しいコメントを残しました。

【フィギュア】ピカチュウが滑った!田中刑事さん「オーラが…」岡崎朋美さん「国民的ヒーロー」

日本スケート連盟が主催する「ポケモンスケートチャレンジ」は、11日に本格的なスタートを切りました。KOSE新横浜スケートセンターにて、今季10回目となる初心者向け基礎スケート教室が開催され、新しいプロジェクトのオープニングイベントも併催されました。フィギュアスケートで2018年平昌五輪の代表だった田中刑事さん(30歳)、スピードスケートで1998年長野五輪女子500メートルで銅メダルを獲得した岡崎朋美さん(53歳)、ショートトラックで2017年冬季アジア大会男子5000メートルリレーで銅メダルを手にした村竹崇行さん(36歳)らと共に、ピカチュウが子どもたちの前に登場しました。その愛らしい姿に大盛り上がりで、岡崎さんは「ピカチュウは国民的ヒーローです。キャラクターも素晴らしいし、実際にピカチュウが滑る姿を見て、子どもたちも『ピカチュウが滑っているなら僕も!私も!』と感じてくれたと思います。ノートを全部埋めてほしいですね」と笑顔を見せました。今後は全国の対象リンクを訪れる子どもたちに「ポケモンスケートチャレンジ~めざせトリプルアクセル~」が配布されます。ここには、初級の「靴を履いて床に立つ」から始まり、上級の「片足軸でスピンを回る」まで、全52種類の練習項目が記されています。各項目を達成するたびに、こおりポケモンのシールを貼ることができ、初級、中級、上級の各級を達成すると特製バッジがもらえます。練習項目の作成に関わった田中さんは「誇りを持ってこのプロジェクトに関わっています。3カ月から半年くらいかかると思いますが、『ポケモンが大好き』『シールを集めたい』という動機で始めてもいいですし、スケートに興味を持つきっかけとしては、素晴らしいアプローチだと思います。それをきっかけにスケートを始めて、『こんな技があるんだ』と学んでいくうちに、すべてをクリアしても『続けてみたい』と思えるのが最終的なゴールです。そこから夢を抱けば、将来選手としてつながるかもしれません」と期待を込めました。当日、氷の上に立ったピカチュウについては「ピカチュウはやっぱりすごいですね。オーラがあります。悔しいというのは変ですが、まるで素晴らしい選手が滑っているかのようなオーラを感じました」と笑いを誘いました。トークショーで子どもたちにスケートの魅力を伝えた2006年トリノ五輪女子金メダリストの荒川静香さん(43歳)も「子ども時代の思い出にもなり、『ピカチュウがリンクにいたからまた行きたい』という動機でも良いと思います。このイベントがきっかけとなってスケートと出会い、将来素晴らしい選手になる可能性もあります。夢を持つ子どもや成長する人が一人でも増えれば、それは素晴らしい融合です」と胸を躍らせました。【松本航】

【西武】69年ぶり同一カード3連続完封、隅田知一郎は7回8Kで防0.98「大事な試合だった」

西武が69年ぶりの快挙を達成しました。ロッテとの3連戦で、1-0、7-0、10-0と3連勝。これは西鉄の時代、1956年6月19~21日に小倉豊楽園と平和台で行われた近鉄戦以来の同一カード3連続完封となります。活躍したのは与座海人投手(29)、今井達也投手(27)、そしてこの試合の隅田知一郎投手(25)という、先発投手陣でした。西口文也監督(52)は、「この3試合は先発がしっかりと自分の役割を果たしてくれた。バッテリーも素晴らしい試合運びを見せてくれた」と称賛しました。隅田投手は、7回を4安打、8奪三振で抑え、防御率0.98という再びの好成績を記録。「昨年、ロッテには(4勝21敗と)やられたので、3連勝するという強い気持ちで臨みました。本当に大事な試合でした。粘り強いチームに勝てて良かったです」と喜びを語りました。西武による3試合連続完封勝利は、2022年4月19~22日以来で、同一カードでの3連戦は、西鉄時代の1956年6月19~21日に近鉄との試合で畑→島原→稲尾の3投手が続けて完封して以来、2回目です。13日に行われるソフトバンク戦では、1993年8月に樹立した球団記録である4試合連続完封に挑みます。一方、ロッテにとっては、2022年4月17~20日以来、10回目の3試合連続完封負け、同一カードでの屈辱は大毎時代の1963年10月8、9日に行われた近鉄戦(9日はダブルヘッダー)以来で2度目です。

【阪神】藤川監督、6回途中交代の小幡竜平に「また改めてかなと…もう少し待ってもらいたい」

阪神タイガースの内野手、小幡竜平選手(24歳)がこの試合で途中交代となりました。彼は「7番・遊撃手」として試合に先発出場し、2回1アウトの場面で右前にヒットを放ち、さらに4回2死の場面では左前にヒット。しかし、6回表の守備で木浪聖也選手(30歳)と交代することになりました。藤川球児監督(44歳)は「また改めてになるかなと。もう少し待ってもらいたいかなと思っています。まだ本人と直接話せていないので」と控えめにコメント。何らかのアクシデントがあったのではないかという見解を示しました。小幡選手自身も「僕から言えることはありません。(今後のことについては)なんとも言えません」と口を開き、球場を後にしました。

救急搬送された藤田さいき、会場に戻り状況を語る「プレーオフ後の記憶が朧げに」

申ジエとのプレーオフの末に優勝を逃した藤田さいき選手(39歳、JBS所属)が、体調不良を公表しました。ホールアウト後には救急車で搬送されましたが、再び会場に戻り、取材に応じました。大会の2日目には39度の高熱が出るなど、苦しいコンディションの中で4日間を戦い抜きました。プレーオフを終えた後は歩行も困難となり、関係者に背負われて会場を後にしました。「プレーオフ後の記憶が朧げに残っています」と彼女は語ります。病院での検査の結果、「コロナやインフルエンザはすべて陰性」と判明しました。試合の合間には、ハンカチで口元を押さえる様子も見られました。「気管支に問題があり、今日は体調が優れない上に熱中症の症状も出ていました」と述べました。▽藤田選手と同組でラウンドし、プレーオフの末に勝利を収めた申ジエ選手のコメント:「(藤田選手が)体調不良の中でも全力で頑張る姿に勇気をもらいました。心を打たれました。藤田さんがメジャーで優勝したいという気持ちも理解しています。」

【ボクシング】井岡一翔が国内最年長記録かけ王者マルティネスと10カ月ぶり再戦/ライブ速報します

井岡一翔(36=志成)が約1年11カ月ぶりのチャレンジャー魂を燃やし、フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)との約10カ月ぶりの再戦に挑む。 ニッカンコムでライブ速報します。 写真に納まるラウンドガール。左からRika、倭早紀、さかいゆりや、叶園ちさ(撮影・垰建太) 写真に納まるラウンドガール。左からRika、倭早紀、さかいゆりや、叶園ちさ(撮影・垰建太) 関連記事 井岡一翔「何か意味なせたら」国内最年長の世界王座奪取記録更新へ「KOではっきりと決着つける」 連日サングラス姿の王者マルティネス「恥ずかしがり屋なので」井岡一翔と再戦前に「弱点」明かす 井岡一翔    フェルナンド・マルティネス ◆試合経過 1回 比較表 【イラスト】井岡一翔vsマルティネス WBAスーパーフライ級比較表 日本人王者の世界戦KO数 【イラスト】日本人王者の世界戦KO数 日本男子の世界王座奪取の年長ランク 【イラスト】日本男子の世界王座奪取の年長ランク

【日本ハム】古林睿煬がプロ初完封、98球でマダックスも初達成 台湾時代を含めての快挙

日本ハムの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24歳、台湾の統一ライオンズ出身)が、9回を投げ切り98球で2安打完封勝利を果たし、「マダックス」と呼ばれる100球未満での完封を達成しました。この快挙は、古林が台湾でのプレー時代を含めてもプロ初の完封勝利となり、初のマダックス達成となりました。