マルティネス、井岡に判定勝利「本物の戦いを体感した。彼が懸命に努力したことは明らか」

0
202505110002278-w500_0

元世界4階級制覇の王者で、WBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(36=志成)は、世界戦で初めて連敗を味わいました。昨年7月の初対戦で判定負けを喫した同じ対戦相手であるフェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)との再戦に挑みましたが、12ラウンド0-3で判定負けを喫しました。これにより、過去の世界戦再戦で無敗を保っていた井岡の3勝のデータが崩れ、約10カ月ぶりの世界王座復帰を逃しました。

試合後、マルティネスはリング上で喜びを表しました。「日本の皆様にご満足いただけたと思います。私はリング上ですべてを出し切りましたし、井岡選手もそうだったと思います」と語りました。そして「皆様の前で本物の戦いをお見せできて嬉しいです」と言いました。

井岡との再戦について語り、「井岡選手は前回以上に、非常に努力を重ねていた。その成果は明らかだった。彼は私に大きなプレッシャーを与えてきた」と試合を振り返りながら、その努力を称賛しました。その上で「私も懸命に練習し、リング上で全力を尽くしました。このリングで本当に強い2人がすべてを出し切れたと思います」と、試合に対して満足感を表しました。

井岡の実力を認めるとともに、その挑戦を退けたことを誇りに思っている様子でした。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *