【日本ハム】金村尚真、ダルビッシュ以来の快記録 3戦連続完封逃すも1失点完投で3勝目

日本ハムの金村尚真投手(24歳)が、9回を投げ切り7安打1失点での完投勝利を収め、今シーズン3勝目を達成しました。これまでの2勝はいずれも完封勝利だったため、完封→完封→完投という形での3勝目となったのです。この快挙は、シーズン1勝目から3勝目までをすべて自分一人で投げ切って達成したとして、球団では2007年のダルビッシュ投手以来(完投→完投→完封)となります。
金村投手は、4月27日のロッテ戦で敗れた後、一度1軍から外れましたが、中11日での登板となりました。この試合では序盤からスプリットが低めに決まり、テンポの良い投球を披露しました。2回には楽天のフランコ内野手(32歳)、鈴木大地内野手(35歳)、村林一輝内野手(27歳)を3者連続で三振に仕留め、5回と7回には併殺でピンチを切り抜けました。
試合の終盤、1点差の9回には1死二、三塁のピンチを切り抜け、そのまま勝利を手にしました。新庄剛志監督(53歳)は試合後に「しんじょう(心臓)に悪い試合でした。あとは選手に聞いてあげて」とコメントしています。チームは引き分けを挟んでの2連勝となり、貯金を今季最多タイの「4」としました。