【中日】井上監督が新聞報道にメラッ「お得意の竜を退治…どうたら、こうたらと」/一問一答
9日の阪神戦が雨天で中止となり、中日の井上一樹監督(53)は前向きにその事態を受け止めた。チームは甲子園の室内練習場で調整を行った。以下は練習後の一問一答です。 -もう1日、休みが追加になりましたね。 9連戦も我々の仕事の特性みたいなものですが、(休みが)1日ではなくて2日に増えたことは確かですね。土のグラウンドで滑ってケガをするのが一番嫌ですから。それだけ故障者が増えている中で、中止はありがたいです。そういう意味での大きな決断です。 -高橋宏斗選手への期待はどのようなものですか? 1日ずれることで支障が出るとは思いません。彼自身、いつも「大丈夫」と言っています。前回のリベンジに燃えていると感じています。相手は村上ですね。どこかの新聞で「お得意の竜を退治」と書いてありましたが、私はあまり悪いイメージは持っていません。明日がデーゲームですしね。 -金丸選手を帯同させている理由は? 投球の有無に関わらず、まだまだルーキーですから、1軍の遠征に同行するのは初めてです。現地で学べることややりたいこともあるでしょうし。2軍も遠征中で、そこに置いておくよりは、一緒に連れてきた方がいいと思った次第です。彼もこちらの出身ですし、早く慣れてもらうためです。 -スライド登板についてどう考えていますか? 雨の影響で試合が順延される中で、スライドさせるかどうか悩む選手もいます。宏斗や松葉は飛ばしたくないですね。 -金丸選手について、高橋宏斗選手も3年前、試合に出なくても1軍について行かせましたが? 高橋の場合は高校卒業後で、金丸の場合は大学卒です。その差があります。当時は学ばせるための判断だったと思います。今はルーキーということで、一緒にいても調整は大丈夫かという部分もあります。しっかり様子を見て、目の届く範囲に置いておきたいですね。2カ月、3カ月、半年経ってからまた考えることになると思いますが、現時点ではまだ少し早いかもしれません。 -金丸選手は中10日、11日、12日と開けての登板ですが、どう考えていますか? 個人的には、あまり日程を空けすぎるのは好きではないですね。丁寧に、大事にというのは分かりますが、間を空けすぎるのは避けたいと思っています。 -東京ドームでの登板については? 天候の影響や、他の投手の状態も見つつ、間隔を10日か11日か、あるいは13日にするか決めていきます。 -可能性について それは、誰にでもあります。